学校日記

琴演奏体験!  2/22 529号

公開日
2024/02/22
更新日
2024/02/22

校長室

 本日、4年生は講師に池田麻衣子先生を招聘し琴演奏を行いました。子供たちは、爪の付け方から教わり、「さくら さくら」を演奏できるよう練習しました。子供たちは、真剣に演奏の仕方を教わり、授業の終わりにはなんとか自力で演奏が出来るまで上達しました。

 中学年の音楽の授業で扱う「琴演奏」が学習指導要領では、どのように位置付いているのかが気になり調べてみました。

 (途中略)中学年で取り上げる旋律楽器や打楽器については、既習の楽器を含めて、リコーダーや鍵盤楽器、和楽器などの中から児童や学校の実態を考慮して選択すること。それぞれの楽器には固有の音色があるが、演奏の仕方や楽器の組み合わせなどを工夫することにより、その音色や響きは変化する。このことに気付くことを求めている。中学年の児童は、楽器の音色や演奏の仕方について興味・関心をもつ傾向が見られる。このような児童の実態を踏まえ、それぞれの楽器がもつ固有の音色や響きの良さや面白さに気付くとともに、演奏の仕方を工夫することによって、楽器の音色や響きが変わることに、演奏を通して気付くようにすることが重要である。

 池田さんは、私が新採で福野中学校に勤めていた時の教え子だったので、琴を始められたきっかけなどの詳細を伺いました。ご両親の仕事が忙しく我が子をあまりかまってやれなかったので、小学校低学年から琴教室に通っておられたそうです。中学では一度琴を中断されましたが、高校からまた再開されたそうです。現在は、琴の魅力を伝えるために学校から要請があれば、南砺市内の小中学校で音楽の講師を務めておられるとのことです。現在は、5店舗を展開する生鮮食品スーパー「サンキュー」の常務取締役を務めておられます。弟さんが社長さんのようです。

 子供たちに貴重な体験を提供してくださった池田さん本当に有難うございました。