第172号 さりげない
- 公開日
- 2021/12/03
- 更新日
- 2021/12/03
校長室より
出町中学生と接していると、さりげない「こころくばり」を感じることがあります
大人びているというと、生徒たちに失礼になるかもしれませんが、しばしば中学生らしくない振る舞いが見られるのです
今朝も登校してすぐ、教室へ向かう前に用事で職員室へ寄っていく出中生がいます
その際、カバン等をおいて入室しますが、職員室前に持ち物を置くスペースはあまりありません
中学生ほどの年齢であれば、職員室前の廊下であればどこにでも置いていきそうなものですが、出中生は校長室前ということを意識し、そこへは置きません
少し離れますが、階段付近の非常シャッターの壁あたりに置いたり、印刷室の出入口の横に置いたりします
これは当たり前のようであって、そうではありません
さりげない「こころくばり」ができる出中生であり、家庭や地域で身に付いた姿でしょう
家庭力、地域力を感じます
砺波の素晴らしさのひとつです