第102号 心機一転
- 公開日
- 2021/08/19
- 更新日
- 2021/08/19
校長室より
砺波市内小中学校の夏季休業は、今日を入れてあと13日間です
「もう13日か・・・」なのか、「まだ13日も」なのかは、気のもちようです
出中生のみんなはどう思っているでしょう
保護者のみなさんはどちらでしょう
今朝の体育館の床は、ワックスが塗りたてでぴかぴかと光っています
まるで、出中生が「本気・根気・元気」で活動するのを待っているように見えます
これも気のもちようです
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が止まりません
富山県は県独自の警戒レベルをステージ3としています
誰かを責める
誰かに文句を言う
「自分くらいは」と好きに行動する
等々、どのような言動をとるかは人それぞれです
わたしは、改めて感染防止について今必要なことは何かを確認し、粛々と実践していくことが大切だと考えています
漫画「ドラえもん」で、次のような一コマがあります
床をたたきながら「ああ!!ぼくはどうすればよいのだ。」と泣き叫ぶ野比のび太に、ドラえもんが「なやんでいるひまに、ひとつでもやりなよ。」と、冷静に声をかけるシーンです
宿題がたまって困っているときだった気がしますが、この一コマだけが脳裏に焼き付いています
新型コロナウイルス感染症に関するネットやマスコミの記事に触れると、なぜか、このシーンが思い出されるから不思議です
「何でこんなに人が出歩いているのだ!危機感が足りない!!」と大型ショッピングセンターでインタビューを受けて怒っている人
なぜか、あの野比のび太の姿と重なるのです
知っているつもり、分かっているつもりではなく、2学期のスタートに向けて心機一転、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策、熱中症対策等をはじめ、安心・安全をベースとする教育活動の準備を、教職員全員で整えていきます