富山県小学校教育課程研究集会! 11/9 468号
- 公開日
- 2023/11/09
- 更新日
- 2023/11/09
校長室
富山県小学校教育課程研究集会県西部保健部会が、昨日本校で開催されました。天候にも恵まれ、グラウンドの駐車場も支障なく利用することが出来ました。公開授業は、2年学級活動「元気な体を作ろう〜元気になるための手洗い〜」と6年総合的な学習の時間「目指せ 庄南を元気にしよう」を2名の若手教諭が行いました。
どちらの授業も子供たちの発想や考えを生かした素晴らしい授業だったと来賓の皆さんからお褒めの言葉をいただきました。私は、授業者が何箇月も前から同僚と授業の進め方を相談し、そのアドバイスを素直に受け止め自分なりに納得できる方法で研究授業を行ったことが、とても良かったと思っています。また、当日は全教職員が駐車場係や案内係など来校者のもてなしをしようと縁の下の力持ちになってくれました。「チーム庄南」を感じる素晴らしい1日だったと思います。ご多忙にも関わらず、ご来校頂きました皆様有難うございました。閉会の挨拶の一部を紹介します。
(途中略)さて、本校では令和5年・6年度と保健部会の研究指定を受け、今日まで全教員が一丸となって保健教育について研修を進めてまいりました。
これまでの取組を振り返りますと、常に授業改善を目指し、全教員で取り組んできたと言えると思います。私は、授業には完成されたものは無いと考えております。どのような授業にも、必ず成果と課題があります。
一つ一つ振り返り、仲間と協議することにより、よりよい授業が生まれると考え、これまで一歩ずつではありますが、授業改善を進めることができたと思っています。一つ例を挙げると、「学習者の主体は子供たち」という意識が全教員に浸透したと思います。また、カリキュラムマネジメントを重視し、各教科、特別活動、総合的な学習の時間との関連を図りながら学校保健計画を策定し、全教員が子供たちに対して同じベクトルで実践を進めてきました。
そして、埼玉大学教育学部 教授 戸部 秀之先生には、「子供の動機付け、行動変容、そして自己実現をめざす健康教育」と題して、ご講演をいただきました。意欲に関する科学的知見、よりよく行動するための行動変容の理論をバルーンに例えて分かりやすく教えていただきました。本校の保健教育が目指す「課題解決に向かって、自ら友達と関わることができる」や「新たな気付きや自分の成長を実感できる」子供の育成に繋げていきたいと思います。次年度の研究への大きな足掛りとなりました。有難うございました。
私たちは「新型コロナウイルス感染症」と「インフルエンザ感染症」にこれからも対峙していかなければなりません。保健教育を通して、少しでも子供たちが、そして先生方が、安心して学校生活を過ごせる礎となるようこれからも研修に邁進していきたいと思います。
最後になりましたが、県教育委員会、教育事務所、砺波市教育委員会、砺波市教育センターの先生方には、多方面に渡ってご指導を頂きました。心より感謝申し上げます。また、砺波市保健部会の先生方には、いろいろとご協力を頂きましたし、ご講演を頂きました戸部先生、指導主事の永原先生、水上先生には、これまで繰り返しご指導を頂きました。改めて感謝申し上げます。
それでは、ご参会の皆様には、これからも本校にご指導ご支援を賜りますことをお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせて頂きます。