岸田首相石川県入り 1/13 502号
- 公開日
- 2024/01/15
- 更新日
- 2024/01/15
校長室
昨日私用で石川県庁付近を車で走っていますと、警察官による厳重警備体制に出くわしました。「あっそーか 今日は岸田首相が石川県入りの日だったな?」と気が付きました。また、被災者支援のために能登に向かう県外ナンバーの自衛隊の車両何台にも遭いました。
岸田首相は自衛隊の輸送機とヘリコプターを乗り継ぎ、午前10時半頃に航空自衛隊輪島分屯基地に到着。迷彩服の隊員一人一人と両手で握手し激励されました。続いて訪れた避難所の輪島中学校では、被災者や運営ボランティア、坂口輪島市長らと意見交換されました。陸上自衛隊の上空視察に続き、正午には珠洲市立緑丘中学校を訪れ、被災者の声を時に膝をつきながら聞き取り、入浴施設や仮設トイレを見て回られました。泉谷市長が水道や仮設住宅の準備を急ぐと説明されると首相は、「国もしっかりバックアップする。必ずここに戻ってこられるように環境整備を進めて欲しい。」と話されました。
視察後、石川県庁で記者団の取材に応じ、被災者の生活再建のため月内に2023年度の予備費から1,000億円の追加支出を決定すると明らかにされました。「首相が被災地に来てくれて、私たちのことを忘れていないと思い、少しほっとした。1日も早く元の生活に戻れるように国として頑張って欲しい。」と話される被災者がおられる反面、「発災から2週間たって首相が初めて現地入りでは少し遅いのでは。」や「しっかり現場を見て、被災者にもっと温かい言葉をかけるべきだ。」と厳しい指摘をされる避難者もおられるとのこと。
いずれにせよ、国が本腰を入れて復興に尽力されることはエールを送りたいと思います。災害関連死を防ぐためにも一刻も早い対応をお願いしたいです。道路が寸断されている箇所が多い現在、大型客船を一時停泊させて仮の避難所として用い、しっかり暖をとって入浴や食事を十分満たしてあげることも有効だとニュースで知りました。私のできることとしては、被災生活に関心を持ち続け、義援金等の協力をしていけたらと思います。被災者の皆さん頑張ってください。