第107号 今、できること
- 公開日
- 2021/08/27
- 更新日
- 2021/08/28
校長室より
新型コロナウイルス感染症の感染状況が悩ましい状況となっています
このような状況下で2学期がスタートすることについて、マスコミ、ネット等に様々な言葉が飛び交っています
その中には真偽の定かでない情報、感情的な意見なども含まれます
保護者のみならず生徒たちもこれらの情報にふれていることでしょう
何を感じているでしょうか・・・
今、私たちおとなの役割は何でしょう
新型コロナウイルス感染症で医療が逼迫しつつある状況は事実です
この状況でも、それ以外の病気・事故等で、多くの人が医療機関を頼らなければならない件数が以前からそんなに変わることがないことも事実でしょう
学校においても、新型コロナウイルス感染症にのみ気を奪われてしまうことについては、少し心配しています
生徒の命に関わることは、以前からこれ以外にもいろいろあるからです
時間も、人も、その他にも、限りはありますが、今どうすることがベターなのでしょうか?
本校では教職員の力を結集して、ときには生徒の知恵も活かして、2学期もよりよい教育を展開できるようにと準備を進めています
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ」
これは、英国の医師であり、パラリンビックの父である、ルートウィッヒ・グットマン氏(1899-1980)の言葉です
できなくなったことではなく、今できることに最善を尽くすということだと思っています
新学期も、本気・根気・元気です
忙しそうに活動している教職員を見ながら、とりあえずわたしは9月4日に運動会が無事開催できるように、「テルテルさん」を机上に登場させました
秋の空はうつろいやすいので長期予想は毎日めまぐるしく変わっています・・・