WBC効果 5/1 370号
- 公開日
- 2023/05/02
- 更新日
- 2023/05/02
校長室
昨日の京セラドーム大阪でのオリックスvsロッテ戦で29,812人、バンテリンドーム名古屋でのDeNAvs中日戦で36,061人の観客がプロ野球観戦に詰めかけていました。私は、甲子園球場の高校野球を見た後に、京セラドーム大阪によく立ち寄りますが、3年程前まではガラガラでした。今は、様変わりしているようです。
侍ジャパンがWBCで世界一になってから、1カ月以上経ちましたが興奮(余韻)が
まだ残っているように思います。日米のレギュラーシーズンが開幕しており、大谷翔平選手やダルビッシュ有投手、吉田正尚選手らのメジャー組は、好調なスタートを切っています。
日本でも、佐々木朗希投手をはじめ多くのWBC戦士が開幕から躍動しているように思います。あの激闘の中で、メジャーリーガーから学んだ多くのことが、プレーに生かされているのではないでしょうか。
例えば、「スイーパー」という言葉、最近よく耳にするかと思います。今年に入って、アメリカのメジャーリーグで本格的に使われ始めた言葉で、今、日本でも急速に広まっています。 スイープ、つまり日本語では「掃く」という意味です。ホームベースの端から端まで、ひと掃きするように大きく曲がる新しい変化球。今季から“新球種”として登録されました。 WBC決勝で大谷翔平選手がマイク・トラウト選手から三振を奪った一球。まるで漫画のように“ぎゅん”と曲がった変化球こそ、今話題の「スイーパー」です。 WBC以降、日本で広く知られるようになった、この「スイーパー」。実は、メジャーリーグでは近年トレンドになっていて、その特殊な軌道が故に、今シーズンから“新しい球種”として登録された変化球です。
スタンドで応援する観客も増えて、声援もコロナ禍前に戻っているようです。エンゼルスでは、ホームランを打った選手に兜を被せる粋な演出が、連日テレビで放映されています。日米とも野球が熱いです。減少が叫ばれている子供たちの野球人口のV字回復を願うばかりです。