学校日記

互見授業週間   1/22 507号

公開日
2024/01/22
更新日
2024/01/22

校長室

 今週は、教師の授業力を高めるための「互見授業週間」で、教師がお互いの授業を見合って気付いたことを言い合います。今日は、2年1組の音楽と4年1組の算数の授業にお邪魔しました。2年生の授業の後半では、「花いちもんめ」をグループで行い、音楽を体全体で表現し、子供たちは生き生きと活動していました。
   
 4年生の算数では、L字型の図形の面積の求め方を何通りか出し合い、それぞれの考えを全体で共有していました。タブレットを用いて自分が求めた考え方を図と式で表し、電子黒板に発信していました。

 互見授業は、教師の授業力を高めるのにとても有効です。しかし、先輩教師に授業を見られるのは嫌なものです。教室の後ろで先輩教師同士が話しておられると「何かやらかしたかな?」ばかりが気になり、授業に集中できなかったのを覚えています。しかし、20代で行った大きな2つの研究授業は、教材研究の仕方や授業展開の方法、児童生徒の実態の捉え方等とても勉強になり、自信にも繋がりました。協議会では、ボロクソに指摘されて内心反抗心も芽生えましたが、歳を取るにつれてその時に指摘された意味が少しずつ理解出来るようになりました。

 「これで完璧!」という授業はないと思います。「もっともっと授業が上手くなりたい!」という探究心こそが指導者としての魅力だと思っています。若い先生方は特に失敗を恐れず挑戦を続けて欲しいと思います。心の中で゜エールを送っています。

みんながわくわくする学校を「自分から」