エネルギーの注入 no.299
- 公開日
- 2022/06/13
- 更新日
- 2022/06/13
校長室より
学校における新しい週の始まりは月曜日
朝から出中生はそれぞれの想いをもって、それぞれの過ごし方をしています
生徒会室ではここのところ毎朝、9月開催予定の運動会に向けての準備が進められています
自分たちの手でつくりあげることを胸に、3ヶ月弱先を見据えて、本気で根気よく活動する彼らの姿から、わたしは元気をもらっています
ありがとう
元気をもらうと言えば、昨日は合唱部からも元気をもらいました
富山市婦中ふれあい館で富山県合唱の祭典があり、本校合唱部が出演したので聴きに行ったのです
砺波市内4中学校の発表会、県立富山美術館でのミニコンサートに、引き続いてのわたしが観ることのできた舞台です ※某所での発表は残念ながら所用で行けず、ごめんなさい
新型コロナウイルス感染症の影響は続いているものの、少しずつ以前の生活に戻りつつある中で、音楽等のLIVE感を全身で堪能できる状況は幸せです
ありがとう
人は、何かに打ち込む人の姿や、がんばる人の姿を見て、刺激を受けます
これは脳の特質であるミラー効果であり、逆の状況(負の影響)もあるのですが、よりポジティブな刺激を受けて、わたしは元気になっている気がします
(※誰かを応援するということも、このことが関係していると思います)
幼少期からの自分を振り返ると、学校が集団で学ぶ環境であることが、極度になまくらなわたしにとってはよかった気がします
できるならずっとひとりで過ごしていたいわたしなのですが、集団の中で元気をもらう部分は確実にありました
時には集団の中で元気を奪われることもありましたが、振り返ってみるとそれも含めてよかったかと、今は思っています
だからといってすべての人がそうであるとは思っていません
このことを周りの人全てに押しつける気もありません
このような状況が苦手な人はいます
誰からの刺激も受けず、静かな環境で学びたい、そんな気持ちは理解できますから
学校という箱は、万能ではありませんが、様々な想いに寄り添う学びの環境づくりは、学校教育に求められています
子供たちにとって学校がよりよい成長の場であるように、わたしができることのひとつは本気で根気よく元気に応援することです