学校日記

白山市湊住民にJRが感謝状!  3/1 534号

公開日
2024/03/01
更新日
2024/03/01

校長室

 昨日の特急サンダーバドの関連で、今朝の富山新聞に興味深い記事が載っていました。JR西日本は29日、元日の能登半島地震の際に、白山市湊地区内で緊急停止した特急サンダーバード等の乗客約400人の避難に協力したとして、同地区内の住民に感謝状が贈られました。津波から逃れようとした乗客が列車を降りたところで声を掛け、同市湊小や湊健康増進センターなどに誘導。運行再開まで食事や毛布、頭痛薬などを提供したそうです。

 地震発生当時、小舞子駅付近で金沢発大阪行き特急サンダーバード34号が緊急停車、駅構内に停車中だった福井発金沢行き普通列車が運行を取り止めたところでした。乗客は避難所となった湊小などに2日朝まで滞在しました。

 感謝状の対象は湊地区の住民全体で、白山市湊公民館で行われた贈呈式では、飯田琢巳小松駅長から明正晋一湊校下口調会長に手渡されました。飯田駅長は「乗客には土地勘がありません。皆さんの協力のおかげで安全が確保出来ました。」明正会長は「地元でないところで不安だったと思います。」と振り返っておられました。
 
 自治会長も務めている私は、この湊校区住民の連係プレーの素晴らしさに感動しました。私の自治会では、自主防災訓練を実施し、災害発生を想定し家族の安否を公民館に報告に来る訓練すらなかなか上手くいきません。報告することを忘れたり、自力で公民館に来られなかったり課題はさまざまです。自治会の住民に啓発を継続し、自主防災力を高める努力をしていきたいものです。