前日 no.910
- 公開日
- 2025/01/07
- 更新日
- 2025/01/07
校長室より
今日は始業式の前日
明日は雪の降る天気予報となっています
急な積雪がないことを祈りつつも、明日に向けて準備を進めます
久しぶりの登校の人がいるでしょうから、明朝は、いつも以上に安全に留意して登校してください
諸々を含め、既に緊張しているわたしがいます
始業式で全校の前で話すことに緊張しているわけではなく、3学期の本格的スタートに緊張しているのです
出中生はどう思って今を過ごしているのかとも、想像しています
いろいろな思いがあるだろうと推測しますが、とにかく始まるのものは始まるわけで、自分のできることを精一杯やることが未来に通じると、いつもと同じことを考えます
なかなかにやろうとしていることに手が付かない出中生もいるのではないでしょうか?
実は、わたしも「やらなければならないこと」を先延ばしにしがちです
「まだ、時間があるから」「今は○○が優先だから」等となんだかんだと理由をつけるのです
あたかもそれがなかったことのように、ふるまうこともあります
若い頃にさかのぼれば、「今日こそやるぞ!」と思っても手が付かず、もやもやした気持ちで「まあ、いいか」「明日やろう」と寝てしまうこともありました
どうしたら、やる気のスイッチが入れられて、物事に集中して取り組めるのかと、小さい頃から悩みつつ現在に至っています
特に中学時代は、「○○しなければならないと思っているが、どうにもならない」「頭では分かっていても行動に移せない
」
そして、ダメダメ感を抱いてしまう・・・
自己嫌悪の嵐でした
そんな若い頃を過ごしていた自分が気付いたことは、「好きなことや面白いと感じられることはいくらでもできたり、夢中になれる」ということでした
やはり、行動のもとは心だと感じ始めた頃です
ただし、そうは言っても、実際問題としてどうすればよいのか?と悩みは消えません
そこで学んだことが、「いやいやでもいいから、とにかく行動しちゃう」ことです
脳科学的にも時間を決めて、とにかくやると、やる気のスイッチが入るという実験データがあることを、後に知ります
他に、行動前に道具や環境を整えるなど、準備をすることもひとつです
※勉強する前に机周りを片付けようとしたら、そっちのやる気のスイッチが入ってしまい、ずっと片付けだけして終わったという経験もありましたが・・・
その他、「場所を変える」という方法も学びました
高校時代の夏休みに、家で宿題ができない為、片道10㎞弱の距離を暑い中自転車をこいで学校へ行ったこともありました
※来ていた人とすぐに別の場所へ行って勉強しなかったことも多々ありましたが・・・
これらは直接自分で変化するのではなく、間接的に環境を変えることで自分をコントロールする方法です
結局は自分でいろいろ試して自分に合った方法を見つけることかなと今は思っています
さあて、出中生は始業式前日をどのように過ごしているのだろうか・・・
3年生の中には進路決定に向けて本日午後から登校している人もいます
みんなそれぞれに本気・根気なのです