第30号 縁の下の力持ち
- 公開日
- 2021/05/14
- 更新日
- 2021/05/14
校長室より
朝、駐車場から校門を抜けて前庭に入ると、遠くから「おはようございます!」と、明るくさわやかなあいさつが聞こえました。
声のする方を見ると、植栽に水をやっている○○さんの姿があります。
鞄を背負ったまま、正面玄関が開錠されるまでの時間を利用して、水やりをしてくれています。
「おはようございます」と返すこちらも笑顔になります。
元気に声をかけられると、こちらも元気になりますね。
校長室で荷物を下ろしてから、本人に「委員会活動ですか?」と尋ねると、「そうです!」と、これまた明るい笑顔で返してくれました。
委員会活動の中で役割分担があって、今朝水をやってくれていたのでしょうが、決して当たり前のことではありません。
とても、ありがたいことです。
毎日、誰かが自分の知らないところで何かしらの活動をしています。
その活動は直接自分に関係のないことであっても、どこかで自分につながっています。
それは人の活動だけでなく、地球上のいろいろな生物の活動や自然の動きも同様で、どこかでつながり、それは自分にも影響してくると思います。
自分の行動もどこかの誰かや、この世の中の何かに影響を与えていると言えますね。
朝一番の○○さんの姿をみて、自分自身の役割を、責任をもって果たさなければと、改めて感じました。
諸々含めて、○○さんありがとう。
少し元気がなかった朝でしたが、元気になれました。