中庭

学校日記 school diary

校長室より

  • はじまり、はじまり no.866

    公開日
    2024/10/24
    更新日
    2024/10/24

    校長室より

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    今日の午後、新砺波市誕生20周年記念 和鐘文化祭のオープニングセレモニーを体育館で実施しました

    会場となった体育館の正面に掲げられている「天資養活 自他共栄」の文字

    この校訓は出町中学校に在籍する者、卒業生は当然ながら、本校に何らかの関わりをもった人間にとって心に刻まれる言葉であり、創校以来、脈々と大切に受け継がれてきた言葉である、本校の象徴です

    そして校訓とは別にもうひとつ、出町中学校には学校生活を象徴するものがあります

    そう!「和らぎの鐘」です


    昭和45年の本校校舎火災の際に焼け残り、本校の希望の象徴として昭和50年から文化祭を和鐘文化祭と呼ぶようになりました

    この鐘はこれまでもずっと美しい音色を響かせてきました

    この音色は、出中生の魂を導くものであり、和鐘の音が校舎内に響き渡るとき、出中生の魂はこの学校に関係する全ての魂と、時空を超えてつながるように感じます


    今年度の生徒会活動テーマ

    「 Go Forward! ~変わりつづけるために、一歩踏み出そう~ 」


    このオープニングから明日の合唱コンクール、そして展示発表や生徒会ステージへと続く、新砺波市誕生20周年記念 和鐘文化祭

    すべての出中生が、「Go Forward!」の想いで取り組むその姿を、「本気、根気、元気そして、勇気」をもって示してほしいと期待していますし、示してくれると思っています


    今年度も、和鐘文化祭を開催するにあたって、PTAをはじめ多くの方々にご協力をいただいています

    そのことへの感謝と心と、明日、来場いただく来賓の皆様や家族のみなさんへの感謝の心を大切にし、出町中学校のみんなで、よりよい和鐘文化祭にしましょう

    そして、我々もおおいに楽しみましょう


    オープニングセレモニーの後半に、生徒会ステージに出演する団体代表のPRがありましたが、なかなかに楽しいステージになりそうです

    若いパワーはやはり素晴らしい

    実行委員のみんなは誠にここまでよく頑張ってきています

    感謝!!

    その陰に、指導・支援を続ける教職員がいることにも手前味噌ですが、感謝しています

  • 準備、抜かりなく no.865

    公開日
    2024/10/23
    更新日
    2024/10/24

    校長室より

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    今年も和鐘文化祭 合唱コンクールは砺波市文化会館で開催予定です

    文化会館でのコンクールを想定しながらの学年リハーサルが、文化委員会を中心に行われています

    そして、本番さながらの環境で他の学級の合唱を聴き合うことで、切磋琢磨の機会となっています

    他学年の教師が3年生リハーサルの合唱の様子を動画撮影していました

    もしかしたら担当学級の出中生に観せて、刺激を与えようとしているのでしょうか・・・

    出中生も教職員も、本気で当日に向けて準備を進めています

    ますます当日の合唱が楽しみになってきました

    と、書くと「気楽だなぁ」と思われることでしょうな・・・

    出中生の本気を楽しみにしていることは事実なので、そう思われても仕方なしです

    担任をしている頃の心境や、学年主任をしているときの心境が思い出され、「心がぞわっとした」ということも書いておきます

    あー、楽しみ、楽しみ


    当日の様子は会場での観覧はもちろんですが、PTA提供の関係者限定の動画配信がありますのでご利用ください

    いつも、誠に多くの方に支えられています

    ありがとうございます

  • 目立たないけど、そこにいる no.864

    公開日
    2024/10/22
    更新日
    2024/10/24

    校長室より

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    所用で校外へ出て用事を済ませて車に戻ろうとしたら、給油口のあたりに何やら黒い物体が見えました

    鳥の糞が付いているのだろうか・・・

    よく糞を車につけられているわたしが最初に浮かんだのはそれでした

    しかし、近付くにしたがってどうも違うことに気付きます

    カメムシでした

    ある地域でヘクサンボと呼んでいたことを思い出します

    先日、県外出張先の岩手から帰る途中、列車の中で「今年はカメムシが大量発生しているから、今年は大雪だわ」と、初対面の高齢女性に話しかけられましたっけ


    学校に着くころにはすでにヘクサンボはいなくなっていたのでやや安心しつつ、校門を通ろうとすると校門の下にタンポポがひっそりと花を咲かせていました

    毎日通っていますが、気付きませんでした

    近付いてその花を見るとガクが反り返っていません

    セイヨウタンポポではないのか???と思いつつ、今はまだ特定に至っていません

    どなたか分かる方がおられたら教えてください


    カメムシも、タンポポも目立たないですが確実にそこに居ます

    そこで生きています

    なぜか、その姿がわたしに元気をくれました

    心の奥から「がんばろ」という言葉が湧きあがってきます


    朝から合唱の声が響く出町中学校

    授業中に廊下を歩くと笑い声や、自分の考えを述べ合う声が聞こえる出町中学校

    グラウンドから明るい声が聞こえる出町中学校

    今日は、外へ出る際や、戻った際に、ある場所で素敵な表情を見せる出中生にも会いました


    わたしも目立たないけれど、確実にここにいます

    「cogito, ergo sum.」

     (我思う、故に我あり(デカルト))


    わたしもがんばろう

  • スパート no.863

    公開日
    2024/10/21
    更新日
    2024/10/24

    校長室より

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    今週金曜日、土曜日は、新砺波市誕生20周年記念 和鐘文化祭です

    正確に言えば、木曜日のオープニングセレモニーからスタートです


    そして、金曜日は合唱コンクールですから、各学級とも最後の追い込みがはじまりました

    学校の中に各学級の歌声が響き渡ります

    当日の、心震える合唱が楽しみです

    今年はどのようなドラマが繰り広げられるのでしょうか・・・

    様々な想いがぶつかり溶けあう中で、また一段階シフトアップする出中生の成長を、目の当たりにする時期です

    人の中(間)でヒトは人間になるとは、よく言ったものだと思います

    先週の県外出張で多くの方々と出会い、多くの刺激を受けた直後だからこそ、わたしは一層そのように感じます


    さあ、出中生のみなさん

    それぞれの想いを、歌声に乗せて、会場にそのハーモニーを響き渡らせましょう

    その響きは多くの人の心を、身体を揺さぶるでしょう

    その中に、自分自身も含まれているはずです

  • わたしの学び 其の弐 no.862

    公開日
    2024/10/18
    更新日
    2024/10/23

    校長室より

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    昨日に引き続き、出中生に負けぬように学んでいます

    今日の講演も興味深い内容で勉強になりました

    内容のみならず、その講演の構成や伝え方が素晴らしかったです


    アトラクションとして、矢巾町立矢巾北中学校の特設合唱部の合唱を聴かせてもらいましたが、先日の中文祭での3年生の合唱や、和鐘文化祭の合唱コンクールが迫ることとリンクして、出中生の姿と重なり、ちょっぴりホームシック、あ、スクールシック?になりました

    出中生も学習に励んでいるだろうなぁ

  • わたしの学び no.861

    公開日
    2024/10/17
    更新日
    2024/10/23

    校長室より

    学びの多い貴重な時間が続きます

    いかにしてこの学びを出町中学校のみならず、砺波市、砺波地区の教育に繋げるのか

    頭の中がぐるぐるしています


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  • 東へ、北へ no.860

    公開日
    2024/10/16
    更新日
    2024/10/23

    校長室より

    久しぶりの雨の朝

    小降りになった中登校できた出中生は少しラッキーだったかな

    朝、〇〇さんから声をかけられました

    「これは何かわかりますか?」

    うむむむ

    ピーマン?と、思ったと同時くらいに、「ヒスイですかねぇ?」と、尋ねられました

    うーむ

    そもそも石のようには見えないし、待ってみると石にしては軽い気が・・・

    どうもヒスイ海岸で拾ってきたものらしいです

    よく分からないけれど、ちょっとついてきて下さいと、〇〇さんをはじめ、一緒にいた出中生を引き連れてある場所へ

    ほら、これはヒスイの原石です 持ってみてみられ

    と、促しました

    「重い!」

    そうなのです、ヒスイは重いのです

    正しくいうと比重が大きい、密度が高い

    でも、はっきり断定できないからごめんなさい、と、残念そうな表情に見えた〇〇さんに伝えました

    なんだか申し訳ない


    そんな思いを引きずりつつ、出町中学校を離れ、一路東へ、そして北へ

    出中生に負けず、研修に励んできます


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  • 三連休 no.859

    公開日
    2024/10/15
    更新日
    2024/10/23

    校長室より

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    10月12日(土)

    10月13日(日)

    10月14日(月・祝)


    この3日間は、カレンダー通りに出町中学校は3連休でした

    ただ、砺波地区新人大会があり、競技委員長を拝命していたことや、出中生がそれぞれの会場でがんばっているため、教頭と手分けしながらいくつかの会場に顔を出しました

    「新人」大会とあってか各会場とも地区選手権大会とは違う雰囲気の中で、出中生は戦っていたように感じました


    サッカー競技の開会式及び閉会式で述べたのですが、結局自分自身の限界をつくったり、もうダメだとあきらめたりするのはだれでもない自分自身です

    大会という真剣勝負の中で、思い通りに事が進まないことを身体全体で感じたであろうこの経験を、ぜひ、未来の自分のために生かしてほしいと強く願います


    人間は経験の中で多くを学びます

    ※経験できないことは、本を読むなどして仮想体験というか、想像力の中で多くを学ぶこともあります

    今回の地区新人大会での受賞報告が、今朝やお昼の時間にあり、悪い癖ですぐに感想などを尋ねてしまうのですが、みんなそれぞれの想いを語ってくれ、よい体験をしていると感じつつ、みんなが頼もしくも感じました


    話しは変わり、この3日間で、もうひとつ強く感じたことがあります

    個人的問題として、わたしの愛用スマートフォンの調子がよろしくなく、バッテリーを交換してもらいました

    保険適用案件だったため無料だったことと、今週に県外出張が予定されているため、予約してお店に行ったのですが、「作業時間に2時間かかる」と言われました

    以前、別機種で同じようにバッテリー交換をしたときは作業時間が30分間ほどだったため、えらく驚いたのですが仕方ありません

    念のためにデータをバックアップしてはいるものの、データが飛ばないことを願いつつの2時間強、スマートフォンなしの時間を過ごすことになりました


    想定外とは言え、普通に考えればたったの2時間です

    店を出て時間つぶしでフラフラしたのですが、大変でした

    青空が広がる気持ちのよいお天気で、さてどこへ行こうかと検索しようとして、「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    あるところで、「よい景色だなぁ」と写真を撮ろうとして、「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    仕方ないから来週に仕事で訪れる場所の確認のために地図を観ようとして、「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    そう言えばスマフォがないから今は連絡取れない状態であることを人に伝えようとして「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    喉が渇いたので飲み物を買おうとコンビニエンスストアに入り、支払いをしようとして、「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    ・・・

    あまりにも「あ!スマフォがないんだ・・・」ということが多く、これは依存症だなと少し震えました

    そして、自分が高校生の頃にスマートフォンがなくてよかったと思いました

    意志薄弱のわたしは、絶対その当時に依存症となり、大変なことになっていたことでしょう・・・


    何ともいろいろなことを感じ、考える3日間でした

    出中生の本気で素敵な姿を観られたことと、バッテリ交換を終えてサクサク働くスマートフォンに戻ったことと、何はともあれ、データが飛ばずに無事だったこと等、平和な3日間でした

    そうそう、思いもかけず、ある場所の花火を観られたことも幸せでした

    何とも、すべてがありがたいことです


    出中生にとって、この3連休はどんな3日間だったのでしょう・・・

  • 環境を整える、変える no.858

    公開日
    2024/10/11
    更新日
    2024/10/11

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    出町中学校の図書室では、司書が出中生のこころを揺さぶるような仕掛けが多くなされています

    図書委員会もその仕掛けを支えています

    そして、わたしもちょっぴりとその仕掛けに参加させてもらっています

    ありがたいことです


    若い頃から「環境を整えよ」と、多くの方から指導を受けました

    教師生活が長くなると、いや、年齢を重ねるほどに、「環境」の大切さをしみじみと感じるようになっています


    人間は環境を作るからして、そこに人間の人間たる所以がある。人物が偉大であればあるほど、立派な環境を作る。

    これは、易学者、哲学者、思想家である 安岡 正篤 氏の言葉です


    大事なのは環境。自分の能力以上を求められる環境でなければ、成長は難しい。

    これは、ファーストリテイリング代表取締役会長 兼 社長 柳井  正 氏の言葉です


    海外でも環境については、昔から多く語られています


    状況?状況が何だ?俺が状況を作るのだ。

    Circonstances - que sont les circonstances ? Je crée les circonstances.)

    これは、フランス皇帝だった ナポレオン ボナパルト(Napoléon Bonaparte) 氏の言葉です


    人間は思考の主人であり、人格の制作者であり、条件と環境と運命の設計者である。

    man is the master of thought, the molder of character, and maker and shaper of condition, environment, and destiny.

    これはイギリスの哲学者 ジェームズ アレン(James Allen)氏の言葉です

    ※原文“Of all the beautiful truths pertaining to the soul which have been restored and brought to light in this age, none is more gladdening or fruitful of divine promise and confidence than this—that man is the master of thought, the moulder of character, and the maker and shaper of condition, environment, and destiny.

    ― James Allen, 「As a Man Thinketh」

    (訳:この時代に回復され、明るみに出された魂に関するすべての美しい真理の中で、人間は思考の主人であり、人格の制作者であり、条件と環境と運命の設計者である。ということ以上に、神の約束と確信に満ち溢れたものはありません。)

    ― ジェームズ アレン「 As a Man Thinketh 」


    境遇が人間を作り出すのではない。人間が境遇を作り出すのだ

    Man is not the creature of circumstances, circumstances are the creatures of men.)

    これは、イギリスの政治家、ベンジャミン ディズレーリ(Benjamin Disraeli) 氏の言葉です


    言葉の力は不思議です

    心の中でそれぞれの言葉が別の言葉とつながっていく感じがします

    こうして、いろいろな人物の言葉を書き出していると、自分の書棚の一冊を思い出しました


    置かれた場所で咲きなさい


    これは、今は亡き、ノートルダム清心学園理事長 渡辺 和子 氏の著書のタイトルであり、ある程度教師としての経験を積んで悩んでいた頃に出合った作品です

    不平不満を言わず、ただただその場所で一所懸命に花を咲かせる努力をせよと受け取りました

    責任は転嫁せず、ただただ自分の想いを大切に本気で生きることで、取り巻く環境が変わり、状況が好転すると・・・


    想いが現実になることを、多くの人がその体験から発信しています

    自分の人生は1度きりですが、本を読むなどすることで、多くの人生をかじることが出来ます

    それはきっと自分の人生を、自分の未来を想う方向へ導いてくれるとわたしは信じています


    もし今の状況や環境を変えたいとき、自分ができる最初のことは自分を変えること

    自分の望む世界にふさわしい自分に変わることです

    よりよい環境づくりは、よりよい自分づくりです

    今、校長室前の掲示板にある言葉のひとつが次の 荒 了寛 氏の言葉です


    いい友だちがほしかったら いい友だちになりなさい

    If you want to have good friends, first try to be a good friends to others.


    これも「人が環境をつくり、環境が人をつくる」一例だと思い、出中生に発信しています

  • 続々 おとなの学び no.857

    公開日
    2024/10/10
    更新日
    2024/10/10

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    本日は冨山県中学校教育課程研究大会

    午後から主に呉西地区の中学校教員がそれぞれの教科毎に集まって研修に励んでいます

    前号で述べた日本発の授業研究での研修を軸に、教科毎でよりよい授業づくりを目指して取り組んでいるのです

    出町中学校の教師にとって、今週はどっぷり研修に励む機会になっています


    今年度の大会で出町中学校は会場になりませんでしたから、わたしは学校を離れ、市内○○中学校で実施された理科部会の授業研究に参加しました

    ※以前勤務した学校だったため、久しぶりに再会する職員もおり、なんだかうれしかったです

    今年度の理科部会は、「理科の見方・考え方を働かせ、自然の事物・現象を科学的に探究するために必要な資質・能力を育成するにはどうすればよいか」を研究主題として、研修に取り組んでいます

    副題を「生徒自らが見通しをもち、検証できる仮説を設定しながら観察・実験を計画し、課題を探求することを目指す指導の工夫」としており、本日の授業者はこのことを強く意識した授業を提案していました

    小学校で近年取り組まれている単元内自由進度学習です

    中学校での実践は小学校に比較するとまだ少ないため、地区内の理科教師にとってありがたい提案授業になったとわたしは思います

    中学校の授業は、教師が生徒全員を同時に指導する一斉授業が一般的でした

    一斉授業は、みんなが一緒に学ぶことで学習意欲が高まることもありますが、分からないまま授業が進んで行く場合やその逆があるなど、進度や内容が全生徒一人一人に合わせられない状況で授業が進行することもありました

    そこで、個々人の興味・関心や学習の理解度等を基に、それぞれがそれぞれのペースで自由に学習を進めることが出来る授業が、一言でいうと「自由進度学習」です

    学習計画や学習の進め方・ペースを自分で決め、自身がやりやすいように進めるのです

    これは、2021年1月の中央教育審議会の答申で「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~すべての児童生徒たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申)」において述べられた「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現に通じる学習形態のひとつです

    ひとつの単元の中でだけ実施する場合や、学年を越えて実施する場合等、そのやり方はいろいろあり、今、全国の多くの教師がチャレンジしているところです


    さて、本日の授業でも生徒たちが自分で選択した探究方法で、時には周りの生徒と学び合いながら課題に迫っていました

    授業の参観のみで出中へ戻ったため、協議会での教師同士の学び合いがどのようなものになったか分かりませんが、興味津々です

    明日、参加した教師に教えてもらいます


    秋晴れの青空のもと

    理科以外の教科の研修はどうだったでしょうか?

    出中生のみんなにも、教師たちの学びの姿を参観してもらえばよいかもしれませんね

    その姿は、出中生の学びの参考になると考えられますから・・・


    理科の研修大会で授業を提案してもらった砺波市立○○中学校 教諭 ○○先生に感謝します

    また、研究発表をされた小矢部市立○○中学校教諭○○先生、南砺市立○中学校教諭○○先生にも感謝します

    取組を提示してもらうことで、他の教師にとって多くの学びの機会となります

    地区内のすべての教師が、それぞれに本研究大会での成果を明日からの指導に生かしてくれるであろうと思っています

    すべてのみなさんから多くの刺激をもらいました

    ありがとうございました

  • 続・おとなの学び つづき no.856

    公開日
    2024/10/09
    更新日
    2024/10/10

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    昨日の学校訪問研修会では、多くの方に来校いただき、本校教育について多くの指導・助言を受けました

    前号の記事に書いた通り、出中生に負けず教職員も学び続けます


    「授業研究」という教育用語があります

    これはよりよい授業をつくるために、教師同士が学び合う方法として古くから行われているものです

    この方法は日本独自のもので、教師同士の学び合いを大切にし、互いの技量を高め合うための研修です

    授業者(見られる授業をする人)は目標を明確にし、学習指導案と呼ぶ授業の計画案を作成します

    この計画案を参加者全員で共有し、公開された授業を参観し、そして協議会で授業について意見交換します

    この一連の研究の流れは、問いから始まる教師同士の学び合いです

    1980年代に、日本の小中学生の数学の成績が優秀であることが、世界の教育研究者から注目されました

    その理由が考察され、日本独自の研修方法である「授業研究」が評価されることとなりました

    ただし、「授業研究」の方法は日本各地・各学校で特色があり、いわゆる富山流、砺波地区流、砺波市流の授業研究があります


    文部科学省が学習指導要領の改訂の際に、「知識の習得にだけでなく、生徒が自分で問題を解決し、意見を出し合い、主体的に学びを深めるような授業を導入する」よう呼びかけ(平成29・30・31年改訂学習指導要領(本文、解説))、進めている「主体的・対話的で深い学び」です ※主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善(PDF)

    昨日の授業後の協議会では、本校の研究主題である「自ら考え、高め合える集団づくり ~調整を促す教師のはたらきかけ~ 」を軸に、教師同士の学び合いが展開されました

    視点として、意識して授業に臨んだ次の6点についての評価が行われています

     ・課題の板書

     ・教師の待ちの姿勢 ※しゃべり過ぎていないか?

     ・交流の場の確保

     ・机間観察の次の指導への活用

     ・ふりかえりの場の確保

     ・教師の笑顔、言葉遣いを大切にする意識

    繰り返しになりますが、教師も出中生に負けず学び続けるのです

    自己調整が発揮された授業だったのかどうかをふりかえり、今日の授業に既に生かしている教師もいます

    おとなもこどもも関係なく、「今ひとつであった」ならそれを教訓とし、「うまくいった」点があればそれを自信として未来に進めばよいのです

    独りよがりになることなく、多様な見方や考え方の中で自身の取組をふりかえることは技能を高めるためには必要です


    日本発の授業研究を世界にと、昨年6月に開催された日本の算数・数学の授業研究に学ぶイマージョンプグラムに参加した海外の教師がインタビューに答えています

     ※関連サイト:教育を面白くするメディア「エデュモット」 東京学芸大学公式ウェブマガジンより

    「わたしの学校では少人数の教師のチームでやったことを共有し、成長してきました。個人で研究している学校もあります。一方、日本では先生同士がチームとなり授業研究に取り組むことが定着しています。(※一部修正)」

    3名のインタビューですが、日本の授業研究を一言で表すと、

    「inspring(感動的)」2名 ※素晴らしい

    「divergent(異なる方向性)」1名 ※自国と違う

    でした


    学ぶ姿を、学ぶ背中を、おとなはこどもたちに見せているでしょうか?

    感じさせているでしょうか?

    人間が成長するとき、環境はとても大切だと言われますが、人間も環境の要素のひとつなのです


    脱皮しない蛇は、滅びる


     ※関連サイト:国際算数授業研究プロジェクト IMPULS

  • 続・おとなの学び no.855

    公開日
    2024/10/08
    更新日
    2024/10/09

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54211220?tm=20241009141203

    本日は学校訪問研修会

    県教育委員会、市教育委員会から先生方に来校いただき、本校教育について指導を受けました

    また、出町中学校関係者や小中高校の先生方に授業を参観いただいています


    出中生に負けず、教職員も学び続けます

    本日の研修会を、未来の出町中学校教育のためにいかしていきます


    詳細については明日・・・

  • スポーツの秋・芸術の秋 no.854

    公開日
    2024/10/07
    更新日
    2024/10/08

    校長室より

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    10月5日(土)は富山県中学校駅伝競走大会(県総合運動公園陸上競技場)

    10月6日(日)は富山県中学校文化祭(砺波市文化会館・砺波市美術館)

    毎年恒例の行事ですが、スポーツの秋、そして芸術の秋を、県内の中学生がそれぞれ表現していました

    出中生もそれぞれの行事に参加し、素晴らしい姿を見せてくれており、わたしはとても感動しました


    駅伝大会では、それぞれを応援し合う姿にも心揺さぶられました

    他校の選手にも声援を送る出中生の姿がうれしいのです

    今もてる力を発揮してくれたレースだったかなと思っています

    ありがとう


    中学校文化祭では、出中生による美術や書道の作品での参加や、情報科学部の研究発表、ステージでの合唱発表等がありました

    開会式の司会を務めた○○さんも、明るい進行で中学生が主役であることを感じさせてくれました

    県内の中学生の作品や発表はどれも立派で、とても素晴らしかったです

    そんな中、多くの方から出町中学校の合唱の発表について声をかけてくださいました

    第3学年特別合唱団「UTAWA-LE」です

    自分たちで出演したいと申し出た生徒たちによる合唱団であり、やはり主体的に活動することの大切さを改めて教えられた気がします

    そして、そのパフォーマンスに強く心揺さぶられました

     ※第3学年特別合唱団「UTAWA-LE」の合唱

    ありがとう

    中学校文化祭に出演しない出中生が、何人も会場に足を運んでくれたこともうれしかったです


    当然、駅伝大会も中学校文化祭も中学生のその姿を支える教職員や関係者の方々の力があってこそであることは、忘れてはなりません

    ありがとうございます


    今月末には和鍾文化祭があります

    ますます楽しみになってきました


    そうそう、昨日は多くの場所で地区民運動会等が開催されており、出町中学校のグラウンドも大勢の人でにぎわっていました

    地域の一員として中学生も参加している様子が見られ、それもうれしかったです

  • 1年生 no.853

    公開日
    2024/10/04
    更新日
    2024/10/04

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54181660?tm=20241004140146

    朝の時間、廊下を歩いていると、1年生の○○さんから「あそこにキノコが生えています!!」と、教えてもらいました

    中庭の松の木の下に複数のキノコの姿が見えます

    よくぞ見つけたものだと思い、名前を尋ねると答えてくれました

    しかし、今はその名前を思い出せません

    チチアワタケと教えてくれたような、違うような・・・

    食べられると教えてくれたことはしっかり覚えているのですが、名前が・・・

    そこで、さっそくネットに頼ります

    撮影した画像を使って検索してみると、チチアワタケアミタケがヒットしました

    植物の同定さえも苦手なわたしにとって、キノコの同定はさらに難しい・・・


    ウィキペディアによると、チチアワタケに関して、次のような記述がありました

    青森県下では「はらくだし」の名で呼ばれており、ときに下痢をきたす特性を表現しているものと考えられる。また、新潟県の一部で使われる「うらむき」の名は、かさの裏面の管孔層を剥き除いてから食用にする利用法が、かなり古くからあったことを示唆するものである可能性が考えられる。福井県では「しばたけ(アミタケとの混用名)」、石川県では「いくち(ヌメリイグチとの混用名)」と呼ばれ、針葉樹林に発生し、かさに粘性があり、かさの裏面がスポンジ状の管孔となる他の種類と混同されている。「あみこ」あるいは「あみこもだし」(岩手)や「じこぼう」および「りこぼう」(長野)などの呼称も、ハナイグチと混用されている可能性がある。千葉県の一部でも、本種を「あみたけ」と称するという。

    また、毒性については、次のように書かれていました

    広く食用とされているが、あまり消化がよくないため、食べ過ぎないほうがよいとされる。特にかさの表皮と管孔層とは消化されにくく、かさが開いていない未熟なものは別として、成熟したものでは面倒でもこれらの部位をとり除いてから食べるほうがよい。歯切れがよく、汁物・鍋物・和え物、うどんなどの具に用いられる。一度乾燥させてから煮つけなどにすることもある。ぬめりを持たない柄の部分は、ベーコンで巻いて炒めたり、粉チーズをまぶして焼くとよいという。

    出典: フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」最終更新 2022年6月7日 (火) 21:31 


    青森でハラクダシと呼ばれつつも、食べられるというのはなんだか不思議です

    ○○さんのおかげで、勉強になりました

    そして、秋を感じました

    ありがとう



    そして、図書室では中間考査に向けて勉強中なのか、1年生の◇◇さんや、□□さんたちが、理科の勉強をしていました

    「おはようございます」とあいさつすると、「校長先生、理科の先生ですよね」と確認されました

    理科の問題に苦戦していたようです

    問題を見せてもらって、頭をフル回転し、解説しますがどうも腑に落ちないようで、時間切れとなりました

    ごめんなさい、力になれず・・・

    あの後、解説の図を描いて分かりやすく工夫してみたので、よかったら解説させてください

    もう解決したかな・・・

    ◇◇さんや、□□さんたちのおかげで、久々に理科の溶解度や濃度の問題を考えることが出来ました

    ありがとう


    やはり、出町中学校はおもしろい




  • 専門家から学ぶ no.852

    公開日
    2024/10/03
    更新日
    2024/10/03

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54171995?tm=20241003151822

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54171996?tm=20241003151822

    3年生の総合的な学習の時間の授業で、各学級がそれぞれに設定した課題に取り組んでいます


    昨日は、ある学級が砺波市役所の企画総務部の方をお招きし、イベントの企画・運営について考えました

    この学級は出中生で砺波市を元気にするイベントができないかと学習を進めています


    今日は、別の学級のグループが健康について追求しようと、砺波市福祉市民健康センターの方をお招きしています

    砺波市が実施している健康に向けた取組について学ぶことで砺波市の魅力を再発見し、魅力を生かした地域活性化の方法を思案しようとしています

    そのひとつとしてこのグループは「となベジプロジェクト」を知り、自分たちができることを実践しようとしています

    ※「となベジプロジェクト(「砺波+ベジタブル(野菜)」で「となベジ」)」は、「野菜を食べよう!野菜から食べよう!」を推進する取組みです


    またまた別の学級は、市外の地域活性化の取組を知ることで、砺波のよさを再発見し、魅力を生かした地域活性化の方法を探ろうと、氷見市役所スポーツ振興課の方や氷見市スポーツ推進委員のみなさんをお招きし、「氷見市の取組から学ぶ、スポーツを通じた地域活性化」を学習しています

    今日は、「ハンぎょボール」体験も行い、学びを深めました

    体育館の中は出中生の笑顔がいっぱいでした



    その道の専門の方のお話はとても勉強になります

    専門外では考えもしない視点があったり、経験があったり、学びは多いのです


    「小学校は子供の為の学校

     中学校は大人になる為の学校」

    これは、わたしが教頭時代に、当時の校長が話されて印象に残っている言葉です

    2年生での砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」や様々な行事、全学年で取り組む総合的な学習の時間等は、いわゆる国語科、社会科、数学科、理科、音楽科、美術家、保健体育科、技術・家庭科、英語科の学習や、「特別の教科 道徳」等とは違った学びがそこにはあります

    それはまさしく、「大人になる為」の学びだとわたしは思っています

    (※授業時間だけでなく、学校という空間にいる時間すべてが学びの時間とも思っています)


    いつも、それぞれに学んだことを出中生がどのように発信するのかがとても楽しみにしています

    それは、わたしにとって出中生の成長が実感できる素敵な時間なのです


    蛇足ですが、9月26日の北日本新聞朝刊の17面に、小矢部市立津沢中学校の記事が掲載されていました

    小矢部市津沢、水島両地区のイベント「異世代交流ふれあい広場」が25日に津沢中学校であり、1年生40人が地元住民と「ゆるスポーツ」などを通して交流した記事です

    両地区の社会福祉協議会が毎年開いているイベントで、パラスポーツのボッチャを基にしたゆるスポーツで、砺波市出町中の生徒達が考案した「バンバンやっちゃ」で交流したと記事に書いていただいています

    そうなのです、これは昨年の総合的な学習の時間に3年生のある学級で取り組み、発信したものなのです


    地域で学ぶ

    地域に学ぶ

    そして、地域に発信し、多くの人を元気にする


    出中生はがんばっています

    そうそう、図書室で「となみ夜高まつり」の歴史について調査中の出中生も、がんばっていました

  • 朝 no.851

    公開日
    2024/10/02
    更新日
    2024/10/02

    校長室より

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    今朝の空気もすっかり秋の空気です

    校長室の窓を開け、その空気を部屋の中へ招き入れます

    新砺波市誕生20周年記念運動会で、まさしく運動会日和としていただいたテルテル様は、数年前から校長室に鎮座する達磨さんと今日も平和に朝を迎えています

    教室は、出中生の登校を静かに待っています


    生徒玄関が開き、出中生の声が聞こえ、一気に校舎内が活気で包まれます

    図書室では10名弱が集まり何やらお話し中

    委員会の活動か?学年の活動か?学級の活動か?と思いつつ、「何の集まりですか?」と尋ねると、「何をしているわけではありません」との答え

    「そうか、何か仕事しているのかと思いました」と伝えると、「子供は遊ぶことが仕事ですから」と返されました

    「なんやねん」と思わず口から出ましたが、結構うまい返しだなと妙に感心しました

    そしてぐるっと廊下を巡って校長室へ戻るとき、第1階段で図書室に居た出中生たちが学級へ戻るところと出くわしました

    なんだかとても楽しそうな表情だったので思わず写真を撮影しようとしましたが、見事にシャッターチャンスを逃しました

    階段の上から、「ホームページに載せてくださいね」との声が聞こえます

    約束したわけではないですが、シャッターチャンスを逃したその写真を4枚目にアップしておきます


    今日もあたりまえのように出町中学校の教育活動がスタートしています

    ありがたいことです

  • 10月1日 no.850

    公開日
    2024/10/01
    更新日
    2024/10/01

    校長室より

    今日は10月の1日

    気付けばもう2024年も10月です

    記録的な暑さが続いたこの夏の空気が、気付くと秋のそれになっています


    朝の会の前に、廊下の学級掲示板を張り替える1年生の姿がありました

    今日はたまたまその姿を目撃しましたが、いつもこのようにそれぞれの役割を果たしてくれているおかげで、本校の掲示が整えられ、出中生同士がそれぞれの想いや考えを共有し合えています


    5限に、3年生は「コミュニケーションセミナー」を実施しました

    ウイメンズカウンセリング富山から亀田様、中田様を講師にお招きしました

    この学習は、砺波市役所企画政策課の宮下様にもご尽力いただいています

    「コミュニケーションとは」「友人とのコミュニケーション」「好きな人とのコミュニケーションや関係」

    それぞれについて、ロールプレイングや資料を使っての解説があり、出中生にとって多くの学びがありました

    来校いただいた3名の方からは、この学習に取り組んだ3年生の姿をたくさんほめていただきました

    「ふりかえりの文章を読むのが楽しみだ」とも言っていただきました

    みんなはどのような振り返りをしたのか、わたしも楽しみになりました


    今日も出中生は「本気・根気・元気、そして勇気」で学習に取り組んでいます

    グラウンドからは保健体育の授業でソフトボールとサッカーの学習に取り組む1年生の楽しそうな声が聞こえています




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  • おとなの学び no.849

    公開日
    2024/09/30
    更新日
    2024/09/30

    校長室より

    月曜日は原則として部活動がない日です

    生徒たちが帰宅し、がらんとした校舎内で本校の教師が研修に励んでいます

    今回は教室環境と授業づくりについてグループに分かれての主体的研修です

    ちょうど来週に講師の先生方をお招きしての研修会がありますから、そのタイミングに合わせて、よりスキルアップのために「環境」についても考え、実践しています


    児童・生徒・学生の時代より、おとなになってからの「学び」はより厳しいものであるとわたしは感じています

    小中学校は義務教育であり、おとながこどもに教育を受けさせる義務がある期間です

    これは、こどもにとっての「学ぶ権利」が守られているということです

    具体的には時間や場所や、経済面について守られています

    厳密にいえば、義務教育を終えると、おとなにとってこの義務がなくなりますから、教育を受けさせなくてもよくなります

    おとなの学びは自分自身が自分のために、時間や場所や経済面を確保し、学ぶ必要があるということです

    現実は、周りのおとなが就職するまで守り続けてくれたり、働いてからは職場が学びの機会をつくってくれたりと、単純に放り出されることはないのですが・・・

    そして、「学び」は決してつらいものではなく、本来は「楽しい」ものです

    スポーツや、芸術にはまってのめりこむことも「学び」であり、それは楽しいのです

    歴史を知れば知るほどおもしろくなるとか、宇宙のことを知れば知るほどおもしろくなるとか、「学ぶ」はそういうものです

    何も興味がないとか、おもしろいものがないということもあるでしょう

    そんな時は、少なくとも学校の授業での「学び」を拒否するのではなく、「もしかしたら面白くなるかも」と思いつつ取り組んでみてはどうでしょう

    分からないことが続くと、そういう心持ちになることは難しいものですが、何がきっかけで変わるかは人生わかりませんから

    変な話ですが、わたしは教師になるとはみじんも思っていませんでしたし、逆に、なりたくない職業のひとつだったのですが、今、こうなっています

    中学、高校と英語が無茶苦茶苦手で、全くおもしろくなかったですが、大学になるとちょっぴり面白くなったり、就職してから海外で数カ月過ごすことになったりしました


    ああ、また話がずれてきています

    「おとなの学び」は、「こどもの学び」がベースとなって、成り立っている部分が大きいと、今のわたしは思っています

    無理強いされても人はやる気になりませんから、出中生に押し付けるつもりはないですが、脳科学的に言うと、やる気は起こすものではなく、起きるものであるということは伝えておきましょう

    行動することで「やる気」スイッチが入るのです

    とにかくやってみる

    とにかく踏み出してみる

     そういうことなのです

    これは、おとなもこどもも関係ありません

    人間の脳の特徴のようです

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  • ありがたし no.848

    公開日
    2024/09/27
    更新日
    2024/09/27

    校長室より

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    本日、一大行事である運動会が終了しました

    砺波市立出町中学校 新砺波市誕生20周年記念 運動会

    多くの来賓のみなさん、保護者のみなさん、地域のみなさんに来場いただき、出中生の躍動する姿を観ていただきました

    運動会実行委員会を中心に、3年生のがんばりと、それについてフォローする2年生、1年生が主体的に今日に向けて活動しました


    そのひとつに、午後のプログラムの生徒会種目「新砺波市誕生20周年ダンス」があります

    こういう想いで、こういうことをやりたいと、校長室へ実行委員会のメンバーがやってきました

    また後日には、全学年からの代表が考えた振り付けを見せに、校長室へ実行委員会メンバーがやってきました

    わたしにとっては難しそうに感じ、応援合戦の練習と並行してこのダンスは出来るのか?と尋ねたことを昨日のように覚えています

    彼らは何の躊躇もなく、「できます!」と答えます

    その目を見て、「分かった、やってみなさい」と口から出ました


    予行での様子、そして今日の本番と、出中生の力に驚かされます

    種目の間に見せた応援の様子や、午前の部の休憩時間に「新砺波市誕生20周年ダンス」の音楽を流すと、グラウンド中の出中生が自然に手足を動かした光景は、とても素敵でした


    閉会式でうまく伝えられなかったと反省していますが、運動会では表彰があります

    会と称しながら大会です

    1位があり、最優秀賞があります

    そうなれば最下位があり、受賞なしもあります

    うれしい、悔しい、その思いを消す必要はないですし、わたしはその思いはとことんきょう1日くらいは抱えてよいと思います

    そして、その事実を、未来へどうつなげるかです

    わたしも中学生の時期がありました

    3年間での運動会で、うれしいことも、悲しいことも、苦しいことも、楽しいこともありました

    その時にこころの扱い方をなんとなく学び、それ以降の様々な出来事の中で自分の心の扱いなどを習得していったと思います


    いみじくも今年度の生徒会年間テーマは「Go Forward!」

    サブタイトルが、「変わり続けるために、一歩踏み出そう」

    そうなのです、勇気をもって一歩踏み出すことで、何かが起こるのです

    そして、二歩目、三歩目と続きやすくなることもあります

    失敗は教訓に、成功は自信に

    失敗しない方法は何もしないこと

    すべては通じているように感じます


    今日までと今日の、出中生の姿から、またまた、多くのことを教えてもらいました

    そして、多くの元気と勇気をもらった気がします

    出中生自身や会場にお越しいただいたみなさんにとってはいかがだったでしょうか?


    令和6年度の運動会は終了しました

    運動会での気付きや学びは、未来に生きます 


    出中生、ありがとう

    来場いただいたみなさんありがとうございました

    出中生を全力で支援した教職員、ありがとう


    そして、とても涼しく過ごしやすい天気にしてくれたであろう、テルテル様に感謝します

  • 緊張感 no.847

    公開日
    2024/09/26
    更新日
    2024/09/26

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/48129912?tm=20240926140913

    いよいよ明日に迫った「新砺波市誕生20周年記念 出町中学校 運動会」

    昨日の予行、応援合戦リハーサルを終え、明日の本番に向けて出中生が主体的に様々な活動に取り組んでいます

    そんな彼らのそんな主体性を支える教職員のはたらきを改めて目の当たりにし、校長としてうれしく、そして頼もしく思っています


    ここのところずっと注視している週間天気予報

    心配していた天気は、何とか大丈夫そうです(上の図)

    数社のサイトを比較しながら見ているのですが、明日は運動会を実施できると判断できます

    そこで、既に実施予定のことを本校HPで発信しました

    万が一、今後天気予報が急変し、明日の開催が難しいとなれば、明日am6:15までにHPと安全メールでお知らせします

    最後の最後まで、テルテル様にお願いし続けます


    本日、出町認定こども園から運動会に招かれ、お邪魔してきました

    会場はずっと子供やおとなの笑顔がいっぱいで、こちらも幸せな気持ちになる運動会でした

    また、こども園の先生方の細やかな配慮等が同業者として随所に感じられ、すばらしいなと感心しました

    明日の本校の運動会は、来場いただいたみなさんにどのようなメッセージを届けられるでしょうか?

    既に私は、謎の緊張感でいっぱいです(主役は出中生なのに・・・)


    我らが出中生は例年のように、競技や応援合戦でのよりよいパフォーマンスを発揮することだけでなく、今回、新砺波市誕生20周年を祝って、ダンスを創作し、全員で披露します

    また、今年度の運動会は、例年9月の第1週の実施時期を熱中症対策で9月下旬にしたり、また例年土曜日開催だったものを、部活動の地域移行や昼食の給食利用等を考慮して平日開催にしたりしていますので、例年通りとならないことも多々あります

    そのため、出中生も教職員も、準備日程の見直しや限られた時間の中でよりよいものを目指す工夫等、本気で取り組んできました

    「脱皮しない蛇は滅びる」

    出中生や教職員は変化に対応しつつ、よりよいものを目指して活動してきています


    先日の案内通り、PTAのご厚意で運動会の様子は後日ネット配信されます

    明日や後日、多くの方に出中生の様子をご覧いただければと思います

    よろしくお願い申し上げます

  • 放課後、そして、始業前 no.846

    公開日
    2024/09/25
    更新日
    2024/09/25

    校長室より

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    昨日の放課後、グラウンドに運動会で使う団旗が並びました

    実行委員会を中心に、開閉会式の段取りを確認しています

    本日の運動会予行に向けての準備です


    そして今朝は、多くの出中生がグラウンドでラインを引くなど、予行の準備を進めています

    ありがたいことだとしみじみ思いながら玄関に戻ると、グラウンドの土が入った生徒玄関を黙々と掃いている○○教諭の姿がありました

    ちょうど、「おはようございます!!」と□□さんと、◇◇さんが挨拶してくれたので、挨拶を返した後、「○○先生が生徒玄関の砂を掃いてくれているのですが・・・」と声をかけると、その姿に気づき、「あ、手伝います!!」とこれまた元気に言って、○○教諭と一緒に砂を掃いてくれました


    誠に出中生は素敵だと実感した、昨日の放課後であり、今日の朝でした

    みんな、ありがとう


    このエピソードだけでなく、本校では日常的に出中生の素敵な姿がたくさん見られます

    まだまだ成長段階で、いろいろな課題にぶつかり、自分でも思っていない言動をとることもある中学時代ですから、いろいろあります

    万事順調であったり、すべてが平和ということはないですが、出中生の根っこにあるものは、よりよく生きようとする想いであると、わたしは信じています


    午後の予行でも、いろいろな姿が見られるだろうなと、楽しみにしています

  • 秋晴れ no.845

    公開日
    2024/09/24
    更新日
    2024/09/24

    校長室より

    朝からさわやかな日となっています

    先週までの湿度が高く、猛暑日や真夏日が続く日々とはがらりと変わった空気を肌で感じます

    今週金曜日に運動会を控えた今日現在、ありがたいことに週間天気予報は当日の開催は大丈夫そうだと示してくれています

    屋外では、グラウンドで3年生が運動会に向けての全員リレーの練習をしたり、2年生が技術・家庭科の栽培の授業でダイコンの種を植えたり、それぞれに活動を進めています

    こっそりと、ダイコンが実ったらどうやって食べるのかを尋ねると、「やはり、ぶりダイコンでしょうか」となかなかわたし好みの回答がありました

    確かに、収穫の頃はぶりダイコンがホクホクとおいしい頃かもしれません


    生徒とのこんな些細な会話がうれしく、そして、ありがたく感じる毎日です


    校長室ではテルテル様が金曜日の運動会に向けて、そのお力を発揮してくださっています

    昨年度は運動会の閉会式、片付けが終了し、生徒たちが下校した後になって、ざっと雨が降りました

    テルテル様、今年度もよろしくお願いいたします


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  • ゆずり合う 心で広がる 無事故の輪 no.844

    公開日
    2024/09/20
    更新日
    2024/09/20

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43397423?tm=20240920115759

    明日、9/21(土)から30日(月)までの10日間、令和6年「秋の全国交通安全運動 2024」が実施されます

    この運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的としています

    特に、9月30日(月)は、交通事故死ゼロを目指す日です


    全国重点実施事項は次のとおりです

    【交通安全運動の重点(全国重点)】

    (1) 反射材用品等の着用推進や安全な横断方法の実践等による歩行者の交通事故防止

    (2) 夕暮れ時以降の早めのライト点灯やハイビームの活用促進と飲酒運転等の根絶

    (3) 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底


    日没時刻が早くなっています

    自転車を利用する出中生は、確実にライトを点灯させていますか?

    また、ヘルメットを確実に着用していますか?

    ヘルメットはあご紐をしめていないと、万が一の際に飛んでしまって効果がなくなります

    また、一度衝撃を受けたヘルメットはその効力が100%ではなくなります


    みんなで交通安全について、いつも以上に意識しましょう


    → 秋の全国交通安全運動「富山県推進要綱」(PDF:2,511KB)

    → 秋の全国交通安全運動「ポスター」(PDF:920KB)

  • おもいをかたちに no.843

    公開日
    2024/09/19
    更新日
    2024/09/19

    校長室より

    お昼の時間、昨日当選証書と認証書が授与され、前期生徒会からそのすべてを引き継いだ後期生徒会の会長、副会長が校長室を訪ねてくれました

    用件は10月の和鍾文化祭についてです

    詳細をここで紹介するのは控えますが、その話しぶりや話の内容から、新生徒会役員としての責任感と、強い想いを感じました

    今までの生徒会役員も素晴らしかったですが、新しく誕生した生徒会役員もきっと本気・根気・元気に、そして勇気をもって出町中学校生徒会がますます発展するように力を発揮してくれるでしょう

    一昨日が中秋の名月で、昨夜が満月という記事を書きました

    昨夜は雲の切れ間から、すっきりとしたその姿を観ることができました

    今日の新生徒会役員の姿、表情が昨夜の光り輝く月の姿と重なりました

    太陽ではないのかと、マイナスに考えないでほしいと思います

    秋空に浮かぶ月の凛としたその姿が今日の新生徒会役員と重なったのですから


    来週末に、出町中学校 令和6年度 新市誕生20周年記念 運動会が予定されています

    週間天気予報がころころと変わっていますからハラハラですが、例年同様、「テルテル様」に登場願いました

    ぜひとも今年度も出中生が思いっきり活動できる運動会日和にしていただけるよう、今日からお祈りし続けます

    今日からいよいよ、3学年そろっての団活動が始まります


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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43388318?tm=20240919132520

  • うけつぐ no.842

    公開日
    2024/09/18
    更新日
    2024/09/18

    校長室より

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    後期生徒会役員選挙の結果を受け、当選証書授与式、認証式がありました

    当選者へ選挙管理委員長○○さんから当選証書の授与があり、今回の選挙についての委員長報告がありました

    生徒会役員選挙の意味を改めて考えさせられる委員長所見であり、未来へつながる報告だと感じました


    そして、わたしから認証状を当選者に渡し、言葉を伝えました

    新役員はこれからその真価が問われます

    全校600名の出中生、生徒会員が「出町中学校でよかった」と思えるように、本気で取り組む必要があります

    その中には今回の選挙で自分に票を投じなかった人も含みます

    校訓「天資養活 自他共栄」

    令和6年度生徒会年間目標「Go Forward! ~変わり続けるために、一歩踏み出そう~ 」の意味を、今一度考え、活動に取り組んでほしいと思います

    生徒会役員だけで、よりよい生徒会をつくることは到底出来ません

    生徒会員一人一人の力が必要です

    本気・根気・元気に取り組む出中生を、我々は支え続け、応援し続けます


    会の中で伝えられませんでしたが、前期生徒会会長○○さんをはじめ生徒会役員のみなさん、ありがとうございました

    今後は別の形で出町中学校生徒会を支えてほしいと思いますし、力強く支えてくれるでしょう


    会の後に引継ぎ式があり、生徒会旗が前期生徒会長から後期生徒会長へ手渡されました

    いつもながら、このシーンに心を揺さぶられます


    さあ、後期生徒会の大きな活動の運動会が来週に迫っています

  • みあげる no.841

    公開日
    2024/09/18
    更新日
    2024/09/18

    校長室より

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    昨日は中秋の名月

    雲のない空にぽっかり浮かぶその月を見上げ、少し雅の気持ちを味わいました

    しばらくして、写真に撮ろうと再び窓から空を見上げると、あららら、雲が空を覆っていました

    ただ、雲の合間から奥ゆかしくその姿を見せる中秋の名月も雅だと感じ、数枚写真を撮ったのが上の写真です

    雲の隙間から見せるその姿

    雨の夜であれば全くその姿を観ることは叶わなかったでしょう


    ただ、雨だろうが、薄曇りだろうが、晴だろうが、その月はそこにあります

    国立天文台HPの、ほしぞら情報 2024年9月で、17日の夜空のシミュレーション画像が観られます

    雲で隠されようが 中秋の名月は、そこに ある

    見えようが見えまいが、月は 昇り 沈む

    太陽との位置関係で月はその表情を変えるように見えますが、月はいつもほぼ球体の姿で地球の周りを、ただただ 回る

    見えるものだけがすべてではなく、見えないものを意識することが大切だと、改めて感じます

    昨夜、出中生も月を見上げたでしょうか?


    今日、9月18日は満月です

    今晩は見られないかな?

    ちなみに、約1か月後の10月17日20:26の月は2024年に見られる最大の月です

    距離は約35万7000㎞となり、2024年で一番遠ざかる約40万6000kmと比べると約5万km近くなることで、約14%大きく見えるようです

  • 中秋の名月 no.840

    公開日
    2024/09/17
    更新日
    2024/09/17

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39184894?tm=20240917102104

    今夜は、中秋(ちゅうしゅう)の名月を観られるでしょうか?

    旧暦の毎月十五日の夜を十五夜と呼び、旧歴8月15日の月は特別に中秋の名月として、古くから親しまれています

    旧暦では7月から9月を秋としていますから、旧暦8月15日がちょうど秋の真ん中ということで、旧暦8月15日夜に昇る月を中秋の名月と呼ぶようです

    平安時代、貴族たちはこの日にお月見を楽しんだようです

    月を眺めながら和歌を詠む「観月の宴」では、池に月を映して風景とともに楽しむなど、貴族は雅に楽しんでいたようです

    この時期の空気は春や夏に比べて乾燥しており、空気が澄んで星がくっきり見えるため、一層月の存在感は夜空に映えるのです


    中秋の名月というと満月をイメージする人が多いですが必ずしも中秋の名月が満月とは限りません

    中秋の名月は新月からの日数で決まり、満月は太陽と地球と月の位置関係で決まるために、ずれが生じるのです

    2021年から2023年は3年連続で満月の日が一致していたため、一層そのイメージが強くなっているかもしれません

    ただし、今年9月の満月は、明日9月18日です


    そう言ったお話も含めて、今月に入ってから図書室では司書が中秋の名月に関連する書籍などを紹介しています

    出中生のみなさんにもぜひ手にとってみてはいかがでしょう

    新しい世界が開けるかもしれませんよ



    わたしが小さい頃、今は亡き父が近所の人と近くの山のてっぺんで月見酒に興じていたのですが、帰ってきてから「寒かった」といっていたことを覚えており、なぜかこの時期になるとはっきりと思い出します

    残暑つづく今年の気象ですが、そろそろ秋の気配も感じられるようになってきています

  • ・・・の秋 no.839

    公開日
    2024/09/17
    更新日
    2024/09/17

    校長室より

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    芸術の秋

    スポーツの秋

    食欲の秋

    ・・・の秋


    この3連休も出中生は様々な場所でその力を発揮していました

    砺波地区中学校新人大会陸上競技は小矢部陸上競技場で行われ、今までの練習の成果を存分に発揮して、男子1位、女子1位、そして総合1位となりました

    結果もさることながら、自己ベストを出した出中生には自信をもって、次に向けて頑張ってほしいと思います

    開会式の激励の言葉は出中生に伝わっただろうか?

    少しでも何かを感じてくれたらうれしいです


    その後、チューリップ四季彩館へ向かい、砺波地区アートワーク大会の開会式にお邪魔しました

    今年度は活動の様子を観ることは叶いませんでしたが、出中生のワクワク・キラキラした表情を観られて、うれしい気持ちで愛知県へ向かいました

    愛知県稲沢市の名古屋文理大学文化フォーラムで行われる、NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクールに出場する、合唱部を応援するためです

    結果は銅賞!(※東海北陸ブロックコンクール 審査結果

    他の学校が上限ぎりぎりの35名編成で大会に臨む中、10名強で臨んだ出町中学校合唱部

    その歌声を会場に響かせ、多くの聴衆を魅了したとわたしは思っています

    少なくともわたしは感動しました

    このNコンは、全日本合唱コンクールとはまた違う趣旨があるのだなぁということも実感しました

    わたしの中では金賞です


    そして翌日は氷見市ふれあいスポーツセンターで北陸マーチングコンテストがあり、吹奏楽部が出場しました

    壮行演奏のときよりも本番での響き、パフォーマンスともぐっと良くなっていたとわたしは感じました

    結果は金賞!!(※北陸マーチングコンテスト

    県代表は逃しましたが、金賞であることは誇りとしてよいと思います

    限られた中でよくやったと思うからです


    出中生のがんばる姿を観られ、とても充実した3連休でした

    ありがとうございました

  • 応援したい no.838

    公開日
    2024/09/13
    更新日
    2024/09/13

    校長室より

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    本日「壮行会・壮行演奏会」を実施しました

    壮行されたのは次の大会等に参加する出中生です


    「砺波地区中学校新人大会」

    「富山県中学校駅伝競走大会」

    「みんなでつなごうリレーフェスティバル2024」

    「北陸マーチングコンテスト」

    「NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクール」

    「中部合唱コンクール」

    「自然科学観察コンクール」


    出町中学校文化・体育後援会の吉澤副会長が参加くださり、激励の言葉をいただきました


    わたしも激励の言葉を送りました

    今回の壮行会は7つの大会、フェスティバル、コンテスト、コンクールの壮行会ですが、ぜひ、日時や場所は違えども、同じ時期に共に本気でがんばる出中生がいることを感じて欲しいこと

    そして、そんなみんなを、ここにいる出中生や教職員、文化・体育後援会のみなさんをはじめ、地域のみなさん、保護者の皆さん等、応援してくれる人がいることを感じて欲しいこと

    今日、伝えたかったのはこのふたつでした

    しんどい時、心が折れそうなとき、このふたつを思い出して、今までがんばってきた自分を信じてやり切ってほしいと思うのです


    さっそく明日は砺波地区中学校新人大会の陸上競技が小矢部陸上競技場、NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクールが名古屋文理大学文化フォーラムであります

    また、美術部は砺波市美術館で開催されるワークショップに参加して、自分の技術を磨きます

    それぞれの場所で本気・根気・元気にチャレンジする出中生を応援する人のひとりとして、わたしも精一杯応援します

    がんばろう、出町中学校!

    がんばろう、出中生!!


    プログラム最後は吹奏楽部の壮行演奏でした

    北陸マーチングコンテストに出場する吹奏楽自身の応援だけでなく、また、今日壮行された出中生だけでなく、会場に居たすべての人の応援にわたしは感じました


    グッと来たのは、歳のせいだけではないと思います

  • みえないものとは no.837

    公開日
    2024/09/12
    更新日
    2024/09/12

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35420944?tm=20240912085009

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    前の記事で、学校で勉強する理由のひとつは、「みえないものを、みえるようにするため」と書いたところ、何人かに「それは何か?」尋ねられました

    わたしの記事を読んでもらっていること、また、疑問点についてストレートに尋ねてもらえることに感謝です


    「みえないもの」はいろいろ思い浮かびますが、「みえないもの」と聞いてわたしが真っ先に思い浮かぶのは、宮澤章二氏の詩です


      「行為の意味」     宮澤 章二


     あなたの心はどんな形ですかと 人に聞かれても答えようがない

     自分にも 他人にも心は見えない

     けれどほんとうに見えないのであろうか


     確かに心はだれにも見えないけれど 心づかいは見えるのだ

     それは 人に対する積極的な行為だから

     同じように胸の中の思いは見えないけれど 思いやりは見えるのだ

     それは 人に対する積極的な行為なのだから


     あたたかい心が あたたかい行為になり

     やさしい思いが やさしい行為になるとき

     心も思いも、初めて美しく生きる

     それは 人が人として生きることだ

      ※「青春前期のきみたちに: 詩人宮澤章二の77のメッセージ」より

        著者:宮澤 章二 出版社: ごま書房新社 発売日:2006.3.1


    宮澤 章二 氏

    埼玉県羽生市出身で、東京大学文学部美学科卒業後教師となり、埼玉県立不動岡高等学校時代に、疎開のため加須市に住んでいた作曲家の下総皖一氏と出会ったことで、詩人・作詞家としての活動が始まります

    校歌、合唱曲、童謡等の作詞を多数手がけ、『ジングルベル(Jingle Bells)』の訳詞者(※複数の歌詞が発表されているため、訳詞者は複数存在)としても、知られています

    上の詩はACジャパンのCM(YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=fkEdeBFMEHM)で有名になりました

    この詩に、学校で学ぶ「みえないもの」のひとつが分かりやすく表現されていると思います


    今朝から、生徒玄関でアルミ缶回収が行われています

    この光景も、「みえないもの」を感じさせるひとつです

    出中生一人一人にとってその感じ方は違うでしょうが、多くの出中生の刺激となることでしょう


    「ヒトは人の間で人間になる」とは、よく言ったものだと思います


    本校の図書室に、「新装版 行為の意味」「行為の意味 青春前期のきみたちに」の2冊があります

    ぜひ手にとって読んでもらいたい本です

     ※今、わたしが借りており、明日には返却します


    蛇足

    昨日から校長室前の掲示板に、Antoine de Saint-Exupéryの文章を再掲示しました

    「On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux.」

    (心で見なくては、ものごとはよく見えないってこと かんじんなことは、目に見えないんだ)

    「星の王子様」の第21章で、キツネが王子さまとの別れ際に言ったセリフです