学校日記

チャレンジランニング大会と秋の積雲!?11/2 第268号

公開日
2022/11/03
更新日
2022/11/03

校長室

 本日、秋晴れの下チャレンジランニング大会を開催しました。下学年は600m、中学年は800m、高学年は1000mの距離で健脚を競いました。私は、下学年と中学年の時は沿道からの応援に回り、5年生の部と6年生の部は一緒に走ってみました。私から見えた感想として、ランニングが苦手な子供たちも歯を食いしばって完走した姿に感動しました。6年生の部の時に私の前を走っていた2人組が疲れて歩きそうになっていたのですが、私が後方から近付く姿を見てエンジンをかけなおして前方へ離れていきました。「苦しいな!嫌だな!」という思いが背中から伝わってきたのですが、見事完走しました。
 もう一つは、走ることの出来ないクラスメートから声が枯れるくらい大声で「頑張れ!頑張れ!」と声援が飛んでいました。苦しい時の声援は、本当に力になります。走ってみてよく分かりました。会場に応援にお越しになられたご家族や地域の皆さん有難うございました。
 子供たちは、走ることに懸命だったのですが、私は秋晴れの空も楽しみました。夏にはよく見られる積雲が綺麗に見られたのです。俳人の正岡子規が、「ホトトギス」の中で「春雲は綿の如く、夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如く・・・」と表現しているように、秋と言えば「いわし雲」や「うろこ雲」が代表的なのですが、今日は夏空を見せてくれました。
 積雲は主に、日射によって地表や水上の空気が暖められることによる上昇気流で発生します。典型的な例は、午後になって発生してむくむくと成長していき、夕方になるとそれがとまって消散し始め、大抵は大きく成長せずに消えてしまいます。しかし、大気の不安定などの条件が整っていると、さらに大きく成長することがあるそうです。今朝は、放射冷却現象で冷え込み、日射によって地表や水上の空気が暖められることによる上昇気流が発生したことが予想されます。
 自然豊かな庄南地域で、思い切り走り切ることの出来る喜びを子供たちは、月日が経過する毎に実感してくれるんだろうなと思いながら、子供たちの頑張りを眺めていました。

みんながわくわくする学校を「自分から」