紙面を読んで感じた記者魂! 3/13 542号
- 公開日
- 2024/03/13
- 更新日
- 2024/03/13
校長室
私の知り合いの北清俊一(67)さんは、毎月富山新聞の読者投稿欄「地鳴り」に記事を投稿しておられます。野球の会合で会った時に「今月も読みましたよ!」と声を掛けると照れくさそうに「毎月思いを込めて書いているんだけど、1番言いたいことをバッサリ削られることがよくあるんだ。それがちょっと残念で・・。」と返ってきます。
昨日の記事も本当に共感しました。これからの投稿も楽しみにしています。その投稿を紹介します。
能登半島地震から2カ月が過ぎた3月1日付の本紙で、地震の特集が組まれていた。災害後、各報道機関がすぐに現地に入って、被災の様子や復興状況を伝えてくれた。
地震当日の様子を「記者が見た あのとき」として心境を語っていた。穏やかに新年を迎えて、だんらんの時を過ごしていた頃、突然揺れが起きた。
余震の危険性もいわれる中、極度の恐怖と緊張を伴った取材・撮影だったはずである。多くの困難の中でも「使命感」と「記者魂」を発揮して記事につなげたのだろう。
本紙には、今後も地元紙として、現場の最前線に立って被災地から発せられた声、そして被災者が出せない声なき声を伝えて欲しいと期待する。