3.11 no.950
- 公開日
- 2025/03/11
- 更新日
- 2025/03/11
校長室より
2011年3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震
あれから14年です
復興庁によれば、令和6年3月1日現在の死者、行方不明者の数は次の通りです
○ 死者 19,775名(※災害関連死を含む)
○ 行方不明者 2,550名
※「東日本大震災からの復興の状況と取組[令和6年12月版]」より
国内観測史上最大となるマグニチュード9.0を観測し、巨大津波が沿岸部を襲いました
そして東京電力福島第一原子力発電所事故がその被害を大きくします
発災後、東北から避難した中学生を当時のわたしの勤務校で受け入れた縁で、発生から半年後に現地を訪ね、関係者から直接当時の様子を聴かせていただく機会がありました
「災難は、忘れた頃にやってくる、ということわざを忘れていたときにこの地震がありました」としみじみ語られた某中学校の校長先生の言葉が強く印象に残っています
校長先生は被災後全生徒が家族のもとに帰るまで数日は避難所におられたそうで、自身の家族と連絡をとれていなかったため既に亡くなっていると思われていたとも話されました
ふるさとに戻って元気に学校生活を送る生徒や、その保護者の方にも会うことができました
半年たってもまだまだ被害の爪痕が残る現地の様子は忘れられません
そして、昨年1月の能登半島地震の発生により、1.17や3.11は、わたしにとって今までとはまた違う日となりました
本校でも朝から弔旗を掲げています
被災されたすべてのみなさんへお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、関係者へのご慰労と、1日も早い復興を、改めてお祈りします
そして、まだ発災当時のままの状況が残る能登半島、北陸地方の被災された方々に対して、より一層お悔やみとお見舞いを申し上げ、関係者へのご慰労と1日も早い復興を強く願っています