ハラハラ no.830
- 公開日
- 2024/09/03
- 更新日
- 2024/09/03
校長室より
台風10号の影響でハラハラのし通しだったここ数日
9月1日に東海道沖でほぼ停滞し、午後には熱帯低気圧に変わりました
そこで困ったのが、台風ではなくなった直後から、気象庁の進路予報が発表されなくなったことです
それまではおなじみの予想進路到達区域を円で表した図で、分かりやすく説明してもらっていたものが、途端になくなるというこの不安感・・・
仕方なく天気図でその動きを追います(上図1段目)が、どうも分かりづらい
そこで頼ったのが合同台風警報センター(JTWC)の台風情報・予想進路図でした
この機関では熱帯低気圧に変わった後も進路予報を出しているのです(上図2段目)
富山県を東に逸れて日本列島の中心あたりを進む進路ですから、勢力は大きく弱くなると考えられました
気象庁も熱帯低気圧に変わっても十分留意するように発信しているわけですから、続けて進路予報を示すことを検討いただいてはどうかとも思います
合同台風警報センターの情報は気象庁ほど短い間隔で発信されません
上図の情報は始業式前日の午後9時ですから、朝にかけて警報等が出れば、2日午前6時前には登校の対応について情報発信をする必要がありました
だから夜を通してハラハラだったのです
今回の台風で福岡県福岡市をはじめ、いくつかの自治体や教育委員会等の対応についていろいろな意見が出ていました
他人事ではなく、自分たちができる危機対応について、事例として未来につなげることが重要だと思っています
2日の朝
荒れた天気とならず、登校してきた出中生が「ひさしぶりー」と言い合っている声が校長室にも聞こえ、何だかホッとしました
台風シーズンはまだ続きます