体験的な学び no.870
- 公開日
- 2024/10/30
- 更新日
- 2024/10/30
校長室より
+3
技術・家庭科の家庭分野の学習で、3年生はお隣の出町認定こども園を訪問しています
5つの学級がそれぞれに違う日にお邪魔しており、受け入れていただいたことに深く感謝しています
今日は、わたしもちょっぴりだけ一緒にお邪魔しました
「家族・家庭生活」の学習内容は、全ての生徒が学ぶ「自分の成長と家族・家庭生活」「幼児の生活と家族」「家族・家庭や地域との関わり」と、生徒の興味・関心や学校、地域の実態等に応じて選択して学ぶ「家族・家庭生活についての課題と実践」の4 項目があります
どの内容についても、生活の科学的な理解を深めるための実践的・体験的な活動を充実することが求められています(※学習指導要領)
今回は砺波市教育委員会、出町認定こども園のご理解・ご協力のもと、幼児の心身の発達や遊びについて科学的な理解を深めるために、調査や観察、実習などの実践的・体験的な活動ができました
体験することで、幼児の発達の特徴について、身体の発育や運動機能、言語、認知、情緒、社会性などの発達の概要について理解できることを目指しているのですが、これらの発達の方向性や順序性とともに、個人差があることを体感できたのではないでしょうか
幼児は自己中心的に物事を考えたり、生命のないものにも命や意識があると捉えたりするなどの特徴があることにも気付けたのではないでしょうか
さらに、園児と触れ合うことの楽しさやよさを実感できていればねらいはおおむね達成でしょう
園児が遊んでいる遊び道具や身体を使って一緒に遊んだり、絵本を読んだりする中で、園児との関わり方を工夫して活動する姿が多く見られました
何より出中生の表情が優しかった・・・
わたし自身も園児から声をかけられたり、いつの間にか膝の上に座られたり、短い時間でしたがこころが洗われる想いをしました
ありがとうございました