中庭

学校日記 school diary

第204号 どちらも、そこには愛がある

公開日
2022/01/21
更新日
2022/01/21

校長室より

「そこに愛はあるのか?」
「この世から愛がなくなったら、ア行は『う・え・お』や」
これらのセリフが印象に残る、個人的に好きなテレビCMがあります

わたしは、日本の教育の基本は「愛」であると、とある師匠から教えられています
「教える」の語源が「愛(いと)おしむ」であるという説から来ています
この説から言えば、日本における指導力不足とは、次のような解釈となります
「子供に対する愛がない」
「子供に愛を伝えることが下手」
「愛を知らない、感じられない」
これに対して、欧米では「EDUCATION」を使い、その意味は「引き出す」だそうです
この意味から言えば、欧米における指導力不足とは、「子供の能力を引き出せない」ということになります
これは、言葉遊びをしているつもりでは全くなく、そもそもの意味を考えているだけです
「教育とは何か」なのです
これは決して学校教育だけでなく、家庭教育や社会教育にも当てはまると思っています


今日も本校では、多種多様で、指導者が工夫を凝らした教育活動が繰り広げられています

朝、生徒会活動の一環として、来週開催予定の生徒総会資料の読み込みが始まりました
タブレットに生徒総会資料を、各自でダウンロードして読んでいます
校長室では、過日実施した書初大会で審査の結果受賞した生徒たちの表彰状の作成の仕上げに、わたしが一枚一枚、職印を押しています
デジタル機器利用の現代版生徒会活動も、アナログ感満載の手作業も、どちらも愛がいっぱいです
特に、表彰状の押印は、一押し一押し、確実に「愛」を込めています

周りからのいろいろな形の愛が、子供たちに届けばうれしいです
今はまだそのことに気付かないとしても

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