第90号 縁
- 公開日
- 2021/07/28
- 更新日
- 2021/08/02
校長室より
昨夕に、2人のお客様が来校されました。
アメリカ国籍の〇〇先生と、オランダ国籍の◇◇先生です。
上の3枚の写真は、昨年度7月の本校ホームページの記事で掲載された写真です。
〇〇先生には、昨年度7月まで本校でALTとして勤務していただきました。
私は今年の4月から校長として赴任していますから今年度はすれ違いですが、教頭として本校に勤務している際に、〇〇先生は来日され、本校へ赴任されました。
それが私と〇〇先生との出会いです。
冬の雪が激しく降る中で、〇〇先生の自家用車が富山市で故障して、夜中に助けに行ったこともありました。(✳︎もう時効だから書いてもよいでしょう・・・)
そういったことも含めて〇〇先生は、帰国する前に挨拶したいと思われたそうです。
オランダ国籍の◇◇先生は、別の中学校で教頭をしているときに、その学校へ赴任してこられて出会いました。
ALTは初めての仕事であり、分からないことや不安なことが多い中での初任地だったため、心細かったこともあったでしょう。
持ち前の明るさで、生徒と積極的に関わりながら英語の学習をサポートしていただきました。
2人とも優秀な方であり、今後も日本で、富山で学校教育に関わってほしい方でした。
その2人が同じタイミングで日本を離れることとなり、〇〇先生も、◇◇先生も、わたしに直接挨拶したいと思われたそうです。
ありがたいことです。
1年前に出中生は〇〇先生との出会いを大切に思い、お別れの際に感謝の気持ちを表現しました。
恩義を感じ、謝意を伝えることは、大人も子供も、どの国の人間であっても同じなんだと感じます。
縁とは誠に不思議なものであり、大切なものだと感じます。
アメリカやオランダへ行く機会があれば、今度はこちらから会いにいかねば・・・。
〇〇先生、◇◇先生、お元気で!
今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。
7/30に帰国されます。