中庭

学校日記 school diary

  • 第108号 心は密で

    公開日
    2021/08/31
    更新日
    2021/08/31

    校長室より

    全校登校日2日目

    昨日も今日も、午前中を2グループに分け、分散登校による活動です
    手指消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンス等、やれる対策を今一度確認しながらの活動です

    例年であればグラウンドや体育館から、生徒たちの大きな声や太鼓の音が校長室にも聞こえ、運動会へ向けての生徒たちの想いがストレートにバシバシと伝わってくるのですが、今年は違います

    生徒たちは新型コロナウイルス感染症感染拡大防止について自分たちでも考え取り組んでいます
    応援合戦では団役員以外は原則声を出さないと決めたので、練習中も静かです
    静かですが、見ていると3年生を中心に段々と本気のスイッチが入ってきていると感じます
    見た目には生徒同士の距離はありますが、心は次第に密です
    密になってひとつになったとき、きっと多くの人の心を動かす応援になるのだろうと、当日を楽しみにしています

  • 第107号 今、できること

    公開日
    2021/08/27
    更新日
    2021/08/28

    校長室より

    新型コロナウイルス感染症の感染状況が悩ましい状況となっています
    このような状況下で2学期がスタートすることについて、マスコミ、ネット等に様々な言葉が飛び交っています
    その中には真偽の定かでない情報、感情的な意見なども含まれます
    保護者のみならず生徒たちもこれらの情報にふれていることでしょう
    何を感じているでしょうか・・・

    今、私たちおとなの役割は何でしょう

    新型コロナウイルス感染症で医療が逼迫しつつある状況は事実です
    この状況でも、それ以外の病気・事故等で、多くの人が医療機関を頼らなければならない件数が以前からそんなに変わることがないことも事実でしょう
    学校においても、新型コロナウイルス感染症にのみ気を奪われてしまうことについては、少し心配しています
    生徒の命に関わることは、以前からこれ以外にもいろいろあるからです
    時間も、人も、その他にも、限りはありますが、今どうすることがベターなのでしょうか?

    本校では教職員の力を結集して、ときには生徒の知恵も活かして、2学期もよりよい教育を展開できるようにと準備を進めています

    「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ」

    これは、英国の医師であり、パラリンビックの父である、ルートウィッヒ・グットマン氏(1899-1980)の言葉です
    できなくなったことではなく、今できることに最善を尽くすということだと思っています

    新学期も、本気・根気・元気です

    忙しそうに活動している教職員を見ながら、とりあえずわたしは9月4日に運動会が無事開催できるように、「テルテルさん」を机上に登場させました
    秋の空はうつろいやすいので長期予想は毎日めまぐるしく変わっています・・・

  • 第106号 やることをやる

    公開日
    2021/08/26
    更新日
    2021/08/26

    校長室より

    県立学校の夏休みの延長が昨日発表されました
    小中学校は各市町村判断となっており、砺波市では感染症対策を徹底しながら予定通り教育活動を実施します
    一部、マスコミには砺波市内中学校の9/4の運動会の実施について、2校で無観客との報道がありましたが、砺波市では4中学校すべてが(1)時間短縮による午前半日での実施、(2)無観客での実施、(3)参加確認をとっての実施としています
    詳細については本日、明日の登校日で生徒を通じて案内文書を配付し、保護者のみなさんに詳細をお知らせします
    また、本ホームページでも案内します

    今朝、たまたま廊下で会った○○さんに「夏休みはどうでしたか?」と聞くと、少し考えてから「とても充実した、よい夏休みでした」と笑顔で答えてくれました
    様々な要因で世界中で大変な状況になっていますが、その環境の中でもできることを精一杯やった○○さんの姿が想像されました

    昨日は、本校職員が今日の登校日のために、校内のアルコールの補充・整備をする姿がありました
    洗面所のソーシャルディスタンス確保用足形マークも保健委員会によって更新されています

    安心・安全が学校教育の基盤です

    登校に際して不安を感じられる場合は、ご相談ください
    また、ご家族に発熱等心配される症状が出た場合は学校へお知らせください

    本日10:00に更新した、「新学期に向けた新型コロナウイルス感染症対策について(お願い)」をぜひご覧ください

  • 第105号 改めて、確認したい again

    公開日
    2021/08/24
    更新日
    2021/08/24

    校長室より

    「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!〜負のスパイラルを断ち切るために〜」
    https://www.jrc.or.jp/saigai/news/200326_006124.html

    これは、昨年3月26日に、日本赤十字社のホームページに掲載された記事です
    この日からもう1年と5ヶ月が経過しようとしています


    このホームページに、次のような文章があります

    新型コロナウイルスによる感染症は、世界中で感染の拡大が続いている状況です
    この感染症は、"3つの顔"を持っており、これらが"負のスパイラル"としてつながることで、更なる感染の拡大につながっています

    出中生にもオリジナルのホームページを閲覧してほしいです
    1年と5ヶ月が経過しても、この記事を古く感じないのは、あまりよいことではないのかもしれません
    それは1年と5ヶ月が経過しても、状況が好転しているわけではなく、むしろ悪くなっているとも考えられるからです

    ただし、これまでに分かったことはたくさんありますし、認識できたこともたくさんあります
    暗い気持ちでいるだけでなく、今できることを、本気で、根気よく、粛々と取り組むのみだという想いは、今も変わりません

    実はこれ、5月21日の第37号にも取り上げた内容です
    2学期のスタートを控え、また、富山県がステージ3という状況だからこそ、再び日本赤十字社のホームページの画像を一部抜粋して転載します
    ほんの一部ですが、改めて確認したいことと感じています
    ぜひ、日本赤十字社のホームページをご覧ください

  • 第104号 道を探す

    公開日
    2021/08/23
    更新日
    2021/08/23

    校長室より

    本日は午後から3年生の一部が登校して、運動会へ向けての準備をしています
    新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を踏まえた手指消毒、マスク着用、3密の回避はもちろん、エアコンの効いた教室内で熱中症対策をとりながらの活動です
    電子黒板を活用しながらそれぞれの団が工夫をしながら活動している様子をみると、何とも言えない気持ちになります

    廊下や階段で出会う生徒に「進み具合はどうですか?」と尋ねると、どの生徒も「ぼちぼちです」とか、「ちょっとずつですが確実に進んでいます」などと、輝いた表情で答えてくれます
    最上級生として、今自分たちができることを本気で根気よく取り組んでいることがひしひしと伝わります


    空調の効いた図書室では執行部が準備を進めています
    生徒会室とは違い、広いスペースを使いながらの活動です


    新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を注視しつつ、9月4日の運動会は、その実施方法などを工夫し、実施する予定です
    そのために、市教委や市内4中学校が連携を図り、他市の学校の対応状況も確認しながら対応についての協議を進めています ※迫る運動会以外については小学校8校とも常に連携しています
    今週中にはホームページにて概要をお知らせします
    よろしくお願いいたします

  • 第103号 天資養活 自他共栄

    公開日
    2021/08/20
    更新日
    2021/08/20

    校長室より

    我が校の校訓
    「天資養活 自他共栄」

    右の写真は、令和2年度卒業生が卒業記念として贈呈して、正面玄関に掲げられているアルミ鋳物製の校訓プレートです

    令和2年度卒業生のみなさんは、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた学年でした
    2年生のときは約1ヶ月にわたる、3月の突然の休業
    3年生に進級した直後、始業式から数日して4月から5月までの、今までに経験のない、長い休業
    厳しい状況での中学生生活でした

    世界中が新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い混乱している中で、みなさんはとことん前向きに取り組んだと聞いています
    みなさんが中心となって取り組んだ生徒会活動で、そのことは顕著に現れます
    年間目標「挑戦〜自ら『新しい』を創り出そう〜」の下、「挑戦」を続けられたこともそのひとつでしょう
    そして、様々な制限がある中、限られた時間の中で考え抜き、運動会に代わる「出中の挑戦・夏」や、和鐘文化祭に代わる「出中の挑戦・秋」が企画されます
    わたしは直接、卒業生のみなさんと出町中学校で過ごすことはありませんでしたが、みなさんが後輩である今の出中生たちに伝えてくれたもので、みなさんを感じることができます

    困難な状況にあるときだからこそ、よりすばらしいものが創り出されることがあります

    新型コロナウイルス感染症の感染拡大が進行している中で2学期を迎えようとしている今

    生徒のみならず教職員も、卒業生が残してくれた校訓プレートから感じるられるものがあるのではないでしょうか

    「天資養活」
    →天から与えられた我が資質を鍛え養い未来に活かす
    「自他共栄」
    →互いに信頼し合い助け合うことで、自分も他の人も共に栄えることができる そうした自他共に栄える世の中を作る

    どちらも、今の時代にも大切なことを示しています

  • 第102号 心機一転

    公開日
    2021/08/19
    更新日
    2021/08/19

    校長室より

    砺波市内小中学校の夏季休業は、今日を入れてあと13日間です
    「もう13日か・・・」なのか、「まだ13日も」なのかは、気のもちようです
    出中生のみんなはどう思っているでしょう
    保護者のみなさんはどちらでしょう

    今朝の体育館の床は、ワックスが塗りたてでぴかぴかと光っています
    まるで、出中生が「本気・根気・元気」で活動するのを待っているように見えます
    これも気のもちようです

    新型コロナウイルス感染症の感染拡大が止まりません
    富山県は県独自の警戒レベルをステージ3としています
    誰かを責める
    誰かに文句を言う
    「自分くらいは」と好きに行動する
    等々、どのような言動をとるかは人それぞれです
    わたしは、改めて感染防止について今必要なことは何かを確認し、粛々と実践していくことが大切だと考えています

    漫画「ドラえもん」で、次のような一コマがあります
    床をたたきながら「ああ!!ぼくはどうすればよいのだ。」と泣き叫ぶ野比のび太に、ドラえもんが「なやんでいるひまに、ひとつでもやりなよ。」と、冷静に声をかけるシーンです
    宿題がたまって困っているときだった気がしますが、この一コマだけが脳裏に焼き付いています

    新型コロナウイルス感染症に関するネットやマスコミの記事に触れると、なぜか、このシーンが思い出されるから不思議です

    「何でこんなに人が出歩いているのだ!危機感が足りない!!」と大型ショッピングセンターでインタビューを受けて怒っている人
    なぜか、あの野比のび太の姿と重なるのです

    知っているつもり、分かっているつもりではなく、2学期のスタートに向けて心機一転、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策、熱中症対策等をはじめ、安心・安全をベースとする教育活動の準備を、教職員全員で整えていきます

  • 第101号 学校閉庁期間終了

    公開日
    2021/08/18
    更新日
    2021/09/09

    校長室より

    学校閉庁期間が終わり、2学期の開始に向けて学校の活動が再開しています
    閉庁期間中に職員室等の清掃が実施され、出勤してきた教職員は最初に机や椅子、ロッカー等を運ぶことから今日の仕事が始まりました

    新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが3となり、より一層感染症対策に留意しながら、今後の教育活動を進める必要があります
    蔓延防止地域に指定された富山市は8/26までの登校日は中止、部活動は原則中止の措置をとっています
    部活動について、本校では小矢部市、高岡市、氷見市、射水市と同様、他校との交流を中止としますが、感染症対策を施し、熱中症に留意しながら、原則、本校単独での活動とします
    運動会や修学旅行・宿泊学習等の2学期の行事については、その実施方法について検討しているところです

    先ほど、3年生を対象とした「令和3年度学びの体験オープンハイスクール」の中止案内があり、本ホームページに記事を掲載しました

    まだ、新型コロナウイルス感染症感染による影響は続くようです
    今大切なことは、いのちを守ることを最優先としながら、今為すべきことは何かを考え、できることを粛々と実践することだと考えます


    午前の部活動を終えた2年生の3人が、グラウンドで自主トレーニングをしていました
    「何だ、人が増えてますね」と声をかけると、「はい」と元気に答えてくれます
    その後、二言三言会話してその場を離れました
    3人の元気な姿や、彼らの屈託のない笑顔を見て、出中生のために自分のできることをやるのみという想いが、改めて強くなりました

  • 第100号 終戦記念日 8/15

    公開日
    2021/08/15
    更新日
    2021/08/15

    校長室より

    画像はありません

    本日、8月15日
    先の大戦の全戦没者に対し、国を挙げて追悼の誠をささげるため、昭和57年4月13日の閣議決定「「戦没者を追悼し平和を祈念する日」について」に基づき、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で行われました

    新型コロナウイルス感染症の影響で、遺族の参列者について、今年は「緊急事態宣言」下での開催となるため、昨年よりも半数以上減って過去最少となったようです
    戦後76年で遺族の高齢化が進んでいることも、影響していると考えられます

    富山県においても平和への祈りをこめ、先の大戦で亡くなられた戦没者のご冥福をお祈りするため、県民会館ホールにおいて、第59回「富山県戦没者追悼式」が開催されています

    富山県戦没者数は30,764人です
    (内訳)
    軍人軍属戦没者:24,974人
    外地一般邦人死没者:3,043人
    戦災死没者:2,747人

    広島、長崎の被爆者と同様に、直接体験談を伺う機会は減っています

    黙祷

  • 第99号 寒蝉鳴 ひぐらしなく

    公開日
    2021/08/12
    更新日
    2021/09/09

    校長室より

    8月に入る前から、カナカナカナカナと甲高くヒグラシが鳴く声が聞こえていて、「まだまだ暑いのにどうしたのだろう」と、思っていたのですが、気付くと今日から『寒蝉鳴』です

    小さい頃から刷り込まれたわたしのヒグラシの音の記憶は、「夕暮れ」と、「ああ、夏休みが終わる・・・」という「もの寂しさ」です
    涼しさと共に、心理的な涼しさというか、毎週繰り返されていたサザエさんシンドロームの季節版といった感じでしょうか
    たまりにたまった夏休みの宿題が、重くのしかかってきたのです
    大人になったらこんな思いはしなくてすむと考えていたのですが、大人になったら、夏休みの宿題以上のボリュームと質の宿題が季節に関係なくあることを知りましたな

    今はもう、ヒグラシの鳴き声に心理的な圧迫をあまり感じなくなりました
    今はただ、秋が迫っていることを感じさせてくれます
    昨夜は雨の影響があるのか、秋を感じさせる冷たい空気が部屋に流れ込んできました
    いつの間にか、立秋を過ぎています

    突然ですが、わたしのストレス発散は、徘徊です
    ヒマワリはそろそろ頭が重くなってうなだれてきています
    海越しの立山連峰は、残暑の厳しさを少しは和らげてくれる気がします
    今日からしばらくは雨が続く天気予報が出ており、明日の午前4時にピークを迎えるペルセウス座流星群をどのようすれば観ることができるか悩んでいます
    今年のペルセウス座流星群は、月明かりがなく、極大時刻が午前4時頃となるため、観測には8年ぶりの好条件と言われています
    特に極大時刻前後では、1時間あたりの流れ星の数が、これまでとこれからの約10年間でもっとも多くなるまで言われているのですが・・・
    明日から学校閉庁ですから、今夜はちょっと長めの徘徊でしょうか
    新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、県内で人がいない場所限定です
    まあ、星を観るのですから都市部の明るい空はもともと避けますが

    出町中学校のみんなは、自然にも触れているでしょうか
    季節の変化に、気付けているでしょうか

  • 第98号 東京2020オリンピック・パラリンピック

    公開日
    2021/08/11
    更新日
    2021/09/24

    校長室より

    賛否両論の東京2020オリンピックが閉幕しました
    史上最多の33競技339種目が開催され、アスリートたちの本気の姿や、勝負の世界の難しさの一面を目の当たりにした17日間でした
    そして、ネットのコメントに、誰かの責任を追及したり、誰かをけなしたりという、人間のもつ一面を改めて強く認識させられた大会でした

    その中でも個人的には、サッカー競技における久保建英選手の姿が強く印象に残っています
    準決勝でスペインに敗れたあとの姿と、3位決定戦でメキシコに敗れたときの姿の違いに、いろいろと考えさせられました

    上の写真は3位決定戦のメキシコ戦で、試合終了後にみせた久保選手の人目をはばからずに号泣する姿です
    日本は1−3の完敗でした
    ピッチに突っ伏した久保選手は、なかなか起き上がりません
    しばらくして座り込んでも、涙は止まりません

    試合後のインタビューで彼は語ります
    「今日、勝つと決めてきて、グループリーグで勝っていた相手だったので、結果論ですけど、どこかで気の緩みがあったかもしれないですし、ちょっとこのゲームの重みが自分たちには理解できなかったのかなと思います」
    インタビュアーから「ただ、最後までチームとして疲れのある中でゴールを目指す姿勢が伝わってきました」と言われ、
    「そんなものは何もならない」
    「結果、相手も疲れているなかで3点取られて、こっちは1点しか取れなくて、試合が終わって」
    「もうこんなに悔しいことはないし、ちょっときついですね」

    「(FIFAワールドカップカタール2022 に向けて)次のチャンスが自分にあれば、しっかりと今度こそ勝利に貢献したいですけど・・・・・・本当に今日の負けは重いなと思います」
    「(このチームでやってきて)めちゃくちゃ楽しかったですけど、結果として手ぶらで家に帰ることになりますし、いままでサッカーだけをやってきてこんな悔しいことってないし・・・・・・この気持ちを忘れないようにできればと思います」
    「ありがとうございました・・・」


    東京五輪の目標を問われるたびに、冷静な口調で「出るからには勝つつもりでいくのは、どの大会でも変わりません」と繰り返してきた久保選手
    準決勝でスペインに敗れ、金メダルの夢を絶たれた際には、一切涙を見せず淡々とインタビューに答えた久保選手
    「(試合の感想は)何もないですね。出すこと全部やって負けたので、涙も出てこないですし」
    「なんでしょう・・・まぁ次(3位決定戦)ですね」
    「(スペインは)うまかったし、強かった」「自分たちもしっかりプラン練って挑んだつもりですけど、あと一歩及ばなかったです」
    悔しさは感じられましたが、彼の言葉通り、そこに涙はありませんでした


    3位決定戦は、東京2020オリンピックでの、オリンピック日本代表の最後の試合であり、日本サッカー界としてメキシコオリンピック以来の銅メダルをかけた戦いでもありました
    結果は完敗。※スペイン戦も点差以上にその差はあった気もします・・・
    金メダルを目標に臨んだ東京2020オリンピックは、4位
    久保選手がいろいろなものを自身で背負い今大会に臨んでいたのだと感じました
    彼にしか分からない想いがそこにはあるでしょう
    その想いそのものは分からなくても、本気でオリンピックにかけて、プレーで見せたその姿勢は、わたしに多くのことを考えさせてくれました


    この後、8月24日(火) 〜 9月5日(日)に東京2020パラリンピック(22競技539種目)が21会場で実施される予定です
    地元出身の宮島選手が車いすバスケットボールに出場される予定です

  • 第97号 安全第一

    公開日
    2021/08/10
    更新日
    2021/08/10

    校長室より

    7月22日〜24日の休日、土曜休業を含めた夏季休業は41日間
    そして、今日は20日目
    生徒のみんなは元気に過ごしているでしょうか?
    特に報告は受けていませんから、それぞれがそれぞれの夏季休業を過ごしているのだろうなと、みんなの元気な姿を思い浮かべます

    夏季休業に入る前の7/19に、富山県砺波警察署交通課企画送致係長様をお迎えし、交通安全についての集会を実施しました ※記事はこちら
    交通ルールの徹底を図るためです

    「自転車の危険の原因はどこにあるのか」「なぜ交通ルールを守らなければならないのか」と、いくつもの問いを生徒に投げかけられ、生徒たちがそのことを考える姿が思い出されます
    新型コロナウイルス感染症感染対策のため、2年生が体育館で、1・3年生はリモートで教室での参加のかたちでしたが、出中生は考えていました

    その中で、わたしは係長様の次のふたつの言葉がとても印象に残りました

    ・自分で判断すること
    ・ルールを覚えるのではなく、危ないことをやらないセンスを磨くこと

    このふたつは交通安全にとどまらず、危機管理として重要な点を示唆していると感じました

    出中生のみんなは自分で判断し、危ないことをしないセンスを磨けているでしょうか。
    まずは、わたし自身がそうあろうと思います。

    夏季休業中で生徒たちの姿が見られないからか、ふと集会のことを思い出しました。

    残りの夏季休業も、安全第一で。

  • 第96号 8月9日 11:02

    公開日
    2021/08/09
    更新日
    2021/08/09

    校長室より

    今日は、ながさき平和の日(長崎原爆忌)です
    1945年(昭和20年)8月9日午前11時2分、アメリカ軍のB29爆撃機が原子爆弾ファットマンを投下し、長崎市松山町の500メートル上空で爆発
    広島に次いで史上2番目の原子爆弾投下によって、当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち約7万4千人の市民が亡くなられました

    10:45から「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」(長崎平和祈念式典)が行われました
    今日の式典では、この1年に亡くなった被爆者など3202人の名前が書き加えられた18万9163人の原爆死没者名簿が納められました

    日本で生活する者として、意識したい日だと思っています

    被爆者代表の岡信子さん(92)が「平和への誓い」を読み上げられましたが、聴いていて涙が止まりませんでした

    黙祷


    岡さんが読み上げられた平和の誓いの全文は、次の通りです



    平和の誓い

    ふるさと長崎で93回目の夏を迎えました。大好きだった長崎の夏が76年前から変わってしまいました。戦時下は貧しいながらも楽しい生活がありました。しかし、原爆はそれさえも奪い去ってしまったのです。

    当時、16歳の私は、大阪第一陸軍病院大阪日本赤十字看護専門学校の学生で、大阪大空襲で病院が爆撃されたため、8月に長崎に帰郷していました。長崎では、日本赤十字社の看護婦が内外地の陸・海軍病院へ派遣され、私たち看護学生は自宅待機中でした。8月9日、私は現在の住吉町の自宅で被爆して、爆風により左半身に怪我(けが)を負いました。

    被爆3日後、長崎県日赤支部より「キュウゴシットウセヨ」との電報があり、新興善救護所へ動員されました。看護学生である私は、衛生兵や先輩看護婦の見様見真似(みようみまね)で救護に当たりました。3階建ての救護所には次々と被爆者が運ばれて、2階3階はすぐにいっぱいとなりました。亡くなる人も多く、戸板に乗せ女性2人で運動場まで運び出し、大きなトラックの荷台に角材を積み重ねるように遺体を投げ入れていました。解剖室へ運ばれる遺体もあり、胸から腹にわたりウジだらけになっている遺体を前に思わず逃げだそうとしました。その時、「それでも救護員か!」という衛生兵の声で我に返り頑張りました。

    不眠不休で救護に当たりながら、行方のわからない父のことが心配になり、私自身も脚の傷にウジがわき、キリで刺すように痛む中、早朝から人馬の亡きがらや、瓦礫(がれき)で道なき道を踏み越え歩き、辺りが暗くなるまで各救護所を捜しては新興善救護所へ戻ったりの繰り返しでした。1週間後、大怪我をした父を時津国民学校救護所でやっと捜すことができました。「お父さん生きていた! 私、頑張って捜したよ!」と泣いて抱きつきました。

    父を捜す途中、両手でおなかから飛び出した内臓を抱えぼうぜんと立っている男性、片脚で黒焦げのまま壁に寄りかかっている人、首がちぎれた乳飲み子に最後にお乳を飲ませようとする若い母親を見ました。道ノ尾救護所では、小さい弟をおぶった男の子が「汽車の切符を買ってください」と声を掛けてきました。「どこへ行くの?」と聞くと、お父さんは亡くなり、「お母さんを捜しに諫早か大村まで行きたい」と、私より幼い兄弟がどこにいるか分からない母親を捜しているのです。救護しながら、あの幼い兄弟を思い、胸が詰まりました。

    今年1月に、被爆者の悲願であった核兵器禁止条約が発効しました。核兵器廃絶への一人一人の小さな声が世界中の大きな声となり、若い世代の人たちがそれを受け継いでくれたからです。

    今、私は大学から依頼を受けて「語り継ぐ被爆体験」の講演を行っています。

    私たち被爆者は命ある限り語り継ぎ、核兵器廃絶と平和を訴え続けていくことを誓います。

    2021年(令和3年)8月9日

    被爆者代表  岡 信子

  • 全日本合唱コンクール富山県大会 8/8

    公開日
    2021/08/08
    更新日
    2021/08/11

    校長室より

    全日本合唱コンクール富山県大会に合唱部が出場しました

    KYRIE

    アンソロジーI ー女声合唱とピアノのためのー
    〜序・泣いているきみ〜

    日頃の成果が発揮できるよう、がんばりました

    結果は金賞

    代表は逃しましたが、よくがんばりました

    応援ありがとうございました

  • 第95号 8月6日 8:15

    公開日
    2021/08/06
    更新日
    2021/08/09

    校長室より

    「私たちには使命があります。」

    今年度の広島平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)の「平和の誓い」は広島の小学6年生 宅味義将さん、伊藤まりあさん のこの言葉で始まりました。

    今日は、「広島平和記念日」「広島原爆の日」です。
    76年前の1945年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが、広島市上空で世界初の原子爆弾リトルボーイを投下しました。
    市街は壊滅し、約14万人が亡くなられました。
    広島原爆投下の日です。

    「私たちは 犠牲になられた方々を 決して忘れてはならないのです」
    「私たちは 悲惨な過去を繰り返してはならないのです」
    「誰もが幸せに暮らせる世の中にすることを 私たちは絶対にあきらめたくはありません」

    これらは「平和への誓い」で語られた言葉です(※この記事の最後に全文があります)
    滔滔と語る二人の姿を見て、本校の生徒たちは、今日の日のことをどれくらい知っているのか気になり、突撃インタビューを行いました。
    対象は、部活動で朝から登校した生徒36名です。
    「今日は何の日でしょう?」
    「広島に原爆が投下された日」と回答した生徒は15名(約41.7%)でした。
    わたしの質問の仕方が悪く、「ハム(86)の日」と答えてくれた生徒もいました。
    ※実際今日は、「広島平和記念日(広島原爆忌)」の他に、「ハムの日」「World Wide Webの日」「雨水の日」「太陽熱発電の日」「ハンサムの日」のようです。

    1945年8月6日という日や、1945年8月9日という日を知っていることが重要なのではありません。世界で唯一の被爆国である日本に生活するものとして、原爆投下の事実や多くの被害者が出て、今なお苦しんでいる人がいることを知り、意識することが重要だと考えます。

    黙祷

    8月9日は、長崎原爆の日です。




    ※以下は、こども代表の「平和の誓い」全文です

    平和への誓い

    私たちには使命があります。
    あの日、広島で起きた悲惨な出来事。
    そのことを知り、被爆者の方々の思いや願いを聞き、考え、
    平和の尊さや大切さを、世界中の人々や次の世代に伝えなければならないのです。
    昭和20年(1945年) 8月6日午前8時15分。
    赤く燃え、真っ黒に焼け焦げてボロボロになった広島の町。
    「兄が死ぬより、わしが死んだ方がよかった。」
    大切な人が亡くなった悲しみと生き延びた者の苦しみには終わりがありません。
    心に深く傷を負った被爆者は、それでも前を向き
    「僕ら若人の力によって、きっと平和な世界を築き上げてみせる。」と決意しました。
    悲しみや苦しみを抱えながらも、被爆者の方々は生きることを決して諦めず、
    共に支え合い、広島の町の復興に向け立ち上がりました。
    本当の別れは会えなくなることではなく、忘れてしまうこと。
    私たちは、犠牲になられた方々を決して忘れてはいけないのです。
    私たちは、悲惨な過去をくり返してはいけないのです。
    私たちの願いは、日本だけでなく、全ての国が平和であることです。
    そのために、小さな力でも世界を変えることができると信じて行動したい。
    誰もが幸せに暮らせる世の中にすることを、私たちは絶対に諦めたくありません。
    争いのない未来、そして、この世界に生きる誰もが、心から平和だと言える日を目指し、努力し続けます。
    広島で育つ私たちは、使命を心に刻み、この思いを次の世代へつないでいきます。
    令和3年(2021年)8月6日

    こども代表
    広島市立袋町小学校6年 伊藤まりあ
    広島市立五日市東小学校6年 宅味義将

  • 第94号 夏季休業中

    公開日
    2021/08/05
    更新日
    2021/08/05

    校長室より

    夏季休業中ですから、日中は普通教室にいつものような出中生の姿はありません。
    ただし、校舎内では熱中症対策で換気をしながら空調を効かせた教室で活動している部がいくつかあります。

    理科室では情報科学部の生徒が、グループ毎の取組について協議していました。
    途中で今までの取組をふり返り、今後の方針を考えています。
    現在の各グループの状況を発表し、その内容について質問や意見が出されています。
    違う視点の意見は、ずっとそのことに没頭しているものにとってとても参考になります。
    また、これからの取組を言葉で表現することで、やっていくことが自分自身にとっても、より具体的で明確になります。

    ちょっと大げさですが、これは研究・調査だけでなく、人生にも言えることだと思います。
    行けるところまで突き進んで、ニッチモサッチモいかなくなってからその対処法を考えるという人生もありますし、情報科学部がやっていたように、今の取組について自信をもって突き進むためにも、立ち止まってこれまでをふり返り、未来を見据える人生もあります。
    どちらかが正しくて、どちらかが間違っているということはありません。
    人生は人それぞれですから、いろいろあってよいと思います。
    若いうちに、いろいろな考え方ややり方に触れて、それを自分の未来に活かしてもらえればと思っています。
    大切なのは、自分で決めることです。

    情報科学部の活動の様子はほんの少ししか見ませんでしたが、何だか頼もしく感じました。
    何だか理科教師の心が刺激されました。

    家庭科室では生活クラフト部がグループ別に製作活動をしていました。
    古着を利用した浴衣風洋服、メイド服、部の目標のキルトなど、わいわいと作業しています。
    楽しみながら複数で折り合いをつけながらものをつくるという作業を通して、多くのことを学んでいるようです。
    こちらも頼もしく感じました。

    この他の部活動も、本気・根気・元気で活動に取り組んでいます。
    新型コロナウイルス感染症感染予防対策、熱中症対策と、安心・安全に留意しながらの活動です。


    教職員も子供たちのように、いつもとは違う夏季休業中の時間を有効に使えているでしょうか。
    いつもより自分で使える時間が多いはずですから、普段できないことにチャレンジすることも、普段時間をかけられない家庭のことをすることも可能であり、工夫次第です。
    もちろん、心身共に休息を取ることも大切です。
    教師としての自己研鑽は、あえて言うまでもありません。
    個人的にはこの夏季休業中に、いつも以上に読書します。
    出版関係者は昨今教育書が売れないと嘆いているという記事をどこかで読みました。
    今の教師はネットで情報を収集し、書籍(教育書)を購入しないと…。
    残念ながら、わたしの今の読書対象は教育書ではなく、ノンフィクションものだったり、古典だったりするので、教育書の販売促進には貢献できませんね。
    謝ることではないですが、ごめんなさい。

    まだ、夏季休業は半分以上あります。
    ※誤解を招いてはいけないので申し上げますが、夏季休業中は生徒が休みであって、教師は日頃できない研修や諸々の出張、事務処理など、みっちり業務をしております。

  • NHK全国学校音楽コンクール富山県コンクール 8/4

    公開日
    2021/08/04
    更新日
    2021/09/03

    校長室より

    NHK全国学校音楽コンクール富山県コンクールの中学校の部で、出町中学校合唱部が 金賞 県代表 となりました。
    10月に行われる東海北陸ブロックコンクールに出場します。

    応援ありがとうございました。
    よくがんばりました。

    次の日程で、コンクールの様子が放送されます。

    ★変更★ 9/7(火)14:00〜16:00 NHK FM 
    9/8(水)〜12(日)18:00 TST(となみ衛星通信テレビ)

    「富山県コンクール」HPはこちら

    「Nコン」公式HPはこちら

  • 北信越中学校総合競技大会 2日目 その5

    公開日
    2021/08/04
    更新日
    2021/08/04

    校長室より

    バスケットボール競技 女子
    試合が終了しました

    45-69 中野平中学校(長野)
    (1Q 10-21,2Q 4-14)
    (3Q 18-23,4Q 13-11)

    最後まで、よくがんばりました
    応援ありがとうございました

  • 北信越中学校総合競技大会 2日目 その4

    公開日
    2021/08/04
    更新日
    2021/08/04

    校長室より

    バスケットボール競技 女子
    第3クォーター終了

    32-58

    がんばれ

  • 北信越中学校総合競技大会 2日目 その3

    公開日
    2021/08/04
    更新日
    2021/08/04

    校長室より

    バスケットボール競技 女子
    前半終了

    14-35
    (1Q:10-21,2Q:4-14)

    まずは第3クォーターで挽回だ!

  • 北信越中学校総合競技大会 2日目 その2

    公開日
    2021/08/04
    更新日
    2021/08/04

    校長室より

    バスケットボール競技 女子
    中野平中学校との対戦です
    そろそろ始まります

    がんばれ!

  • 第93号 勝負

    公開日
    2021/08/04
    更新日
    2021/09/24

    校長室より

    北信越中学校総合競技大会が始まっています。
    昨日は、わたしが陸上競技、○○教頭がソフトテニス競技、□□教頭が陸上競技を応援してきました。柔道競技は学校関係者も観覧不可のため、心の応援です。

    とにかく朝から暑い日でした。
    陸上競技場では、記録用に持って行っていたタブレットが、「高温注意」の表示が出て、使えません。
    「温度が下がってから使用してください」などと、こちらの事情を分かってくれないメッセージです。
    まあ、そのような環境で使用しているわたしが悪いのですが…。

    トラックやフィールドで本気で競技に取り組んでいる中学生たちを観ていると、出中生ではなくても泣けてきました。
    満足いく結果を出せて喜ぶ中学生、満足いかない結果となり悔しがる中学生、本気でやりきる人の姿は、見ているものの心を動かします。
    この日、この瞬間のために根気強く努力してきたのだろうなぁと想像されます。

    部活動の顧問をしていた頃、全国大会、北信越大会、県大会等での敗戦の後には、選手を慰労する気持ち、まわりへの感謝と共に、この一瞬に今までの時間があったのだよなぁと、表現できない不思議な気持ちになったことを思い出します。
    決して、今までの努力は、試合における勝負の結果だけでなく、人生そのものにいろいろな影響を与えていることは理解しているつもりなのですが。

    今行われているインターハイの試合結果をマスコミ等で見たときも似た気持ちになります。
    また、賛否両論の中実施されている東京2020オリンピック・パラリンピックの様子をみているときもです。

    2日に行われたレスリング男子グレコローマン60キロ級決勝戦。
    文田健一郎選手が、決勝でルイスアルベルト・オルタサンチェス(キューバ)に敗れ、初出場で銀メダルを獲得しました。
    レスリングをよく知るわけではないですが、勝手に文田選手は優勝するだろうと観ていた試合でした。

    試合後、文田選手は号泣します。
    「こらえながらの慟哭」と表現してもよいかもしれません。


    まずは大会の開催と運営に協力してくれた人、テレビの前で応援してくれた人、全員に感謝したいです。
    本当にありがとうございます。
    東京のマットで戦いたいと思ってやってきました。
    不甲斐ない結果に終わってしまって申し訳ないです。

    彼は涙を流しながらインタビューに答えます。

    今回のオリンピックを通して、たくさんの人に応援されていることを改めて実感しました。
    期待に応えきれなかったのが悔しいです。


    泣けました。
    第7号にも書いた、冬季オリンピックの上村愛子さんのインタビューを観たときと同じ状況です。

    決してこのようなことはスポーツだけではないのですが、勝敗というはっきりとした結果が出るもの(コンクールも含めて)では、劇的なドラマがたくさんありますね。

    今日は、北信越中学校総合競技大会の2日目。
    わたしは、バスケットボール競技女子、○○教頭は卓球競技の応援へ行きます。
    また、昼からは、合唱部が出演する、NHK全国学校音楽コンクールの応援へも行きます。

    がんばろう出中生!!

  • 北信越中学校総合競技大会 1日目 結果

    公開日
    2021/08/03
    更新日
    2021/08/03

    校長室より

    熱い中、出中生は健闘しました

    ○ソフトテニス競技
     女子団体 1回戦 1−2 巻東中学校(新潟)

    ○柔道競技
     個人 1回戦 2年 一本負け 上田第四中学校(長野)

    ○陸上競技
     男子共通棒高跳 3年 9位
     女子共通走幅跳 3年 10位
     女子共通砲丸投 3年 13位

    応援ありがとうございました

  • 北信越中学校総合競技大会 1日目

    公開日
    2021/08/03
    更新日
    2021/08/03

    校長室より

    今日から3日間の会期で、富山県を会場に北信越中学校総合競技大会が開催されます。

    11:00現在、富山県総合運動公園陸上競技場では摂氏36.5度と、厳しい暑さです。

    1日目に出町中学校が出場する競技・種目は、ソフトテニス競技 女子団体戦、柔道競技 男子個人戦、陸上競技 女子砲丸投、男子棒高跳、女子走幅跳です。

    各会場で、がんばっています

  • 第92号 七十二候「大雨時行」たいう ときどきに ふる

    公開日
    2021/08/02
    更新日
    2021/08/02

    校長室より

    今日も朝から暑い日です。
    図書室では合唱部が明後日8/4のNHK全国学校音楽コンクール富山県大会に向けて、歌唱練習前に楽譜を読んでイメージを膨らませていました。
    空調を効かせて、熱中症予防を施しています。
    明日から始まる北信越中学校総合競技大会では、新型コロナウイルス感染症感染対策だけでなく、屋外の競技もありますから、体調管理には気をつけなければなりません。
    「少し雨が降れば涼しくなるのに」と思いますが、週間天気予報を見ても傘マークはありません。

    ふと気付けば、今日8/2から「大雨時行」です。
    昔からこの時季は、台風や夕立などにより、大雨が降るのでこのように名付けられたそうです。
    気象情報で「ゲリラ豪雨」という言葉を聞きますが、わたしはあまり好きな言葉ではありません。
    そもそも、「夕立」と「ゲリラ豪雨」はその定義が違うので仕方のないことなのですが・・・
    夕立は、どこか涼を感じさせる言葉です。
    「ゲリラ」という外来語が使われるということは、以前はなんと読んでいたのか気になり調べてみました。夕立は夏に降るにわか雨の呼び名ですが、この他にもいろいろ呼び方があるようです。

    「肘笠雨(ひじがさあめ)」
    急に降ってきてカサがなかったり、開く暇がなかったりして、ヒジを傘代わりにするから。

    「篠突く(しのつく)雨」
    篠竹を束ねて突き刺すように降る雨の様子から。
    そして、光って見えたら「銀竹(ぎんちく)」。
    もう少し細く、光る矢のように見えれば「銀箭(ぎんせん)」。

    その細分化された呼び名に驚かされます。
    昔の日本人の、豊かな感性を感じます。

    「白雨(はくう・しらさめ)」
    夏であっても急激に発達した積乱雲の最上部は氷点下に達し、そこで凍った水滴が白い雹(ひょう)として降るようすや、まわりが白くなって見えないほどの大粒の激しい雨だから。

    「雨飛(うひ)」
    風に吹かれて飛んでくる雨粒が弾丸などに見えるから。

    夕立ではなく、ゲリラ豪雨と呼ばれる以前、日本各地で使われていた呼び名も見つけました。

    東京都八丈島の「脅し雨」。
    山形県西置賜郡の「大抜け」。
    長崎県南高来郡の「婆威し(ばばおどし)」。

    そして、群馬県沼田市周辺の「山賊雨」。
    これは、「山賊」のように荒々しく降り、被害をもたらすということではなく、田んぼで稲を刈り取っているとき、遠くから雷鳴が聞こえ、まだ降らないと作業を進めていたが、三束も作らないうちに激しく雨に降られた様子を表したそうです。
    三束を音読みして「さんぞく」と・・・。
    そうです、ダジャレです。
    お茶漬けを三杯食べないうちにやってくるから「三杯雷」という地方もあるそうです。

    夕立だけでなく、夏の雨にも名前があります。
    農業を営む人々にとっては夏の日照りによる作物への被害を防いでくれる雨をプラスと捉え、「慈雨」「喜雨(きう)」「錦雨(きんう)」と、呼ぶ地域もあるようです。

    出中生のみなさん、今度夕立に遭ったら、自分なりに名前をつけてみましょうか。

    ※参考図書:「雨の名前」高橋順子 著 小学館

  • 中部日本吹奏楽コンクール富山大会 金賞 8/1

    公開日
    2021/08/01
    更新日
    2021/08/02

    校長室より

    本日の第64回中部日本吹奏楽コンクール富山大会 中学校大編成の部

    本校吹奏楽部は、金賞でした

    応援ありがとうございました

  • 中部日本吹奏楽コンクール富山大会 8/1

    公開日
    2021/08/01
    更新日
    2021/08/01

    校長室より

    本日は第64回中部日本吹奏楽コンクール富山大会 中学校大編成の部 です

    本校吹奏楽部は、2番目に登場し、次の2曲を演奏します

    課題曲B 空軍士官候補生
    自由曲  森の贈り物

    自分たちの演奏を思いっきり楽しんでほしいと思います

    がんばれ!