第139号 本気
- 公開日
- 2021/10/14
- 更新日
- 2021/10/14
校長室より
今日から中間考査が始まりました
日頃の学習の成果が試されます
決して優劣をつけるためのものではなく、現在の自分の理解度を確認するためのものです
入学選抜検査や、入社試験のように「選抜」や「ふるい落とし」のテストではなく、今までの取組をふりかえり、これからの取組に活かすものです
また、定期テストは教師にとっても、自分の授業を中心とする学習指導についてふり返る機会です
今回出題したの問題で、多くの生徒が間違える問いがあるとすれば、それは指導のやり方を変える必要性を示すものかもしれません
※出題の仕方に問題がある場合もあります
生徒にしても、教師にしても、「本気」で取り組み、未来へ活かすという点で、中間考査は重要です
今朝、廊下で生徒と教師が会話をしている声が聞こえました
※決して聴き耳を立てていた訳ではありませんよ・・・
生徒「おはようございます!」
教師「おはようございます! 勉強はしてきたかな?」
生徒「今日は2時間しか寝ていません」
教師「え! それはやり過ぎですよ」
生徒「2時までやっていて、寝ようとしたけれど眠られなかったのです・・・」
何だか、この気持ち、分かる気がするなぁと感じました
中学校、高校、大学、そしておとなになってからもいろいろなテストを受けてきましたが、何度受けても慣れるものではありません
とにもかくにも、
中間考査を受ける生徒も、
問題を作成し、今後採点・分析する教師も、
「本気」で取り組みます
その、お互いの本気が、それぞれの未来を創っていきます