中庭

学校日記 school diary

未来へつなぐ no.804

公開日
2024/07/22
更新日
2024/07/22

校長室より

土曜・日曜と県内各地では各種大会、コンクール等が開催され、我が出中生もそれぞれの場所で、それぞれに本気・根気・元気、そして勇気でがんばりました

よく書いていますが、勝負事に絶対はありませんし、「よりよい結果」が勝利かというと、それも不確かです
敗戦が未来の大勝利につながる「よい結果」ということもあるのです

だから、先日の県選手権大会や、この土曜・日曜の各種大会、コンクール等で、自分が望んだ結果にならなかったとしても、それは残念なことではあるけれど、未来への教訓とすることで、自分にとってよりよい結果とすることができます

自分の望んだ結果が出た人は、自信として、また次のステージでの活躍を目指してがんばることもひとつです

軟式野球競技で県選手権大会へ出場できなかった野球部が県民体育大会で優勝したことは、何を我々に教えてくれるでしょう?
ずっと、グラウンドでひたむきに練習に取り組む彼らを、見ていました
それはわたしだけでなく、勝利の神様も見ていたのでしょう

富山県吹奏楽コンクールのA部門に1番手として登場した吹奏楽部
コンクールで1番目の登場は、なかなかに難しいものと、素人ながらに思っていました
当日の朝、果たしてみんなはどんな気持ちでステージに登るのだろうかと会場に到着しました
ちょうど、リハーサルに向かうために待機している彼らとホールで会うことができたため、少し挨拶をした後、何人かに心境を尋ねました
「緊張しています」と笑顔で言ってくれた○○さん
「もうとても・・・」と言い、ああ、やはり緊張しているのかなと思った瞬間、「暑いです〜」と笑顔で答える□□さん
何だか、今日は自分たちの力を存分に発揮できそうだと直感的に感じました
そして本番。
先日の壮行演奏会での演奏とは数段レベルアップした演奏がホールいっぱいに広がり、とても感動しました

軟式野球部も、吹奏楽部も、いやいや、どの出中生たちも、やはり素晴らしいです
未来へ向けてぐんぐん伸びる、可能性の塊です
思い通りにならずマイナスな想いを抱えることもあるでしょう
うまくいって上機嫌なプラスな想いになることもあるでしょう
どちらにしても、それそれの事実を自分なりに確実に感じてほしいです
それは必ず、出中生の未来につながると、わたしは信じています

結果が出た人は、おめでとう!!
結果が出なかった人は、次に活かそう!!

どちらにしても、また次の一歩を踏み出します
その結果は未来にあります
卒業式の式辞で、わたしが必ず伝えることにしている言葉に通じるのです
「人生の中で、よりよいものは未来にある」のです