学校日記

阪神18年ぶりのセ・リーグ優勝 9/15 437号

公開日
2023/09/15
更新日
2023/09/15

校長室

 昨日阪神は、甲子園球場での巨人戦に4-3で勝ち、18年ぶり6度目の優勝を決めました。9月に入って11連勝の快進撃で、球団史上最も早い日付の優勝決定となりました。今季最多4万2648人のファンが入った本拠地は大歓声に包まれていました。

 昨日は、テレビ観戦で戦況を見守っていました。甲子園球場は、県外で私が1番よく行く球場(高校野球観戦のため)です。観客席が内外野とも空席無しの超満員でした。私が小学生の頃は、甲子園球場は5万8千人収容できました。しかし、当時は椅子の足元が狭く1度着席したら身動きが出来ないくらいでした。それが改修によって椅子の前後や通路に十分なスペースを確保するようになり、現在は4万2千人ほどの収容となっています。

 今年の阪神の快進撃の要因に、岡田監督の若手育成法が大きいと思っています。私が注目していたのは、森下翔太外野手です。東海大相模時代には、高校通算57本塁打を放つなど、チームの主軸としてプレー、中央大学進学も1年春からレギュラーを掴み、ベストナインを受賞するなど活躍しました。広角に強い打球を放てる打撃だけでなく、守備力、走力も評価が高く首脳陣から1年目からレギュラーを狙えると期待されていました。

 しかし、さすがプロ野球の世界です。春先の彼の打撃を見ていますと全く通用していませんでした。しかし、岡田監督は3番の打順を変えずに使い続けました。(どうして使い続けるのか私は疑問でした。)春先の試合は、彼がブレーキになって負けた試合もいくつか見受けられました。夏頃から彼はプロのレベルの野球に慣れ、活躍するようになりました。それと同時くらいに阪神の快進撃が始まりました。打率248本塁打10本と派手さはありませんが、4番大山選手、5番佐藤輝選手につなぐ役割はしっかり果たしていたと思います。

 夏以降に森下選手が活躍することを岡田監督は、見越していたかのような選手起用でした。岡田監督のリーダーシップの凄い点は多々あるのですが、(自分が体験したからといって、選手に押し付けない‥等)一端を述べさせていただきました。学校のリーダーとして参考にさせていただければと思います。またまた野球の話題になり申し訳ありません。

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