中庭

学校日記 school diary

校長室より

  • 中秋の名月 no.840

    公開日
    2024/09/17
    更新日
    2024/09/17

    校長室より

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    今夜は、中秋(ちゅうしゅう)の名月を観られるでしょうか?

    旧暦の毎月十五日の夜を十五夜と呼び、旧歴8月15日の月は特別に中秋の名月として、古くから親しまれています

    旧暦では7月から9月を秋としていますから、旧暦8月15日がちょうど秋の真ん中ということで、旧暦8月15日夜に昇る月を中秋の名月と呼ぶようです

    平安時代、貴族たちはこの日にお月見を楽しんだようです

    月を眺めながら和歌を詠む「観月の宴」では、池に月を映して風景とともに楽しむなど、貴族は雅に楽しんでいたようです

    この時期の空気は春や夏に比べて乾燥しており、空気が澄んで星がくっきり見えるため、一層月の存在感は夜空に映えるのです


    中秋の名月というと満月をイメージする人が多いですが必ずしも中秋の名月が満月とは限りません

    中秋の名月は新月からの日数で決まり、満月は太陽と地球と月の位置関係で決まるために、ずれが生じるのです

    2021年から2023年は3年連続で満月の日が一致していたため、一層そのイメージが強くなっているかもしれません

    ただし、今年9月の満月は、明日9月18日です


    そう言ったお話も含めて、今月に入ってから図書室では司書が中秋の名月に関連する書籍などを紹介しています

    出中生のみなさんにもぜひ手にとってみてはいかがでしょう

    新しい世界が開けるかもしれませんよ



    わたしが小さい頃、今は亡き父が近所の人と近くの山のてっぺんで月見酒に興じていたのですが、帰ってきてから「寒かった」といっていたことを覚えており、なぜかこの時期になるとはっきりと思い出します

    残暑つづく今年の気象ですが、そろそろ秋の気配も感じられるようになってきています

  • ・・・の秋 no.839

    公開日
    2024/09/17
    更新日
    2024/09/17

    校長室より

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    芸術の秋

    スポーツの秋

    食欲の秋

    ・・・の秋


    この3連休も出中生は様々な場所でその力を発揮していました

    砺波地区中学校新人大会陸上競技は小矢部陸上競技場で行われ、今までの練習の成果を存分に発揮して、男子1位、女子1位、そして総合1位となりました

    結果もさることながら、自己ベストを出した出中生には自信をもって、次に向けて頑張ってほしいと思います

    開会式の激励の言葉は出中生に伝わっただろうか?

    少しでも何かを感じてくれたらうれしいです


    その後、チューリップ四季彩館へ向かい、砺波地区アートワーク大会の開会式にお邪魔しました

    今年度は活動の様子を観ることは叶いませんでしたが、出中生のワクワク・キラキラした表情を観られて、うれしい気持ちで愛知県へ向かいました

    愛知県稲沢市の名古屋文理大学文化フォーラムで行われる、NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクールに出場する、合唱部を応援するためです

    結果は銅賞!(※東海北陸ブロックコンクール 審査結果

    他の学校が上限ぎりぎりの35名編成で大会に臨む中、10名強で臨んだ出町中学校合唱部

    その歌声を会場に響かせ、多くの聴衆を魅了したとわたしは思っています

    少なくともわたしは感動しました

    このNコンは、全日本合唱コンクールとはまた違う趣旨があるのだなぁということも実感しました

    わたしの中では金賞です


    そして翌日は氷見市ふれあいスポーツセンターで北陸マーチングコンテストがあり、吹奏楽部が出場しました

    壮行演奏のときよりも本番での響き、パフォーマンスともぐっと良くなっていたとわたしは感じました

    結果は金賞!!(※北陸マーチングコンテスト

    県代表は逃しましたが、金賞であることは誇りとしてよいと思います

    限られた中でよくやったと思うからです


    出中生のがんばる姿を観られ、とても充実した3連休でした

    ありがとうございました

  • 応援したい no.838

    公開日
    2024/09/13
    更新日
    2024/09/13

    校長室より

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    本日「壮行会・壮行演奏会」を実施しました

    壮行されたのは次の大会等に参加する出中生です


    「砺波地区中学校新人大会」

    「富山県中学校駅伝競走大会」

    「みんなでつなごうリレーフェスティバル2024」

    「北陸マーチングコンテスト」

    「NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクール」

    「中部合唱コンクール」

    「自然科学観察コンクール」


    出町中学校文化・体育後援会の吉澤副会長が参加くださり、激励の言葉をいただきました


    わたしも激励の言葉を送りました

    今回の壮行会は7つの大会、フェスティバル、コンテスト、コンクールの壮行会ですが、ぜひ、日時や場所は違えども、同じ時期に共に本気でがんばる出中生がいることを感じて欲しいこと

    そして、そんなみんなを、ここにいる出中生や教職員、文化・体育後援会のみなさんをはじめ、地域のみなさん、保護者の皆さん等、応援してくれる人がいることを感じて欲しいこと

    今日、伝えたかったのはこのふたつでした

    しんどい時、心が折れそうなとき、このふたつを思い出して、今までがんばってきた自分を信じてやり切ってほしいと思うのです


    さっそく明日は砺波地区中学校新人大会の陸上競技が小矢部陸上競技場、NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクールが名古屋文理大学文化フォーラムであります

    また、美術部は砺波市美術館で開催されるワークショップに参加して、自分の技術を磨きます

    それぞれの場所で本気・根気・元気にチャレンジする出中生を応援する人のひとりとして、わたしも精一杯応援します

    がんばろう、出町中学校!

    がんばろう、出中生!!


    プログラム最後は吹奏楽部の壮行演奏でした

    北陸マーチングコンテストに出場する吹奏楽自身の応援だけでなく、また、今日壮行された出中生だけでなく、会場に居たすべての人の応援にわたしは感じました


    グッと来たのは、歳のせいだけではないと思います

  • みえないものとは no.837

    公開日
    2024/09/12
    更新日
    2024/09/12

    校長室より

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    前の記事で、学校で勉強する理由のひとつは、「みえないものを、みえるようにするため」と書いたところ、何人かに「それは何か?」尋ねられました

    わたしの記事を読んでもらっていること、また、疑問点についてストレートに尋ねてもらえることに感謝です


    「みえないもの」はいろいろ思い浮かびますが、「みえないもの」と聞いてわたしが真っ先に思い浮かぶのは、宮澤章二氏の詩です


      「行為の意味」     宮澤 章二


     あなたの心はどんな形ですかと 人に聞かれても答えようがない

     自分にも 他人にも心は見えない

     けれどほんとうに見えないのであろうか


     確かに心はだれにも見えないけれど 心づかいは見えるのだ

     それは 人に対する積極的な行為だから

     同じように胸の中の思いは見えないけれど 思いやりは見えるのだ

     それは 人に対する積極的な行為なのだから


     あたたかい心が あたたかい行為になり

     やさしい思いが やさしい行為になるとき

     心も思いも、初めて美しく生きる

     それは 人が人として生きることだ

      ※「青春前期のきみたちに: 詩人宮澤章二の77のメッセージ」より

        著者:宮澤 章二 出版社: ごま書房新社 発売日:2006.3.1


    宮澤 章二 氏

    埼玉県羽生市出身で、東京大学文学部美学科卒業後教師となり、埼玉県立不動岡高等学校時代に、疎開のため加須市に住んでいた作曲家の下総皖一氏と出会ったことで、詩人・作詞家としての活動が始まります

    校歌、合唱曲、童謡等の作詞を多数手がけ、『ジングルベル(Jingle Bells)』の訳詞者(※複数の歌詞が発表されているため、訳詞者は複数存在)としても、知られています

    上の詩はACジャパンのCM(YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=fkEdeBFMEHM)で有名になりました

    この詩に、学校で学ぶ「みえないもの」のひとつが分かりやすく表現されていると思います


    今朝から、生徒玄関でアルミ缶回収が行われています

    この光景も、「みえないもの」を感じさせるひとつです

    出中生一人一人にとってその感じ方は違うでしょうが、多くの出中生の刺激となることでしょう


    「ヒトは人の間で人間になる」とは、よく言ったものだと思います


    本校の図書室に、「新装版 行為の意味」「行為の意味 青春前期のきみたちに」の2冊があります

    ぜひ手にとって読んでもらいたい本です

     ※今、わたしが借りており、明日には返却します


    蛇足

    昨日から校長室前の掲示板に、Antoine de Saint-Exupéryの文章を再掲示しました

    「On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux.」

    (心で見なくては、ものごとはよく見えないってこと かんじんなことは、目に見えないんだ)

    「星の王子様」の第21章で、キツネが王子さまとの別れ際に言ったセリフです

  • みえないもの no.836

    公開日
    2024/09/11
    更新日
    2024/09/11

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    1年生の理科の授業で、みんなが顕微鏡を覗いていました

    「何か見えますか?」と、わたし

    「はい、見えます、見えます」と、うれしそうに答えてくれる出中生たち

    中には、「うーむ」と悩ましく返す出中生もいましたが、みんな何やら楽しそうです

    「ちょっと見せてもらっていいですか?」とお願いすると、「どうぞ、どうぞ」とみんな親切です

    そして、顕微鏡を覗かせてもらうと、様々な結晶が観られました

    不思議です

    水溶液は無色透明で、何も見えないのですが、加熱して水を蒸発させてその量を減らすと、水に溶けていた物質(溶質)が析出します

    再結晶です

    やはり、不思議です

    理屈では分かっていても、目の前で起こる現象は不思議なのです


    帰宅途中、夜空を見上げます

    西の空に月がほっそりとした姿で浮かんでいます

    そのほっそりした月には何やら模様が見えます

    天体望遠鏡を使ってみるとぼこぼこ(クレーター)をはじめ、表面の違いが観えます

    見えているのに見えていないですね


    意識して見ていないから見えないもの

    意識しても見えないもの

    人間は今まで意識しても見えないものを観るために、試行錯誤を繰り返してきました

    それは単純に言えば探求心であり、言動の源はとてもシンプルなのかもしれません


    「学校で勉強するのはなぜか??」

    よく問われることです

    わたしはその答えのひとつに、「みえないものを、みえるようにするため」があると思っています

    1人だけで学習していても「みえないものが、みえるようになりにくい」内容もあると、わたしは思っています

  • 若い感性 no.835

    公開日
    2024/09/11
    更新日
    2024/09/11

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    9月7日から9月10日まで、富山県民会館 美術館・地下展示室・ギャラリーで第49回富山県青少年美術展が開催されていました

    出中生も出品しており、彫刻部門で2年生が銀賞、3年生が佳作を受賞しました

    また、工芸部門では2年生9名、1年生3名が入選、絵画部門では3年生2名、2年生3名、1年生1名が入選しました

    高校生も出品している美術展の中で、出中生の作品の多くが評価されました

    どの作品も若い感性があふれんばかりに表現されており、とても刺激を受けました


    また、8月に行われたNHK全国学校音楽コンクール富山県大会の様子が9月7日(土)に放送されました

    わたしは所用で見逃してしまったのですが、見逃し配信で視聴しました

    9月21日(土)午後3時20分までNHKプラスの見逃し配信で視聴可能です


    どちらも若い力があふれています

    青少年美術展は終了しましたが、合唱の様子はまだ視聴できますので、視聴可能であればぜひご覧いただければと思います

    美術作品については、10月の和鍾文化祭でご覧いただけます

  • おとなも学び no.834

    公開日
    2024/09/10
    更新日
    2024/09/10

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    昨日、6月3日に引き続き、貝塚市立西小学校 校長 川﨑 雅也 先生をお迎えして研修会を実施しました

    今回は各学年の 特別の教科 道徳( 以下 道徳科)の授業を参観後、人権教育、心の教育についてご指導いただきました

    わたしが心に残ったのは、「ひとつをしっかりと問う」ことと、「にこやかに授業してほしい」ことです

    特に、にこやかに授業してほしいについては、「明るい未来のために、楽しく授業してほしい」と

    確かに、緊張のせいかこの日の授業はいつになく授業者は硬かったように感じます

    また、「ふりかえりの時間を確保する」という話もあり、本校でも大切にしたいと思っているところです


    いつも同様、出中生も教師も「本気・根気」で授業や研修会に臨んでいる姿を観られてうれしかったです

    授業中、出中生が教師の話を聴いている目、振り返りの時間に自分自身と本気で対話している姿、全体研修における教師の川﨑先生の話を聴いている目、そしてグループでワイワイと今日の授業について分析しよりよい授業をつくろうとする教師の姿・・・


    課題とは、何かに取り組めば取り組むほど生まれるものであり、その課題を克服することで、よりよい出町中学校になっていくと思っています

    失敗しない一番の方法は何もしないことと言います

    しかし、それでは成長などありません

    やはり、勇気をもって一歩踏み出すことで、課題にぶつかることもありますが、そこでへこたれてはならないのです

    脱皮しない蛇は滅びるのです


    川﨑先生、遠路はるばるありがとうございました

    そして、毎回多くの刺激をいただき、ありがとうございます

  • お願い no.833

    公開日
    2024/09/06
    更新日
    2024/09/07

    校長室より

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    本日、3年生保護者のみなさんへ、県立高校インターネット出願手続きに関するお願いを配付しました

    令和7年度富山県立高等学校入学者選抜におけるインターネット出願操作テストの実施について(お願い)」です

    今年度から県立高等学校の出願方法が、インターネット出願となることにより、この時期にインターネット出願システムへの接続を確認することと、インターネット出願に係る手続きを経験することがその目的です

    「出願操作テスト」ですが、予め入力しておくことで本入力の際にはその行程を省略できることなどから、みなさんに仮登録を済ませていただきたく、お願いすることとしました


    入試に関しては、学校教育の中で決して間違いがあってはならない業務のひとつです

    新しく何かを導入する場合、準備段階で課題が判明する場合があります

    どうかこれらの主旨をご理解の上、ご協力をよろしくお願いします

    なお、学校認証コード等、関係者以外に伝わることがないように配慮願います

  • いただきもの no.832

    公開日
    2024/09/05
    更新日
    2024/09/05

    校長室より

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    帰りの会が終わって部活動に向かう時間

    「さようなら」「こんにちは」・・・元気に声をかけてくれる出中生

    そして、玄関に向かう出中生や、玄関を出て活動場所へ向かう出中生を見ていると、この時間帯になると何とも表現できない心もちになっていた中学生の頃の記憶が、ふっと湧いてきました

    部活動へ向かう心の重さなのか、学習が終わったという解放感なのか、・・・何だったのだろう?

    毎日、出中生からはいろいろと刺激をもらっています

    ありがたいことです


    その前には校長室へ来訪者が

    こんこんとノックの音

    「はい、どうぞ!」と、答えるものの、誰も入ってこない

    そしてまたコンコンとノックの音

    先ほどよりボリュームを上げて「はーいっ!どうーぞっ!!」と答えます

    すると、「どうぞだって、どうしよう」という声が聞こえます

    「どうぞ入ってください!!!」と言うと、ようやく「失礼します」と二人の出中生が入ってきました

    その手にはビニール袋が・・・

    あ!!午後に畑へ作物の様子を見に行ったふたば学級の○○さんと□□さんです

    「お!!収穫してきたのかぁ」と尋ねると、「どうぞ」とその袋を渡してくれました

    赤いピーマンと、中にトマトも入っていました

    「え?いただいてよいの??」

    「はい。赤いピーマンは苦くないからおいしいですよ」と教えてくれました

    収穫物だけでなく、刺激も一緒にいただきました


    なんだか、純粋にうれしいのです

    出中生の笑顔をはじめ、その言葉やその姿

    そのすべてが刺激です

    「自分はいったい何をしているのだろう」と、振り返らせてくれる刺激です


    「本気・根気・元気 そして、勇気」と、出中生に向かって発信していますが、自分自身はどうなのだ!?

    出中生に負けずにがんばらねば!と、思わせられるのです


    出中生よありがとう

    出中生だけでなく、出中生の成長を願い奮闘する教職員にも感謝です

    そして、温かく見守り支援していただいている保護者や地域のみなさんにも感謝です


    やはり、わたしは幸せなのです

    ありがたし

  • たそがれ no.831

    公開日
    2024/09/04
    更新日
    2024/09/04

    校長室より

    今朝の空気は、秋を感じさせてくれました


    秋の空気感や秋のにおいがわたしは好きです

    そして、秋の夕方の日没前から黄昏時にかけての時間帯が好きです


    黄昏(たそがれ)

    「たそがれ」と言っても、ウェスタリス(架空の国)に所属し、精神科医ロイド・フォージャーに扮する凄腕スパイのコードネームではありません

    オペレーション・ストリクスという任務を課された人物のことではないのです

    ・・・いつも以上に意味不明の冒頭説明がくどすぎますね



    万葉集 第10巻2240番

    誰彼 我莫問 九月 露沾乍 君待吾」

     柿本朝臣人麻呂


    誰(た)そかれと 我れをな問ひそ

      九月(ながつき)の 露(つゆ)に濡れつつ 君待つ我れを)

    「そこに居るのは誰なの?と、わたしに聞かないでください

      9月の 露に濡れながらあなたを待っているわたしのことを」


    夕暮れ時になると、暗くなってきて人の顔の識別がつかないようになります

    「そこにいるのは誰ですか?」「誰そ彼(誰ですかあなたは)?」と尋ねた時間帯を、「たそかれどき」と呼び、江戸時代になるまでに「たそかれ」となったとか

    つまり、「誰彼」の「誰そかれと」が「黄昏」の語源ということです

    特に「秋の日は釣瓶落とし」と言われるほど、急に暗くなるように感じられますから、ちょうど秋を感じるこの時期は「黄昏(たそがれ)」という情景がマッチするようにわたしは感じます

    まあ、柿本朝臣人麻呂が詠った9月は現在の10月から11月ですから、一層そうなりますね

    今日の日没は18時16分頃

    その後、人の顔が判別できないほど暗くなった、薄暮の先のイメージでしょうか

    今は街灯が整備され、夜でも他の人の表情が見える環境になっていますが、日没直後で雲のない西の空に赤さが残る頃からもっと暗くなる時間帯は、この秋が似合うように感じます


    「黄昏時(たそがれどき)」とか、「黄昏れる(たそがれる)」と動詞形もあります

    また、比喩として「最盛期は過ぎたが多少は余力があって、滅亡するにはまだ早い状態」を表すことがあり、人生の盛りを過ぎて衰えることと重ねて「黄昏た人」と使われることがあります


    ううむ、わたしもその時期に突入かもしれません

    なんだか急に寂しくなってきました

    これも秋のせいでしょうか・・・


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  • ハラハラ no.830

    公開日
    2024/09/03
    更新日
    2024/09/03

    校長室より

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    台風10号の影響でハラハラのし通しだったここ数日

    9月1日に東海道沖でほぼ停滞し、午後には熱帯低気圧に変わりました
    そこで困ったのが、台風ではなくなった直後から、気象庁の進路予報が発表されなくなったことです
    それまではおなじみの予想進路到達区域を円で表した図で、分かりやすく説明してもらっていたものが、途端になくなるというこの不安感・・・
    仕方なく天気図でその動きを追います(上図1段目)が、どうも分かりづらい

    そこで頼ったのが合同台風警報センター(JTWC)の台風情報・予想進路図でした
    この機関では熱帯低気圧に変わった後も進路予報を出しているのです(上図2段目)
    富山県を東に逸れて日本列島の中心あたりを進む進路ですから、勢力は大きく弱くなると考えられました
    気象庁も熱帯低気圧に変わっても十分留意するように発信しているわけですから、続けて進路予報を示すことを検討いただいてはどうかとも思います

    合同台風警報センターの情報は気象庁ほど短い間隔で発信されません
    上図の情報は始業式前日の午後9時ですから、朝にかけて警報等が出れば、2日午前6時前には登校の対応について情報発信をする必要がありました
    だから夜を通してハラハラだったのです

    今回の台風で福岡県福岡市をはじめ、いくつかの自治体や教育委員会等の対応についていろいろな意見が出ていました
    他人事ではなく、自分たちができる危機対応について、事例として未来につなげることが重要だと思っています

    2日の朝
    荒れた天気とならず、登校してきた出中生が「ひさしぶりー」と言い合っている声が校長室にも聞こえ、何だかホッとしました

    台風シーズンはまだ続きます

  • シェイクアウト no.829

    公開日
    2024/09/03
    更新日
    2024/09/03

    校長室より

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    昨日の学校日記にも記事を掲載しましたが、令和6年度 防災週間(8/30(金)~9/5(木))にあわせた県民一斉防災訓練「シェイクアウトとやま2024」に本校も参加し、全校でシェイクアウト訓練に取り組んでいます


    シェイクアウト訓練の安全確保行動は1-2-3

    1 体勢を低くして地面に近づく(強いゆれであなたが倒れる前に!)

    2 固定されたデスクやテーブルの下に入り、頭を守る

     ※頭を守るものがない場合は、腕や荷物を使って、頭を守る

    3 揺れが止まるまで動かずじっとしている


    いざという時にすばやく反応するためには練習あるのみです

    地震発生時、自分の身を守るためには数秒の猶予しかないかもしれません

    揺れがおさまり屋外に出ても安全上問題ないと判断するまで室内に留まっておきます

    わが国のビルの大半はその構造から、その場で留まっておいたほうが安全です

    もし、屋外で地震が発生したら、ビル、木、電柱や電線から離れた安全な場所を探し、そこで安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を実践します

    自動車の中にいるときに地震が発生したら、周りに何もない場所に停車してもらい、シートベルトを締めて地震が終わるまでそこで待ちます

    地震による死傷例の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因だそうです

    安全な場所へ避難しようと長距離を移動することによりケガする例がもっとも多く、避難の際の移動距離を最小限に留めることがとても重要とされています


    訓練の出中生の様子を観察しました(主に3年生)

    ・訓練前にワイワイと楽しく活動していた学級も、緊急放送と同時に静かに放送に耳を傾ける姿

    ・放送終了と同時に、すぐに体勢を低くして机の下に入って頭を守る姿

    ・机の脚をしっかり握って、机で自分の頭を確実に守る姿(上写真)

    ・揺れが終わったと伝える放送まで動かずじっとしている姿


    見事でした


    地震はいつどこで発生するか分かりません

    学校ではない場所でも冷静に行動できる出中生が、そのときに周りにいる人たちのモデルとなる姿をイメージしました

  • 節目 no.828

    公開日
    2024/09/02
    更新日
    2024/09/02

    校長室より

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    今日は学校生活の中で節目となる、2学期の始業式

    なまくらですぐにダラダラするわたしにとって、「節目」は気持ちを切り替えるスイッチとしてよりよく機能しています

    メリハリというか、心身両面でわたしにとっては特に必要なのです

    出中生はどうでしょう?


    さて、節目というとわたしは「竹」を連想します

    古来から日本人が生活でよく利用していたこともあるでしょうし、しなやかで強いというその特徴が、竹の構造の「節」にあるということからでしょう

    果たしてなぜ竹は節をもっているのでしょうか?

    少し古いですが、2016年2月11日に、山梨大学や北海道大学、熊本県立大学などの研究者で構成される研究チームがその謎を科学的に解明したと発表しています(※山梨大学 環境科学科 島 弘幸 准教授、北海道大学 佐藤 太裕 准教授、熊本県立大学井上 昭夫 教授等による研究 詳細はアメリカ物理学会発行「Physical Review E」に掲載)

    研究チームは、野外調査で得た測定データと、構造力学理論に基づく数理解析を活用し、「互いに隣り合う節と節の間隔が、ある一定のルールに従うよう絶妙に調節されていること」「その結果、野生の竹が「軽さ」と「強さ」を併せ持つ理想的な構造を「自律的に」形成していること」を発表しています。

    今までも似た研究はあったようですが、竹林の測定データと、理論的な考察を根拠とし、「定量的に」検証したものはなく、当時はこの研究の視点のユニークさと、物理学・工学・森林科学といったジャンルを超えて進められた研究手法が評価されていました


    ポイントは「節と節の間隔が絶妙に調節され、自律的に形成されている」ということです

    「自律的」・・・

    そうです、わたしたちの生き方についても、必要に応じて生活の中で自律的に自分なりの「節目」をつくることで、しなやかで強く生活できることを教えてくれているのではと考えるのです


    要は、よりよく生きていくために、自分の機嫌を取るのは自分自身ということでしょうか

    最後まで自分と付き合うのは自分自身ですから、出中生にも自分のことを一番大切にしてほしいと思っています

    ただし、大切にするということと、甘やかすということは同意ではないと、わたしは思っています

  • ・・・とは? no.827

    公開日
    2024/08/30
    更新日
    2024/08/30

    校長室より

    台風とは・・・?

    気象庁のHPにその説明があります

    「熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。」

    「最大風速17m/s以上」という部分をわたしはおそらく一生忘れません

    なぜなら、これは若かりし頃に受験した富山県教員採用試験の問題にあったからです

    「できなかったぁ~」とか、「やってしまったぁ~」という記憶は、強くくっきりと残るようです

    中学生の頃に国語のテストで出た四字熟語の穴埋め問題「□心□心(解答:以心伝心)」や、小学生の時の漢字の読みの問題「境内(解答:けいだい)」は忘れていませんし、忘れないでしょう


    テスト関連だけでなく、人生における失敗の数々も同様です

    苦い思い出ではありますが、それがあるから同じ失敗を回避できるとも言えます

    こういうことは失敗したという嫌だった記憶が共にあるので、忘れることは心の安定のために大切な脳の機能だと思いますが、危機回避のためには覚えておくことも大切であるとも言え、何とも矛盾を抱えることです


    さて、その影響の心配が続く10号

    砺波市内全小中学校は、昨日情報発信した通り、9月2日(2学期初日)は通常通りの日課運行を予定しています

    進路がいまだ定まらない(予想が難しい)10号ですから、8月31日や、9月1日の状況次第で予定を変更する場合もあります

    何を優先させるのか?!

    最優先は命です!!

    出中生、教職員、すべての人の命であり、安全・安心です!!

    出町中学校区は広いので、場所によって通学路等の状況が異なりますから、登校の際はご家庭でもお子さんの安全確保を最優先で、登校可否について判断いただければと思います


    台風に備えます

    備えるとは、・・・?

    ネガティブな記憶ではなく、ポジティブな記憶として残るように、考えうる様々な備えが続きます


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  • 着々と no.826

    公開日
    2024/08/29
    更新日
    2024/08/29

    校長室より

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    8月29日

    今日を入れて、あと3日で8月が終わります

    終わりは始まりですから、いよいよ9月がスタート!!とも言えます

    まだ夏季休業中ですが、2学期の準備が着々と進んでおり、今日は運動会実行委員が教職員に運動会用のハチマキを配ってくれました

    わたしには全団の5色のハチマキが届きました

    熱中症対策の為、例年よりも3週間ほど遅い運動会の開催です

    出中生の取組を楽しみにしています

    さっそく、5色のハチマキを校長室に飾りました


  • お天気 その3 悩ましい no.825

    公開日
    2024/08/28
    更新日
    2024/08/29

    校長室より

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    人間生きていると悩みは尽きることがありません

    と、思うのはわたしだけ・・・・・?


    そのひとつは先日から2回ここで取り上げた台風10号(サンサン・SHANSHAN)です

    秋台風の典型的なパターンで、その進路予報がなかなかに難しいようです

    その進度速度がゆっくりのため、当初予報より砺波への接近日時が遅くなっています

    また、気象庁、日本気象協会(※この2つは観測情報データがほぼ同じでしょう)、そして、合同台風警報センター(JTWC)の予報が微妙に違い、悩みを増幅させます

     ※JTWCの時刻表記は協定世界時(図中表記はUTCではなくZ)のため、9時間を加えると日本標準時になります


    8月31日(土)のPTA親子活動の心配していたのですが、もしかしたら9月2日(火)の始業式に影響があるのではと思うほどです

    これは自然相手ですから話し合いでどうこうなるわけでもなく、我々はただ備えをするのみです

    とりあえず昨日からは校舎内外の台風対策に取り掛かっています

    出中生も他人ごとと思わず、自分は何ができるのかを考え、行動してほしいです

  • はじまり no.824

    公開日
    2024/08/27
    更新日
    2024/08/27

    校長室より

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    来週から正式に新学期が始まります

    いつもの日曜日以上に、そこはかとない不安を感じているわたしです

    サザエさんシンドロームの、より大きな感じと表現すればよいでしょうか・・・

    出中生の中にも原因不明の不安を感じる人がいるかもしれません

    また、原因のはっきりした不安を感じる人がいるかもしれません

    そんな時、わたしは「不安だなぁ」と思うことを誰かに聞いてもらっている気がします

    誰かに話すということで、結構心の安定を図ることができる経験を積んでいます

    相手は自分が話しやすい人です

    丁寧に話を聞いてくれ、そんな気持ちに共感してくれる場合がありますし、そうならない場合もありますが、少なくとも不安を吐き出すことで、心は安定すると思っています


    2学期は、1学期の学習や経験を生かした行事等が多くあります

    その中には生徒会が中心となって出中生自身でつくり上げる体験もあります

    それを楽しみとするのか、不安とするのかでも全然違いますが、新しいことに不安を感じることはごく自然のことです

    その不安の先には、「新しい学び」「成長」があるとわたしは信じています


    生物には順応する能力が備わっています

    個人差があって、順応する速さはいろいろでしょうが、誰もが少しずつ慣れるでしょう

    一人だけで悩むことなく、困ったことや心配なことがあれば、いつでも周りに相談してほしいです

    家の人たちや出町中学校の教職員、その他のおとなたちは、あなたが安心して学校生活を送れるように支援しています

    あたなにとって2学期の学校生活が素晴らしい時間になることを、周りのおとなたちは心から願っていると、わたしは思っています


    とにもかくにも来週月曜日は2学期の始業式

    生活のリズムを整えるとか、食事や睡眠を十分とるとか、起床時刻を学校モードにするとか、まずは身体のコンデションを整えましょうか

    いろいろ2学期のことを考えていると、自分の中での不安がワクワクにちょっぴり変わってきているように感じます

  • お天気 その2 no.823

    公開日
    2024/08/26
    更新日
    2024/08/29

    校長室より

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    台風10号(サンサン)の進路予報が刻々と変化しています

    秋の台風の進路予想は昔から難しいようです

    金曜日の進路予報から、砺波市では28日から29日に大きな影響があると考えていましたが、後ろにずれてきています

    そして、進路予報は砺波市から離れる傾向にあったものが、また近い地域を通過する予報に変わってきています

    出中生の活動や本校施設のみならず、出中生、教職員の住居など、心配は尽きません

    自然の力の前に我々人類は無力ですが、無力ながらにできることを考え、備えたいと思います

    そのために、気象庁などの台風進路予報が参考となります

     ※気象庁HP 台風情報

    また、情報ソースとして、合同台風警報センター(Joint Typhoon Warning Center; JTWC)の情報も参考にしています

     ※合同台風警報センター(JTWC)

    JTWCは、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地に共同で設置した、アメリカ国防総省の機関です

    北西太平洋・南太平洋とインド洋で発生する熱帯低気圧を偵察するとともに予報や警報を発し、国防総省および他の合衆国政府の諸機関を支援する任務を負っている機関です

    物事をみたりその対応を考えたりするときには、様々な角度から、様々な立場で得た情報を考慮することは大切だと思っています

    一方的、一元的な情報では判断を誤ることがあります

  • お天気 no.822

    公開日
    2024/08/23
    更新日
    2024/08/23

    校長室より

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    今日は朝から暑い

    砺波のアメダスでは、本日の最高気温は摂氏36.4度!!(12:28に記録)※16:00現在

     ※興味があればこちらをクリック → 気象庁HP アメダス情報

    午前中は富山市へ出張があり、学校へ戻るときに乗った車の温度計は摂氏39度!!!

    体温以上の暑さでした


    そして、来週は台風10号(サンサン)がこのあたりを通過する予報が出ています

     ※詳細はこちらをクリック → 気象庁HP 台風情報

    例年は9月の第1週に運動会を実施しており、昨年も8月最終週は多くの生徒が登校していましたが、今年度は9月27日(金)の開催としているため、多くの生徒の活動は予定されておらず、家庭等で安全に過ごしてほしいと思っています

    今後も気象情報等に留意し、生徒、教職員、そして施設等の安全確保に努めます


  • 本日は処暑 no.821

    公開日
    2024/08/22
    更新日
    2024/08/22

    校長室より

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    江戸時代中期から後期にかけての常陸国宍戸藩5代藩主 松平 頼救 氏

    彼が執筆したのが「こよみ便覧」であり、完成したのは隠居して「 太玄 斎 」を名乗ってからとされています

    この書物は、二十四節気などの暦の考え方を定着させたと考えられています

    暦の月のことをはじめ、七曜、閏月、日食や月食、さらには雑節のことなど、様々な情報が書かれています

    原本は「国立国会図書館デジタルコレクション」で、閲覧可能です

    ※こちら → https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2536637


    その中にも書いてある「処暑」

    今年は本日、8月22日がその日です

    処暑は二十四節気の一つで、秋を表す節気です

    秋には立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降の6つの節気があって、処暑はその2番目

    処暑の「処」は「収まる、止める」という意味があり、処暑とは「暑さがおさまり、過ごしやすくなる時期」となります

    「こよみ便覧」には、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と記載されています

    とは言え、今日もとても気温が上がりました

    砺波アメダスの記録で、本日最高気温は35.2℃ ( 12:18 記録 )となっています

    単に異常気象だからということではなく、二十四節気の発祥が中国であり、日本とはそもそも季節感が違うことや、当時の陰暦と現在の太陽暦(新暦)では1~2ヵ月ほど差があるため、8月の下旬に処暑があっても、まだまだ暑さを感じるとも言えます


    七十二候で処暑の初候は「綿柎開(わたの はなしべ ひらく)」

    柎(はなしべ)は花びらの「がく」のことで、それがすこしずつ開くことで中からふわふわの綿が見えてくるのも、この処暑の時期です

    処暑は、夏の花と秋の花が入れ替わる時期でもあります

    最近は四季のある日本においてもその境目があいまいになっているように体感しますが、植物や動物は敏感にその境目を感じとっているように思います

    不思議です

  • 学ぶ no.820

    公開日
    2024/08/21
    更新日
    2024/08/21

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/28822548?tm=20240821100431

    今週は質問教室が行われています

    英語に特化した教室で、希望者が参加しています

    今日は2年生の日

    特別講師H先生の指導で、オーストラリアについての英語を使った学習が展開します

    少しだけ参加させてもらいましたが、中学、高校と超英語嫌いだったわたしも興味深い内容でした

    H先生、参加していた2年生のみなさん、「ta!」です

    ※この1行は、分かる人にしか分からないお話ですな



    学ぶということは、覚えこむこととは全くちがうことだ。

    学ぶとは、いつでも何かがはじまることで、終わることのない過程に一歩ふみこむことである。

    一片の知識が学習の成果であるならば、それは何も学ばないでしまったことではないか。

    学んだことの証しは、ただ一つで、何かがかわることである。


    この文章は、哲学者 故 林  竹二 氏が、学長を務めた宮城教育大学の学園便りに寄せた文章の一部です

    学ぶことで、学生の中で「何かがはじまる」「何かがかわる」

    今、行われている教育活動が、真の教育と言えるのかと強烈に問われる文章であり、また、教師(おとな)自身が生徒(こども)に劣らず「学ぶ」ことできているのかと問われているように感じます

    そして、この文章で思い出されるのが、このことを生涯をかけてやり通したと思える国語教師、大村 はま 氏です

    大村 氏のどの著書を拝読しても、自分自身のダメさ加減に胸が痛くなるのですが、また手に取ってしまうから不思議です


    本気・根気・元気 そして、勇気  一歩踏み出す

    まずは自分自身がそうであることが重要ですね

    夏季休業中の出中生の姿や活動を見て、ますますその想いを強くします


    ※参考書籍 「学ぶということ」林 竹二 国土新書(1978年)

  • だからこそ no.819

    公開日
    2024/08/20
    更新日
    2024/08/20

    校長室より

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    8月20日

    午前3時26分に満月となっています

    満月には英語圏で様々な呼び名があり、8月の満月は「スタージョンムーン」と呼ばれます(※チョウザメ漁が最盛期をむかえる頃などから)

    そして、今夜と明日の夜は、月と土星が接近します

    今日20日(火)は土星の右側に見え、明日21日(水)夜には土星の左側に見えます

    空に雲がかからなければと思うのですが、自然のことですから分かりません

    それにしても天体の見え方は、今までの科学者たちのおかげで確実に未来が予測されています

    天気予報も科学や観測機器の発達によって予報精度を上げていますが、天体観測ほどの精度までには至っていません

    それだけ未確定要素が多いのでしょう


    未来に何が起こるか、わたしたちには分かりません

    しかし、出町中学校では9月2日に始業式があり、2学期が本格的に始動する予定です

    そして、9月27日には運動会がある予定です

    そのために、図書室では3年生の団役員が団の応援について担任教諭に相談していました

    どうなるか分からないけれど、あると信じて準備をする

    どうなるか分からないけれど、工夫を凝らしてその時に備える

    よく考えると不思議なことではないですか?

    まあ、分からないから楽しみとも言えます

    どうなるか分からないからこそ、自分たちでよりよい未来を創るために、今を本気・根気・元気、そして勇気です

    何が起こるか分からないからと、しり込みするのも人生

    何が起こるか分からないからこそ、一歩踏み出すのも人生

    どうなるか分からないからこそ、やってみてどうなるのかを想像しつつ、ワクワク楽しみにするのも、ひとつだろうとわたしは思います

    がんばろう、出町中学校

  • 閉庁明け no.818

    公開日
    2024/08/19
    更新日
    2024/08/19

    校長室より

    学校閉庁が終了し、本日から本校は活動しています

    それに合わせてわたしも久しぶりに山積みの諸々に取り組んでいます

    やはり計画的に進めないと、苦しいものです

    学生時代をはじめ、何度もそう思っているにもかかわらず・・・

    例年以上に暑い日が続いていますが、お盆を過ぎると朝夕と、何とはなく秋の気配を感じるから不思議です


    夏と秋と

    ゆきかふ空のかよひぢは

    かたへすずしき

    風や吹くらむ

      凡河内窮恒(おおしこうち の みつね)


    最初の勅撰和歌集である、古今和歌集の作品です

    「過ぎ去ってゆく夏と、訪れてくる秋

     互いがすれ違う空の路の

     片方には涼しい風が吹いているのだろうか」

    夏の終わりと共に、どこかから感じる秋の涼しさ

    その涼しさは秋の到来を告げるものであり、去りゆく夏の寂しさも感じさせます

    時代が変わってもヒトの想いには通じるものがあると感じ、また、大空に季節が通る路を観る彼の完成に惹かれます

    ちょうど、学校は夏休みの終盤であり、それと重なって一層物悲しく感じるのかもしれません

    出中生よ、

    わたしは再会を楽しみにしていますぞ


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  • 79回目の長崎no.817

    公開日
    2024/08/09
    更新日
    2024/08/10

    校長室より

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  • 応援 no.816

    公開日
    2024/08/08
    更新日
    2024/08/08

    校長室より

    数日お休みをいただいて、北信越大会に出場する出中生を応援するために新潟へ行ってきました
    試合会場が新潟県内に点在するためすべての会場へは行けなかったですが、卓球競技会場、陸上競技会場で本気に挑む出中生の戦いを観戦しました
    本日は午前・午後と出張の為、試合を観戦できない柔道競技は前日練習会場にお邪魔して出中生に会うことができました
    直接現地に行けなかった競技に出場する出中生にはごめんなさい
    直接も間接も、とにもかくにも出中生を応援します

    新潟へ行っている間、合唱部がNHK学校音楽コンクールで金賞・県代表となったことや、野球部が東日本軟式野球大会に出場するにあたり市長様から激励を受けた報告も受けています

    このように活躍の様子が目立つ出中生だけでなく、それぞれにがんばっている出中生もいます
    砺波高校の課題研究活動に参加した出中生
    日頃できないこと、日頃取組んでいることにチャレンジし続けている出中生
    1学期中の疲れを癒している出中生もいるでしょう
    とにもかくにも、すべての出中生を応援します
    過去の自分を超える自分
    それを「成長」ということもできるでしょう

    がんばろう、出町中学校
    がんばろう、自分

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  • 祈りの日 no.815

    公開日
    2024/08/07
    更新日
    2024/08/09

    校長室より

    8月6日(土)
    広島に原爆が投下されて、79年となった日です
    仕事がら、何度も広島の平和記念公園を訪れ、この事についていろいろと知る機会がありますが、我が国で起こった事実であると頭では分かったつもりでも、どこかで信じられない想いがあります
    だからこそ、8月6日と8月9日は、今も意識し続けている日です
    今年も、原爆投下時刻に合わせて、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が挙行されました

    原爆で亡くなった方々が安らかに眠っていただけるよう祈ります

    被爆50周年(平成7年)の平和記念式典で、広島市長の平和宣言に続いて、初めてこども代表が「平和への誓い」を述べ、翌年以降も「平和への誓い」を発信しています
    全文を紹介します


    平和への誓い

    目を閉じて想像してください。
    緑豊かで美しいまち。人でにぎわう商店街。まちにあふれるたくさんの笑顔。
    79年前の広島には、今と変わらない色鮮やかな日常がありました。

    昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。
    「ドーン!」という鼓膜が破れるほどの大きな音。
    立ち昇る黒味がかった朱色の雲。
    人も草木も焼かれ、助けを求める声と絶望の涙で、まちは埋め尽くされました。
    ある被爆者は言います。あの時の広島は「地獄」だったと。
    原子爆弾は、色鮮やかな日常を奪い、広島を灰色の世界へと変えてしまったのです。

    被爆者である私の曾祖母は、当時の様子を語ろうとはしませんでした。
    言葉にすることさえつらく悲しい記憶は、79年経った今でも多くの被爆者を苦しめ続けています。

    今もなお、世界では戦争が続いています。
    79年前と同じように、生きたくても生きることができなかった人たち、
    明日を共に過ごすはずだった人を失った人たちが、この世界のどこかにいるのです。
    本当にこのままでよいのでしょうか。

    願うだけでは、平和はおとずれません。
    色鮮やかな日常を守り、平和をつくっていくのは私たちです。

    一人一人が相手の話をよく聞くこと。
    「違い」を「良さ」と捉え、自分の考えを見直すこと。
    仲間と協力し、一つのことを成し遂げること。
    私たちにもできる平和への一歩です。

    さあ、ヒロシマを共に学び、感じましょう。
    平和記念資料館を見学し、被爆者の言葉に触れてください。
    そして、家族や友達と平和の尊さや命の重みについて語り合いましょう。

    世界を変える平和への一歩を今、踏み出します。

    令和6年(2024年)8月6日
    こども代表
     広島市立祇園小学校  6年 加藤  晶 さん
     広島市立八幡東小学校 6年 石丸 優斗 さん


    メッセージを読んで出中生は何を感じるでしょう
    特にこの中の、次の一文に出中生は何を感じるでしょう?

    一人一人が相手の話をよく聞くこと。
    「違い」を「良さ」と捉え、自分の考えを見直すこと。
    仲間と協力し、一つのことを成し遂げること。
    私たちにもできる平和への一歩です。

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  • 暑い・熱い no.814

    公開日
    2024/08/05
    更新日
    2024/08/05

    校長室より

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    朝から「暑い」!!
    出勤する車の外気温時計は摂氏30度を示しています
    校舎内をまわると、各教室に置いた温度計は写真上のように、2階の2年教室のひとつは摂氏34.5度!を、そして、3階の3年教室のひとつは摂氏38.1度!!を示していました
    授業がある日はやはり「エアコンは朝からかけておかないと」と実感する朝です
    生徒がいないので湿度は低いですね

    そんな暑い日の午前
    北信越大会に出場する出中生が続々と新潟に向かっています
    今日はちょうど卓球部が出発するところに立ち会えました
    今週はNHK学校音楽コンクールに合唱部が出場し、東日本少年軟式野球大会に野球部が出場します
    また、週末の8/11には全日本吹奏楽コンクール北陸大会に吹奏楽部が出場します
    こちらは別の意味で「熱い」戦いに挑みます

    文化体育後援会、PTAからの応援の懸垂幕が先日から校舎にかけられています

    応援のパワーも戦うパワーに加えて、持てる力を出し切ることができるよう願っています
    応援よろしくお願いいたします

  • 研鑽 no.813

    公開日
    2024/08/02
    更新日
    2024/08/10

    校長室より

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    上の写真は研修会の様子です
    研修担当を中心に、学校評価のデータを基に考察をしたり、人権教育について考えたり、道徳科の授業づくりについて具体的な資料を基に指導法を検討したりと、内容の濃い研修会となりました

    我々教師には、日々の研鑽が欠かせません
    特に、その中心は授業力の向上です
    対話的・主体的で深い学びの視点からの授業改善を目指します

    何を学ぶかではなく、何ができるようになるのか
    そのために、どのように学ぶのか

    見通しをもって作業したり、粘り強く考えたりする出中生
    振り返る内容を充実させ、次に生かせる気付きのある出中生
    グループ間の議論を深め、様々な視点で考えを深められる出中生
    知識をつなげ深く理解したり、考えを形成したりできる出中生

    出中生が社会に出てからも学んだことを生かせるように、これからも出中生の毎日の学びを大切にするために、我々は準備していきます

  • 伝える no.812

    公開日
    2024/08/01
    更新日
    2024/08/02

    校長室より

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    午前中、小矢部市の津沢コミュニティプラザで砺波地区の中学生の主張を聴く機会があり、本校からも2年生1名が参加し、自分の考えを主張しました

    本日登壇した地区内中学生16名の主張の原稿を事前にいただいていて読んでいたのですが、不思議なもので文字で読むことと、実際に本人の口から聴くのではその印象が全然違います
    伝えようとする「想い」を全身で感じるからでしょうか?

    少し違うかもしれませんが、音楽も楽譜は同じでも、演奏者や歌唱者が違うと、印象が違うことと通じるのでしょうか?

    そのあたりはよく分かりませんが、16名の主張はそれぞれに純粋なパワーを感じ、とても有意義な時間を過ごすことができました

    審査員による審査で、優秀賞、優良賞と賞がつきましたが、その差はほんのわずかだったと聞きました

    主張を終えたみんなは何を感じたでしょう
    また、同じ16名の中学生の主張を聴いた大谷中学校の生徒達は何を感じたでしょう

    本気で伝え、本気で聴く
    そんな素敵な空間になればよいと、最初の激励の言葉でわたしは話しましたが、どうだったでしょう?

    このことはあの場所にいた中学生もおとなも、それぞれに考えてもらえればよいと思います

    本日も、とても貴重でありがたい時間を過ごしました
    感謝です

  • 努力は報われるのか その3 no.811

    公開日
    2024/07/31
    更新日
    2024/07/31

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607308?tm=20240808123208

    どうしてもオリンピックの話を書かずにはいられません
    オリンピックに興味がない人には申し訳ないです

    パリ2024 オリンピックの4日目
    サーフィン男子3回戦に、密かにわたしが注目している東京オリンピック銀メダリストの五十嵐カノア選手が登場しました
    ブラジルのガブリエル・メディナ選手と対戦でしたが、序盤にメディナ選手が9.90点のほぼ満点の波乗りをし、完敗で無念の3回戦敗退となりました
    「パリでの目標は、金メダルを取ること」と公言していた五十嵐選手

    東京オリンピックでの結果は複雑な気持ちだったそうで、銀メダルをどう受け止めていいのかわからなかったと語っています
    その時の相手は、ブラジルのイタロ・フェヘイラ選手
    当時は「みんなが祝福してくれて、でも祝福されるたびに悔しさが込み上げてきた」とも語っていました
    その約2年後に、彼の活動拠点であるカリフォルニアのハンティントンビーチでのパリ2024の予選を兼ねたISAワールドサーフィンゲームズで優勝
    その結果、日本はパリ2024の出場権を1枠獲得します
    このとき、「パリではもちろん金メダルが取りたい。東京で成し遂げられなかったことを成し遂げたい。」と五十嵐選手は述べています

    大差をつけられての3回戦敗退は、いろいろと思うところがあったでしょう

    31日(日本時間30日)に五十嵐選手は自身のインスタグラムを更新し、次のように述べてます

    the 2024 olympics have finished up for me!
    (わたしの2024年オリンピックが終わった!)

    of course i wanted more, of course i wanted give more to everyone supporting me and of course i wanted another medal, but that’s competition.
    (もちろんもっとやりたかったし、もちろん応援してくれてる皆さんにもっと与えたかったし、もちろん違うメダルが欲しかった だけれど、それが競争さ)

    there is always somebody that wins and somebody that loses but at the end of the day, we are doing what we love, competing at the highest level of sport which are the olympics.
    (いつも必ず勝つ人がいるし、負ける人がいるけれど、結局のところ、わたしたちは大好きなことをして、オリンピックというスポーツの最高レベルで競争している)

    big respects to @gabrielmedina for an amazing performance in our heat yesterday, you always push our sport…
    (昨日、我々の対戦で、信じられないような素晴らしいパフォーマンスをしたガブリエル・メディナ選手に大きな敬意を払らう いつもあなたはみんなの刺激になっている)

    thank you to teahupoo for showcasing your magic yesterday and for letting us do what we love.
    (昨日、魔法を見せてくれたこと、そして大好きなことをさせてくれた、(タヒチの)チョープーに感謝する)

    i want to push myself now and use this as motivation to better myself
    (今、自分を奮い立たせ、この経験をモチベーションにしてより良くしていきたいと思っている)

    原文:https://www.instagram.com/p/C-DtspFSteR/?img_index=1
    ※訳は意訳(自信なし・・・)

    オリンピアン、いや、何かに本気・根気・元気で、そして勇気をもって生きる人の言葉やその姿から、エネルギーをもらいます
    だからこそ、応援したくなる


    学校には、暑さ対策として早朝に部活動に取り組む出中生や、次のステージに向けて準備する出中生の姿があります
    私の見ていないところでもがんばってる出中生がたくさんいるでしょう
    わたしも負けていられませんな