坪野先生有難うございます! 10/12 454号
- 公開日
- 2023/10/13
- 更新日
- 2023/10/13
校長室
学校給食センターの栄養教諭坪野智子先生を講師に3年生対象の「食に関する指導」の出前授業を実施しました。今日のテーマは「おやつについて考えよう」でした。
おやつは、子供たちにとってとても身近な問題です。おやつに含まれている主な成分は砂糖と塩と油です。これらを取り過ぎると、どんな弊害があるか考えました。「砂糖」を取り過ぎると、虫歯になったり糖尿病になったりします。「塩分」を取り過ぎると、高血圧等の病気になります。「油分」を取り過ぎると肥満になることを確認しました。
これらを踏まえて、望ましいおやつの取り方は、「種類・・お菓子やジュースばかりにしない」「時間・・3回の食事の直前にしない」「量・・お腹いっぱいに食べ過ぎない」を留意することだそうです。
坪野先生が子供たちに「校長先生や担任の先生や私の子供時代は、これらのことを守っていたと思います。どうしてだか分かりますか?」と尋ねられると、A君が「はーい」と元気よく返事をして答えてくれました。「坪野先生や校長先生の子供時代は昭和だったと思います。今もそうかもしれませんが、当時も景気が悪かったと思います。だから、おやつにお菓子を食べておられないと思います。」坪野先生はその答えに対して突っ込みます。「校長先生、本当にそうだったんですか?」
参観していた私に突然振られたので、正直に答えました。「我が家は貧しかったのか、おやつにお菓子は出ませんでした。お菓子といえば、遠足ぐらいだったでしょうか。その代わり、我が家の庭になっているグミ、柿、葡萄、イチジク、梨、栗、畑から穫れる西瓜、メロン、甘瓜、苺、野山から穫れる野苺、アケビ等がおやつでしたね。それはそれで美味しかったですよ。虫歯や塩分の摂り過ぎの心配はなかったと思います。小学校高学年から高校生にかけてファンタやコカ・コーラ・RC・さわやか等の炭酸飲料、かっぱえびせん・ポテトチップス等のスナック菓子が登場しました。」と。
子供たちに身近なおやつのとりかたについて考えることが出来た有意義な時間だったと思います。坪野先生有難うございました。