子供たちとタブレット!?10/24 第263号
- 公開日
- 2022/10/24
- 更新日
- 2022/10/24
校長室
1年生の教室を巡回していると、男の子のA児に声をかけられました。「校長先生近くに来てもらっていいですか?」「どうしたの?」と尋ねると、「『じ』ってどうやって打つのですか?」「そしたら『じょ』は?」一つずつタブレットのキーボードに打って見せて、本人が納得するまで繰り返しました。
この教室では、国語の授業をやっていて、各自の振り返りが終わった人は、タブレットのドリルパークを用いて漢字等のドリル学習をやることになっていたのです。しかし、A児は、それとは違い、インターネットで自分の調べたいことを検索しているのです。私は、調べ学習だから「まぁーいいか?!」と思い、彼の質問に応じました。しかし、1年生の子供にとってローマ字変換は至難の業です。同時に、「1年生にとってローマ字は難しいけど、どうしても調べたいという強い気持ちがあれば、自然と覚えていくんだよな!」とも思いました。
どの職場でも、パソコンのない職場はありません。また、子供たちは高校生ぐらいまでにはスマートフォンを使いこなすことでしょう。タブレットは「文房具の一つ」とよく言われますが、中学年ぐらいになったら使いこなしていることでしょう。AI(人口知能)の時代が間もなくやってくるとか、現在の職業の半分はAIに置き換わる等とよく言われますが、本当にそうなのだなと最近実感しています。子供たちに教えてもらいながら、私もタブレット端末の操作を少しずつ習得していきたいと思います。