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第128号 本気の本気
- 公開日
- 2021/09/30
- 更新日
- 2021/09/30
校長室より
昨日の生徒会活動の時間に、当選証書授与式、認証式を経て正式に後期生徒会役員となった新執行部のメンバーが、校長室を訪ねてくれました
その数日前の昼休みの時間には、前期執行部のメンバーも、校長室を訪ねてくれています
前期執行部は、本気で根気よく元気に生徒会活動に取り組んでくれました
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、いろいろな制約の中、考えて工夫して誠実に取り組む姿が印象的でした
後期には生徒会役員としてではなく、生徒会員として、別の形で生徒会活動を支えてくれると信じています(※委員長としてがんばる、と言ってくれる生徒もいます)
執行部での経験を、今後も発揮してくれるでしょう
そして、やや緊張の面持ちで校長室に入ってきた後期生徒会役員のみんな
それぞれに、強い想いを語ってくれました
頼もしいです
前期から引き継いだ生徒会テーマ「躍動」の実現に向けて、具体的に何ができるか、知恵と実行力が試されます
校長室でみせてくれたみんなの本気の目は、きっとやってくれると、期待できるものでした
いや、やってくれます
さっそく、和鐘文化祭での生徒会ステージの実施について、わたしに要望を伝えてくれました
出中生のみなさん
選挙で選ばれた新執行部を信じ、よりよい出町中学校生徒会づくり、そして生徒会テーマ「躍動」の実現を、共に目指してください
集団はリーダーだけではその力を発揮できません
リーダーと、それをフォローする人がいて、足し算以上の力、かけ算の力が発揮されます
ただし、かけ算の場合、0を掛けると、相手がどんな大きな数字でも0になります
そして、かけ算の場合、負の数字を掛けると、相手が大きい数字であればあるほど、とんでもない大きな負の数字になりますね・・・
新・出町中学校生徒会
わたしも本気で応援します
今朝、生徒会室でさっそく本気で・元気に活動する執行部の姿がありました
とにかく、いろいろ、やってみよう!!
不安や苦労を乗り越えた先に、きっと、「楽しさ」が待っています -
第127号 旬
- 公開日
- 2021/09/29
- 更新日
- 2021/09/29
校長室より
今、2年生は技術・家庭科の技術分野の授業で栽培の学習をしています
苗を植えて世話をしているところにお邪魔して、○○さんに「いつ収穫ですか?」と聞くと、「うーん、11月頃でしょうか」と答えてくれました
この苗はブロッコリーであることを教えてくれたのは◇◇さんです
八百屋さんやスーパーマーケットで販売されているブロッコリーは、海外からも輸入されていますが、国内では収穫時期をずらしながら各地で栽培されています
そのことで通年、安定した流通につなっているわけです
ただ、本来最も美味しい旬の時期は、晩秋の11月頃から冬3月頃のようです
ですから、2年生が収穫する頃のブロッコリーはちょうど旬のものだということになります
店頭で購入できるブロッコリーの中で、春まきで夏に収穫されるものは、アオムシなどの害虫対策に多量の農薬が使われる事もあるようですから、2年生の栽培している無農薬で旬の時季の収穫となるブロッコリーは、とても魅力的です
家庭科室の前には、卒業生の学習の記録として、技術科の栽培の授業で育てたブロッコリーを、技術・家庭科の家庭分野の授業で調理した学習の掲示があります
※学習の見通しをもつために、このような掲示も大切です
今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大対策として調理実習は行っていませんが、今後の動向をみながら、収穫したブロッコリーを活用できる学習を工夫できればと考えます
学習にも旬があります
旬と言えば、月の暦で本日9月29日10時57分は下弦です
歳をとると夜中に目が覚めるようになり、昨夜も午前1時半過ぎに目が覚めました
窓の外に、下弦の月がぽっかり浮かんでいる様子が、ややかすんで見え、思わず枕元のスマートフォンで撮影しました(※この機種は既に5年と7ヶ月使用しているので、性能上月の姿がくっきり写りません 買い換え時か・・・)
虫の鳴き声と共に秋を感じる時間で、また寝不足になりました -
第126号 出会い
- 公開日
- 2021/09/28
- 更新日
- 2021/09/29
校長室より
朝出勤すると職員玄関前に小鳥の姿がありました
動かないのでてっきり息絶えていると思い、埋葬しようと荷物を校長室に置いてから小鳥のもとへ戻りました
死因が分かりませんから、直接触るのははばかれたので、申し訳なかったですが玄関にあったちりとりで運ぼうとすると、ぴくりと動きます
どうも、生きているようです
さっそく、ちりとりに乗せ、人目のつかない草の生えている場所へ運びました
運ぶ際は暴れることもなく、ほとんど目をつむっていました
しばらくして、どうしているのか気になり、置いた場所へ再び行ってみるとまだ居ます
今度はしっかり目を開けています
写真を撮ると、そのシャッター音に驚いたのか羽ばたいて飛び立ちました
掴まるところがすぐに見つからず、落ちそうになりながらも必死に掴まっています
結局、体育館横の屋根という、安定した場所に落ち着きました
なにはともあれ元気な様子で、よかった、よかった
ガラス窓か何かにぶつかって、脳しんとうでも起こしていたのでしょうか?
羽の色からウグイスだろうかと思いましたが、全く自信がありません
理科教師でありながら、動植物の同定は苦手です
困ったときは人に聞きましょう
学校はありがたいことに、各分野に詳しい方が居ますから、さっそく理科の先生に尋ねてみました(自分も理科教師なのに・・・)
今の世の中便利なもので、鳥を同定するアプリがあるということで、○○先生がサクサクっとそれを使って調べてくれました
アプリの回答は、「エゾムシクイ」※自分のスマホにアプリをインストールしてやってみると、「メボソムシクイ」と出ました・・・ ????(9/29)
ネットでエゾムシクイの画像を検索すると、確かにその画像に似ているように感じました
まだ、確たる自信はありませんが・・・
わたしも花を同定するアプリをスマートフォンに入れていますが、鳥のアプリは入れていなかったので、やはり困ったときは誰かに頼ることだと再認識した朝でした
さて、朝出会ったエゾムシクイ(メボソムシクイ?)
鳥と言えども、何かの縁
このあと、元気にその一生を全うしてほしいと願うのでした
と、言いつつ、ふと「鶴の恩返し」というワードが頭に浮かびます
「スズメの恩返しってあっただろうか?」
「エゾムシクイ(メボソムシクイ?)は恩返しをするのだろうか?」
特に恩を感じるまでのことをしたわけでもないのに、そんなことが頭に浮かぶとは・・・、我ながら残念
フジパンのホームページに「民話の部屋」というページがあります
そしてその中に、「動物の恩返しにまつわる昔話(全40話)」があります
https://minwa.fujipan.co.jp/genre/ongaeshi/
時間があるときに、ゆっくり読んでみます
あくまでも純粋な気持ちで
秋の夜長、出中生のみんなも、たまには民話に触れてはいかがでしょうか
もうすぐ中間考査で忙しいかもしれませんが、息抜きも必要ですよ -
第125号 田舎派?都会派?
- 公開日
- 2021/09/27
- 更新日
- 2021/09/27
校長室より
今朝学校に着く頃、校舎の上には真っ青な空が広がっていました
そして、下弦になりつつある月がぽっかりと浮かんでいました
美しい空です
単純に富山に住んでいてよかったなぁと感じる瞬間です
中秋の名月を眺めていたのがつい先日だと思っていたのですが、お月様は結構スリムになっています
うらやましい・・・
さて、今朝は家からアルミ缶を持ってきました
今日から地域交流委員会主催のアルミ缶回収が始まるからです
少しでもお役に立てればと、飲みためていたアルミ缶です
今回は、「第2回あなたはどっち派?アルミ缶回収」です
将来、都会、田舎のどちらに住みたいのかを決めて、該当の袋に持ってきたアルミ缶を入れるリールです
わたしは迷わず「田舎」に入れました
始まったばかりだったこともあるのか、ほとんどが「田舎」の袋に入っていました
出中生は「都会」が多いのかと思っていたので、意外でした
明日まで続きますから、結果はどうなるでしょう?
楽しみです
地域交流委員会のみなさんありがとう
そして、協力してくれたみなさんありがとう -
第124号 敬遠
- 公開日
- 2021/09/24
- 更新日
- 2021/09/24
校長室より
昨日の秋分の日
いつもはあまり観ない野球の生中継を、たまたま、久しぶりに観てしまいました
アメリカ大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手
22日(日本時間23日)、本拠地でのアストロズ戦、「3番・指名打者」で先発出場です
初回2死走者の第1打席、4回先頭打者としての第2打席は、2打席連続フォアボール
逆転して迎えた7回2死2塁の第4打席、延長10回の第5打席は2打席連続の申告敬遠
本塁打王争いの中で勝負してもらえず、スタンドからは大ブーイングでした
今日の試合でも大谷選手は2四球だったようで、特に野球ファンでもないですが微妙な気分になります
今季のホームラン王は難しいかな・・・
今日までの大谷選手の四球数は84
※ちなみに、メジャー歴代最多はバリー・ボンズ選手の2004年シーズンの120個
23年前、1998年5月28日サンフランシスコ・ジャイアンツ対アリゾナ・ダイヤモンドバックスの一戦
ダイヤモンドバックスが8対5でリードして迎えた9回裏、ジャイアンツは1アウト後、3四球などで1点を返し、2死満塁のチャンス
そして打席には、このシーズン歴代最多73本塁打を放つことになるバリー・ボンズ選手
最高の場面で最高の打者に回ったことで、沸き立つホームのジャイアンツファン
しかし、ダイヤモンドバックスはここで敬遠を選択
当然のように大ブーイングです
ジャイアンツは何もせず1点をもらったわけですが、次の打者が倒れ、結果的にダイヤモンドバックスが勝利します
当時の監督バック・ショーウォルターは「空いているベースは常にある その夜はホームが空いていた」とインタビューに答えています
日本では、高校野球での松井秀喜選手5打席連続敬遠が印象的です
※阪神・掛布選手、中日・宇野選手の1984年10連続四球もありますが・・・
これもたまたまテレビ観戦していました
1992年8月16日甲子園球場で行われた、第74回全国高等学校野球選手権大会2回戦の明徳義塾高等学校(高知)対星稜高等学校(石川)戦
明徳義塾高校が星稜高校の4番・松井秀喜選手を5打席連続で敬遠します
試合後、マスコミなどでおおいに取り上げられ、高校野球の「勝利至上主義」について議論されました
第4打席、2死ランナーなしでの敬遠は、流石にびっくりした記憶があります
多くの人が「高校野球らしくない」「卑怯だ」というような発言をしました
そんな中、故 野村克也氏は、このとき次のようなコメントをしています
「ちょっと待て、それは野球の本質を見誤っているんじゃないか」
「敬遠が「卑怯な戦法」だったとしても、松井選手ほどの強打者であれば、敬遠されることを前提に作戦を立てなければならないだろう」
当事者の松井選手は当時、「歩かせるのも作戦ですから、自分がどうこう言えるものではない」と試合後のインタビューで語っています
この試合、結果として星陵高校は2対3で明徳義塾高校に敗れています
プロの大リーグの試合と、アマチュアの高校野球の試合とを同列で扱うことはどうかとも思いますが、「勝負」ということについて考えるには面白い話題だと感じます
そう言えば当時、道徳の時間でこの話題を扱っていた同僚が居ました
出中生は、大谷選手の敬遠をどのように考えるでしょうか? -
第123号 悩みながらも、工夫する
- 公開日
- 2021/09/22
- 更新日
- 2021/09/23
校長室より
今、2年生の理科の授業では、植物のからだのつくりを学習しています
今日は、植物に色水を吸わせ、茎の横断面や縦断面を観察した次の時間の授業を、しばらく観せてもらいました
タブレットに記録した観察結果や、一人一人のまとめの一覧を参考に、観察から分かったことを交流しているところでした(上写真1段目2枚)
今年度からタブレットを使用するようになり、教師も生徒も積極的に活用しています
悩みながらも工夫しながら授業に取り組む姿が見られます
教師も生徒もキーワードは、「本気」「根気」です
タブレットの導入について、国が進めるGIGAスクール構想と、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のためのリモート学習が混同されている書き込みをネットで観ることがあります
そのもの本来のねらいや目的に執着しすぎることはよくないですが、そもそものねらいを忘れてはならないと考えます(※臨機応変さは必要だが、大切なことを見失わないようにしたいということ)
教室を出ると、先週から第2学年の廊下にある、何やらプールを上から見たような掲示が目を引きます(上写真2段目3枚)
一番上には「DEMACHIオリンピック2021」開催中!と書いてあります
朝の会で、登校した時に、「石けんで手洗いをしている人が何人いるか」を調べ、人数の割合で進むマスの数が決まっており、早くゴールできるのはどの学級か!?という学年議会の企画です
学年議長にわざわざ説明してもらいました
今回の企画のルールは、次の通りです
100%ならば、+5マス(5マス前進)
99%〜70%のときは、+3マス(3マス前進)
69%〜30%のときは、+1マス(1マス前進)
29%〜0%のときは、−1マス(1マス後退)
※マイナス! 水泳なのに戻る発想!! 柔軟だ
学年議長に、「1位になった学級にはメダル授与されるのですか?」と、尋ねると、さすが学年議長!!「メダルや賞状を渡すことも検討しています」と即答してくれました
その対応力、機転・・・ 頼もしい限りです
忙しい中、説明してくれてありがとう
ちょうど今日はレース中盤のようです
悩ましい新型コロナウイルス感染症予防策ですが、いろいろと工夫して、楽しく実践しているところがうれしいです
今年度の生徒会年間テーマ「躍動 〜本気で考え実践しよう〜」が意識されています
これは、前期生徒会役員や共に生徒会を支え、活動している出中生の力ですね
前号の文末に徒然草の一節を紹介しました
徒然草 第21段
「よろづのことは、月見るにこそ慰むものなれ」
口語訳:すべてのことは、月を見ると心が慰められるものである
昨夜、近くのお気に入りの場所で月を眺めました(下写真)
木星、土星も明るく観えて、しっかり心を慰めてもらいました
出中生も、昨夜の月を観たでしょうか? -
第122号 仲秋の名月 ハーベスト・ムーン
- 公開日
- 2021/09/21
- 更新日
- 2021/09/21
校長室より
図書室の入り口に、数日前から月のキルティングが掲示されています
今晩の月に合わせて、学校司書がしつらえてくれたものです
その掲示の下には、月にまつわるおすすめ図書が紹介されています
季節やタイミングに応じて環境を整えることは、学校においても大切です
生徒たちは知らず知らずのうちに、そのような環境の影響を受けるからです
すぐに気付く生徒も、すぐに気付かない生徒もです
今晩の月は「中秋の名月」です
8年ぶりに同じ日に「満月」となります
「中秋の名月」は「芋名月」とも呼ばれ、秋の夜空を飾ります
あまり知られていませんが、「中秋の名月」は、必ずしも「満月」とは限りません
国立天文台によると、理由は2つです
1 「中秋の名月」は、太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まるが、「満月」は、太陽、地球、月の位置関係で決まるから
2 月の公転軌道が楕円形なので、新月から満月までの日数が変わるから
ちょっと分かりづらいかもしれませんね
満月には、欧米で様々な呼び名があり、9月の満月は、収穫の時期なので、「ハーベストムーン」と呼ばれます
ちなみに、各月毎の満月の名称は以下の通りです
1月 ウルフ ムーン
2月 スノー ムーン
3月 ワーム ムーン
4月 ピンク ムーン
5月 フラワー ムーン
6月 ストロベリー ムーン
7月 バク ムーン
8月 スタージャン ムーン
9月 ハーベスト ムーン
10月 ハンターズ ムーン
11月 ビーバー ムーン
12月 コールド ムーン
国によっては、別の名称もあるようです
徒然草 第21段
「よろづのことは、月見るにこそ慰むものなれ」
口語訳:
「すべてのことは、月を見ると心が慰められるものである」
今晩、みなさんも少し夜空を見上げてみませんか
天気予報では、晴れそうです -
陸上競技夏季記録会 兼 JOCジュニアオリンピックU16陸上競技大会最終選考会 9/19
- 公開日
- 2021/09/19
- 更新日
- 2021/09/19
校長室より
令和3年度陸上競技夏季記録会 兼 第52回JOCジュニアオリンピックU16陸上競技大会最終選考会が本日、五福陸上競技場で開催されました
本校から5名の選手が参加しました
棒高跳で3年生女子1名が全国大会の出場を決めました
おめでとうございます
結果
女子棒高跳 1位 3年生 Jr.オリンピック出場
女子円盤投 2位 3年生
女子三段跳 3位 3年生
女子円盤投 4位 3年生
女子三段跳 4位 3年生
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第121号 引き継ぐ
- 公開日
- 2021/09/17
- 更新日
- 2021/09/17
校長室より
朝、校長室の机の上が黄色くなっていました
昨朝から置いているコスモスの花粉です
生きてます
子孫を残すためのしくみです
命の引き継ぎとも言えます
コスモス花粉を拡大してみると、その形状はとげとげです
何かに似ていますね
スパイク状のもので引っかかりやすくなるこの形状は、長い年月をかけて引き継がれた成果でしょう
このような形になっていない花粉の子孫は生まれなかったとも言えます
社会の組織も、時代に合わせてよりよく変化しようとします
今日は出町中学校生徒会の役員選挙の日です
生徒会という組織も、「先輩方から受け継ぐこと」「時代に合わせて変化すること」等、その時々の生徒が今何をするか、本気で考え、根気よく実践することが大切です
新型コロナウイルス感染症の感染対策のため、今日の立会演説会はリモートでの実施でした
各候補者はリモートの特性を活かすことができるようにと、いろいろ工夫しているところがすばらしかったです
「立会演説会はこうあるべき」「今まで通りでよいじゃないか」と、思考停止するのではなく、現状に合わせたり、過去の取組を改善したりしながら、柔軟に対応するその姿勢をみせてくれました
「不易と流行」
よく言われることですが、「変えればよいこと」「変えない方がよいこと」「変えなければならないこと」「、変えてはいけないこと」・・・、見極めることは重要です
見極めるために意識することは、シンプルにその目的でしょうか
学校教育の場合は、「学校教育の目的は何か」
そして、多種多様な価値観がありますから、見極めるために議論することは手段のひとつです
生徒会活動も同じです
たくさん議論して、みんなでよりよいものを作り出す経験をこれからも続けていってほしいです
そのために、周りのおとなは何ができるのか、何をしなければならないのか
そのことを意識して、今後も出町中学校の教育活動は進められていきます -
第120号 一人ではない
- 公開日
- 2021/09/16
- 更新日
- 2021/09/16
校長室より
生徒玄関を入ると、生徒会執行部がとりまとめてくれた運動会アンケートの集計結果が、目につくように掲示されています(写真上 1段目)
生徒の多くが肯定的に今回の運動会をふり返っているのが分かります
多くの方の理解と支援で実施できた今年度の運動会
アンケートに記述されていた「楽しかった」「笑顔」「思い出に残るもの」「熱気」「先輩最高」という単語が、目を惹くように書かれています
生徒会執行部が考察してくれたように、「出中全体が躍動」し「大成功」の運動会だったと出中生は感じられたかな
そうであればうれしいですし、それは、生徒会執行部・3年生が中心となり、2、1年生がついて行った成果でしょう
また、支援し続けた教職員や、温かく応援してくださった保護者の皆様などのおかげでもあります
ありがたいことです
場所を移動すると、3年教室前廊下には2年生からのメッセージや、3年生自身の2学期の目標が掲示してあります(写真上 2段目)
※他学年でも様々な掲示物が見られますがまた後日・・・
メッセージには先輩への感謝の言葉や、ねぎらいの言葉などがあふれています
2学期の目標には、進路決定に向けての「本気」を感じる言葉があります
1日5時間以上の家庭学習とは!!!
反射的に「決意」「決心」という単語が連想されました
その本気度に敬服します
これらを見ていると、やはり人は多くの人と関わり合いながら成長し、生きていくということを実感します
ときには一人で事を為す必要もありますが、物理的に一人のように見えても、やはり一人ではないと思います
家族、友人、仲間、関係する人、地域の人など、自分でも気付いていない人が、どこかで自分のことを想い、気に留めてくれていると思うのです
校長室の机の上は、今朝からコスモスです(写真下)
確実に季節は進んでいますね
コスモスの花言葉は、「調和」「謙虚」
それから「乙女の真心」だそうです
おとめ・・・
まごころ・・・
そうですか・・・・
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