第89号 未来につながる今
- 公開日
- 2021/07/27
- 更新日
- 2021/07/27
校長室より
グラウンドでは、熱中症対策のために朝早くからサッカー部や野球部が練習をしています。
校舎内では、近付くコンクールに向けて、合唱部の美しい歌声が響いています。
夏季休業に入って、今日もいつもの学校とは違う雰囲気です。
まだ、夏季休業がスタートしてそんなに日がたっていませんが、生徒たちは元気に過ごしているでしょうか?
教職員は昨日の研修に引き続き、今日は健康診断です。
授業がないこの期間は、研修や健康診断など、生徒が登校しているときには時間を取りにくいことを中心に、学校は動いています。
日頃の激務で疲労が蓄積しているため、心身共にリフレッシュすることもそのひとつです。
新型コロナウイルス感染症拡大による影響で、新しい生活様式が続いています。
今何をするのか、生徒もおとなも自分で考え、実践することが大切だろうと思います。
「僕は一歩ずつ階段を上っていくタイプだと思います。急激にすごい数字を残すとか、すごい技術を身につけるとか、そういうことはないでしょう。一進一退を繰り返しながら、ちょっとずつ進歩していくしかないと思います。そして、きっちり階段を上っていくためには、「夢」というような大きな目標だけでは足りません。今年の目標、今月の目標、今日の目標と、まずは身近な目標を立てるようにしています。目標は数字ではなく、具体的な行動にした方が目安になります。」(※「中学生の道徳 じぶんをのばす3」廣済堂あかつき より)
これは、元プロ野球選手 松井秀喜さんの言葉です。
松井さんは、自分で決めて、具体的に目標を立て、最後までやりきる人だったとまわりの人が言います。
・夢に向かっては一進一退を繰り返しながら、ちょっとずつ進歩していくしかない
・具体的な行動を意識する
やはり、こういう方々の言葉は説得力があります。
今日も粛々と、今やるべきこと、今やれることに取り組んでいきます。
それが未来につながります。