学校日記

5年生田植え体験! 5/16 378号

公開日
2023/05/16
更新日
2023/05/16

校長室

 晴天の下、5年生の田植え体験を行いました。横山さんを中心とした中野地区の皆さんのご指導を受けました。同じ間隔で苗を植えるために、木枠のます(ころがし)を転がして事前に印をつけていただきました。そして、今日は、遅植え用のコシヒカリの苗を準備していただきました。子供たちは、この升目の交点に3〜4本の苗を植え付けていきます。1人2条20m位の田植えを体験しました。

 子供たちの中からは、「足が抜けん!」「どこを歩いてよいか分からん!」「どうしたらまっすぐ立つように植えられるか分からん!」「お尻までびちゃびちゃ!」「植え方覚えたら楽勝!楽勝!」・・等の歓声が上がっていました。私も3条20m位の田植えを体験させていただきました。 最後に、乗用田植え機に6人ずつ乗せていただいたおかげで、子供たちは大喜びで体験を終了しました。

 今日指導いただいた横山さんから話を伺いました。現在使用されている田植え機は、3年前に出たGPS機能付き自動運転だそうです。どんな点が便利かというと、機械をUターンさせた後、植え付きは機械に任せても真っすぐに植えてくれるし、植えながら苗の補充もできるとのことでした。車体価格は、8条植えで400万円余りだそうです。また、肥料や農薬散布はヘリコプターからドローンに変遷しているようです。理由を尋ねると、ヘリコプターの価格は1000万円程に対してドローンは100万円余りで安価だということと、ドローンはヘリコプターよりも墜落の危険が極端に少ないそうです。

 農業分野でもAIが進む中で、子供たちが少しでも農業に関心をもってくれたらと思います。そして、自分が植えた稲の成長を通して、お米の大切さを実感してくれたらと思います。

みんながわくわくする学校を「自分から」