節目は好機 no.432
- 公開日
- 2023/01/10
- 更新日
- 2023/01/10
校長室より
本日始業式を実施し、今年度最後の学期がスタートです
学期は最後ですが暦の上で、令和5年の始まりです
今年は「ウサギ年」
「ウサギ年」ということで、大きな耳のウサギのように情報を集めるとか、人の話をよく聴こうとか、ぴょんぴょん跳ねるウサギのように飛躍の年にしようとか、年の初めに目標を決めた出中生もいるのではないでしょうか?
今年の十干十二支(じっかん じゅうにし)は「癸卯(みずのと・う)」
「癸(みずのと)」は十干の十番目、生命の循環で言えば最後に位置し、次の生命を育む準備が完了した状態を表しており、「卯(う)」は、ウサギではなくて控えめに成長することを表していると、とある本で読みました
この二つが合わさり、それは「寒気が緩み、芽ばえを促す」ことを意味し、つまり、厳冬が去り、春の兆しが訪れたことを表すようです
新しい何かが始まる予感がします
年明けのこのタイミングをよい機会として、今年、目指すものを決める
既に何かを決意した人であれば、あとは行動あるのみであり、具体的に何をするかを決める
信じるものは救われます
本気・根気・元気で行動し、成長する自分を実感してはどうでしょう
3年生は進路選択及び、卒業に向け
2年生は最上級生となることに向け
1年生は新入生を迎える先輩となることに向け
このことについても、それぞれが自分で考え・決意し・具体的に行動することが大切でしょう
周りの人と比べる必要はありません
過去の自分、今の自分が、未来の自分のために考え、決め、行動するのです
出中生をはじめ出中に関わる全てのみなさんにとって、よりよい学期・年になることを祈り、そして、応援します
新学期初日には恒例の書き初め大会を学年ごとに体育館で実施しました(上写真は第2学年の様子)
決められた時間・空間で学年が集まり、同じ説明を聞き、揮毫の前に心を落ち着かせます
※猛烈に精神集中している○○さんに目が釘付けでした・・・
合図とともにそれぞれが本気で用紙に向かい、根気よく筆を走らせる姿を見て、年始早々、いつものように出中生からエネルギーをもらいました
しあわせなことです
そんな中、心配事があります
今、新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザも流行の兆しをみせていることがそのひとつです
基本的な感染症対策の徹底を意識することについて、始業式の式辞の結びに話しました
保護者、地域のみなさんにも、このことについてお願い申し上げます
本気・根気・元気な出町中学校の教育活動を今年も進めていきます