中庭

学校日記 school diary

最終号 no.958

公開日
2025/03/24
更新日
2025/03/24

校長室より

校庭の紅白の梅が、その花を開かせています


今日は3月24日

令和6年度の修了式の日

明日から年度末休業に入る為、出中生にとっては日常の教育活動が最後の日です

そして、本日の退任式を区切りとすれば、わたしにとって教師生活最後の日となります

といいつつも、3月31日までは本校の校長ですから、その日まで今まで通り緊張は続きます


修了式で会場にいるすべての人に想いを伝えたのですが、退任式でもメッセージを求められ、ここでも想いを伝えました

そして、生徒を代表して○○さんからメッセージを、○○さんからは花束をいただきました

これで退任式を終え、退場となるところで、生徒会が企画してくれたのか、サプライズで合唱や応援まで披露してくれました

そして、「校長先生、最後にメッセージを!」と、またも言葉を伝える場がありました

温かくみんなに見送られて、「誠に幸せだ」と伝えました

そして、「みんなでよかった」と



人生は、何が起こるか分かりません

そもそもわたしが教師になったことも、ましてや出町中学校の校長になったことも、1mmも想像していませんでした

人生とは不思議なものです


こんなこともあるのかという経験をたくさんしてきました

うれしいことも、悲しいことも、悔しいことも、いろいろなことがたくさんありました

そして今ここに生きています

だからこそ、全ての過去をひっくるめて、未来にあるよいものと出会うことを楽しみにしながら生きていきます


出町中学校でお世話になった多くの方々、教師になってお世話になった多くの方々、今まで出会ってお世話になった多くの方々に感謝します


ありがとうございました

今日、退任式でステージから観た出中生の表情を頭に焼き付け、また次のステージを歩んでいきます


この「校長室より」、出町中学校での最終号は958号です

「9」「5」「8」、それぞれの数字を掛け合わせると・・・

9×5×8=360

360と言えば、角度の360度は、ぐるっと回ってもとの位置となります

取って付けた感じが無きにしも非ずですが、その意味を考えるわたしなのです

もとに戻ったと見えて、時間経過とともに全く同じ場所には戻っていないはずです

そのことが意味することは何かを考えます


4月1日から、新たな年度がスタートします

それぞれに、それぞれの道を歩みだします

本気・根気・元気 そして、勇気


繰り返しになりますが、誠に、今まで、ありがとうございました

これからも、砺波市立出町中学校を、出中生を、よろしくお願いいたします