学校日記

河合名誉会長有難うございます 11/17 474号

公開日
2023/11/17
更新日
2023/11/17

校長室

 砺波市野球連盟名誉会長の河合康守氏(89)(河合院医院前院長)が昨日、同連盟の70周年の節目に砺波市野球場のスコアボード改修に役立てて欲しいと3千万円を砺波市に寄付していただきました。同球場のスコアボードは、1992年に竣工し、31年が経過して老朽化が進んでいました。8月下旬の落雷で故障し、現在は使えない状況になっていました。そのため、富山県高校野球秋季大会は同球場を使用しませんでした。

 砺波市は2024年度に改修に着手し、発光ダイオードによる最新鋭の表示にする計画で、2025年度からの供用開始を目指されるそうです。スコアボード改修で思い出されるのは、1つに魚津桃山球場です。当球場は、2011年に始まった全国大学女子硬式野球選手権大会誘致を契機に球場全体を改修されました。とても綺麗な球場に様変わりしました。もう1つは、黒部宮野球場です。ここは、スコアボードや芝生を刷新されました。以前は、球場が古くて高校野球ファンからは不評だったのですが、今は決してそんなことはありません。

 野球の場合、本当に大きなスコアボードが必要です。スコアボードを改修するのにどのくらいの予算が必要なのでしょうか。一例ですが、本年度埼玉県北本市の老朽化した総合公園の野球場のスコアボードを公式戦に対応したスコアボードに改修するために、1億5,070万1千円の予算を計上しておられます。スコアボードについて甲子園球場で手書きの選手氏名や数字を大札に書いて掲げていた時代を知っている私は、「便利になるのは良いことだけど、予算が高額になり過ぎるのもどうかな・・・?」と思っています。

 野球をこよなく愛してこられた河合康守名誉会長さんの会長時代が懐かしいです。大会の開会式の挨拶の度に、河合さんの情熱が伝わってきました。子供たちや若い世代の皆さんが野球を愛してくれることを願うばかりです。河合名誉会長本当に有難うございました。

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