中庭

学校日記 school diary

第17号 給食に想う

公開日
2021/04/26
更新日
2021/04/26

校長室より

  • 271090.jpg
  • 271091.jpg
  • 271092.jpg

https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8195856?tm=20240808123208

https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8198552?tm=20240808123208

https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8200328?tm=20240808123208

学校生活で給食を楽しみにしている生徒や、楽しみにしていた元生徒の方は少なからずおられると思います。
手前味噌になるかもしれませんが、わたしが中学生の頃より、最近の給食はずいぶんとおいしくなりました。
当時はほとんどがパン食で、週に一回のお米の日がわたしは好きでした。今ほど温かくない、ビシャビシャのご飯だった気もしますが、わたしはその曜日がうれしかったです。
クジラの肉もよくでました。よくケチャップで和えられていましたが、ごちそうでした。
ソフト麺の日や、牛乳に入れるとコーヒー味になる○○メイク(商品名なので○○と表現します)のある日もごちそう感覚でした。
とにかく早く食べておかわりをするとか、早く食べて体育館やグラウンド等の場所をとるとか、おかげさまで早く食事ができる身体になりました(これは嫌みで言っているわけでなく、教師になって担任しているときは大変ありがたいことでした。健康上はよろしくないのですが・・・)。
昔話が長くなりました。歳をとった証拠ですね。反省して、今日の出町中学校の給食風景を紹介します。それが上の写真3枚です。

新型コロナウイルス感染症対策として、密を避け、飛沫の飛散を押さえ、手指消毒に留意すると、この写真のように、ワゴン車の移動も密を避け、密を避けるために廊下で配膳して自分の給食を自分がとり、配膳に時間がかかるために準備できた人から前を向いて静かに食べています。写真にはありませんが、配膳の前に石けんによる手洗いを確実に行い、食べる直前にマスクを外しています。

グループで机の向きを変え、わいわい言いながら給食を食べるスタイルは見られません。
静かに、食事します。

果たして以前のような状態にいつ戻ることができるでしょうか。完全に戻ることはかなわなくても、会話を楽しみながら食事ができるようにはなってほしいと思います。食事をしながらの会話は、大人にとっても、子供にとっても人間関係づくりにおいて大切な時間だからです。

県独自の判断指標がステージ2へ移行する基準に到達してから数日が経過し、警戒レベルが4月23日(金)午前0時からステージ2に引き上げられました。
高い緊張感をもって行動することが求められています。
ゴールデンウイークを控え、砺波市内の中学校は地区外の学校との練習試合や、対外試合に参加する場合は、保護者の同意がなければ参加できないこととしました。

給食時にも本校では上記のような対応をとっていますが、朝、生徒が登校してから夕方に下校して無事に自宅へ帰るまで、安心・安全な学校であるための取り組みに終わりはありません。
情報を集め、考え、実践する。
課題があれば、考え、改善する。
この繰り返しですが、決して無駄なことはなく、未来につながることだと信じています。
東京、大阪など非常事態宣言が発出されている都府県ほど数字的に富山県は深刻ではないととらえることなく、できることを毎日粛々と実践するのみです。