自分を信じて頑張れ受験生! 2/29 533号
- 公開日
- 2024/03/01
- 更新日
- 2024/03/01
校長室
受験シーズン真っ只中です。先週は国公立の2次試験がありましたが、3月7日からは県立高校の入試です。昨晩、我が家で締め切られた2024年度の県立高校全日制一般入試の出願状況が話題になりました。34校82学科の募集定員6106人のうち、推薦入学の合格内定者を除く5186人を募集。
志願者数は昨年度より79人少ない5248人で、記録の残る1999年以降、8年連続で最小。一般入試の全体の志願倍率は、1.01倍となり、3年連続で最低でした。
この状況について、富山育英センターの澤山剛之部長さんは「進学校や普通科だけではなく、自分の将来を見据えて特色のある学科を選ぶ傾向が強まっている。一部の高校では倍率が大幅に下がり、県内全体で倍率の開きが大きくなっている。近年は、生徒の確保に向けて特色のある授業を打ち出す私立高校を、専願で受験する生徒が増えている。県立高校も特色をアピールしないと志願者がさらに減り、存続が難しくなっていくだろう。」と指摘しておられます。
私は、5年前の次男の大学入試を思い出しました。合格発表が発表日の10:00にオンラインで。もし不合格であれば、中期日程の静岡にある大学受験のため金沢駅まで送迎しなければならない状況でした。しかも、金沢駅発13:00頃の列車でした。不合格だったら、落ち込んでいる暇もなく、次の受験へという状況です。受験が近付くと学問の神様が祭られていると言い伝えのある安居寺(福野)に何度もお祈りしに行ったことが、懐かしく思い出されます。幸い合格したので、喜びはひとしおでしたが、特に合否が判定されるまで家族にとって受験は嫌なものでした。
受験生はこれまで頑張ってきたのだから、十分な睡眠(睡眠を強調するには理由があります。次男の場合、合格祝いに大阪旅行へ行くことになりました。行きの特急サンダーバードを緊急停車させてしまったのです。日々の睡眠不足から離席してトイレへ行こうとしたら通路で倒れてしまいました。乗り合わせていた看護士さん等に介抱してもらいながら、京都駅で救急車に乗って近くの総合病院で精密検査を。幸い異常はありませんでしたが・・・。)を取って疲労回復に努めて欲しいです。そして、平常心で自分を信じて受験に臨み、3月には笑顔で巣立っていってくれることを願うばかりです。