第205号 今は未来につづく
- 公開日
- 2022/01/24
- 更新日
- 2022/01/24
校長室より
過日、3年生の○○さんに今年度の第3学年がテーマが「未来」になったのはなぜかと尋ねたら、わざわざ校長室へ、前期学年議長○○さんと、前期学年副議長○○さんが説明のために来てくれました
二人の話を聴いて、「やはり思いの詰まった言葉には力があるな」と改めて感じさせてもらい、とてもうれしくなりました
また、自分たちの想いを、周りに伝えられる、このような雰囲気、空気が、代々と引き継がれる出町中学校の伝統なのだと感じました
想いを語ることで、より一層自分の考えを確認できたり、より深く考えることができたりします
これは学習に言えることでしょうし、おとなにも言えることです
例えば、教師という職業はその最たるもので、授業で生徒に伝えることが、より一層自分のためになっていることがよくあります
いや、わたしがそうなので、「ありました」と言った方が適切かもしれません
親が子に、想いや考えを伝えることも同じでしょう
今日は昼から小学6年生、及びその保護者を対象とした入学説明会でした
親は子供がいるおかげで親になれると言います
子を育てているつもりが、子に親として育てられているのです
これもわたしがそうなので、「育てられました」と言った方が適切かもしれません
言わなければ伝わらないことがあります
伝えることで、自分自身も改めて考えること・感じることがあります
中学生は、劇的に成長する時期であり、中学生自身も戸惑い悩むことがあります
すでにその時期を体験をしているおとなは、先輩として支えることができるでしょう
ただし、何人の子を育てたとしてもその子の親としては初めての経験になりますから、そこは意識して目の前の我が子を支えていただけたらと思います
いつにも増して分かりにくい文章ですね・・・
毎日、校長室には花が咲いています
出町中学校にも、いろいろな場面で、出中生の花が咲きます
決して一斉に花を咲かせることはありません
花の咲くタイミングはそれぞれです
卒業後に大きく花ひらくこともあります
わたしは、今咲く花も、卒業後に咲く花も、一人一人の「未来での満開」のためのものと思っています