出前講座 水の電気分解から垣間見える世界 3/25
- 公開日
- 2025/03/25
- 更新日
- 2025/03/26
学校の様子
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日本技術士会北陸本部県支部による出前講座があり、情報科学部の活動で、中学2年生の1学期に学習する「水の電気分解」を応用した実験をたくさん見せていただきました
水の電気分解で、陽極をアルミニウムに変えると、すぐに酸化膜ができて電流が流れなくなったり、さらに電圧を20Vくらいにあげると、電流が流れて酸化膜が厚くなることや、ストローを束ねたような空洞ができるために、染料の中に浸すと金属表面を染色できることなど、興味深い現象をたくさん紹介していただきました
酸化物であるさびの厚さを変えることで、美しい構造色(玉虫色)をもったスプーン等をつくれること等、身近な生活や産業との関連を知ることができました
情報科学部員が研究していた塩酸によるさびについても、塩素によるさびの断面と酸素によるさびの断面の違いを、電子顕微鏡写真で紹介していただくなど、実り多い特別講座になりました