学校日記

学校訪問研修会 6/8 395号

公開日
2023/06/08
更新日
2023/06/08

校長室

 昨日、本校の学校訪問研修会が実施されました。西部教育事務所、砺波市教育委員会、砺波市教育センター、市内の小中学校・保育所・認定こども園から先生方が来校され、公開授業や指定授業を参観され、たくさんのことを教えていただきました。

 その中でも、西部教育事務所蓑口所長様からは、「2年前にも来たのですが、その時に比べると子供たちが落ち着いて真剣に授業に取り組んでいます。若い先生を中心に先生方自身が成長しておられるのが実感として伝わってきます。その背景には、教師同士が互いを信頼し合う同僚性の高さがあるのでは。」と。松嶋主任指導主事様からは「新生徒指導提要に書かれている『自分が大切にされているという実感』すなわち子供たちの自己存在感の甘受が集団の中に浸透していることが伝わってきました。」と有難いお褒めの言葉をいただきました。もちろん、課題もあるのですがここでは割愛させていただきます。

 私は、この学校訪問研修の準備で本校教職員の姿から手前味噌ながら感心したことを述べさせていただきます。授業者から研究主任の先生に指導案が提出されると、研究主任の先生は一人一人の先生と面談をし、授業のねらいや研究主題との関連について尋ねておられました。一人1時間ぐらいの時間をかけておられたでしょうか。時には、アドバイスもしておられたようですが、授業者がどれだけ自分の言葉で説明できるか。を大切にしておられたように思います。自分の若い頃を反省しています。

 もう一つは、若い先生が増える中、中堅の先生が下学年や上学年の部会毎に若い先生の前時や前々時の授業を参観し、助言をしているところです。単元構想を明確にし、授業のねらいをはっきりさせて若い先生に自信をもって本番に臨んでもらおうという意図が十分に伝わってきました。まさしく、「チーム庄南」ですし、「教師は授業で勝負」を実感した瞬間でした。

 昨日の学校訪問研修は、授業力向上に向けて貴重な研修の機会となりました。お忙しい中ご来校くださいました皆様有難うございました。 

みんながわくわくする学校を「自分から」