中庭

学校日記 school diary

環境 no.774

公開日
2024/06/06
更新日
2024/06/07

校長室より

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本校1階、図書室前の目立つ場所に、今年度の生徒会年間目標が掲示されています
生徒会執行部が素案をまとめ、生徒総会を経て決定されたものです

Go Forward !!
直訳すれば「前進する

そして次の言葉が付されています
変わり続けるために、一歩踏み出そう

出町中学校生徒会の力を感じます
この言葉を毎日意識し、目標達成目指し、「本気・根気・元気、そして勇気」でチャレンジしてほしいと思います
とても、楽しみです


掲示物は、自然と目に触れるものです
見ていないつもりでも視界に入り、無意識に意識されます(※これは、変な日本語ですが、そのように感じます)
言葉を精選し、発することを教師は意識しますが、掲示物も同様です
何でもかんでも貼って発信しまくっていては、意識されにくいでしょう
精選し、掲示することが、よりよい教育環境づくりに資すると考えます

そして、環境づくりは掲示物だけではなく、花が活けてある環境であったり、素晴らしい芸術作品がある環境であったりと様々です

また、安心・安全な学校であるための環境づくりも必須です
今3階3年教室前の廊下には簾がかかっています
先人の知恵はすばらしく、簾があると日射を遮り、気温上昇が抑えられます
それでいて風通しはよい
日本の気候に合ったものです
ちょうど、NHKの大河ドラマで平安時代が描かれており、宮中で簾がかけられていることとイメージが被る気もします
あ!、これはわたしだけかもしれません・・・
そもそもその使い道が違いますから(日よけか、仕切りか等)、普通の感覚では被りませんね
どうも私は思考がどーんと飛躍してしまいます

そんなことを思いつつ校舎内外を歩いていると鳥のヒナの声が聞こえるところがあります
この時期は鳥のヒナの声がよく聞こえる出町中学校です
例年玄関からよく聞こえるポイントがあったのですが、今年は想定外の場所から聞こえます
そこでは頻繁に親らしき鳥が鳴き声が聞こえるあたりから出入しています
とても高い位置なので、脚立を持ち出し、一瞬のぞいてみました
フラッシュをたくとヒナにとって良くないと思い、ノーマル撮影したのが下の画像です
残念ながら画像処理してもヒナの姿ははっきりしませんでした
光量不足です
ただ、親鳥がヒナのためにせっせと環境づくりをしたことは感じられます

そうです、人間も鳥も子を育てるための環境づくりをするのです

環境には親をはじめ、おとなそのものも含まれます
親の姿を見て育つ
おとなの姿を見て育つ
教師の姿を見て育つ
考えれば考えるほど、おとなの責任を痛感します

言葉、しぐさ、姿勢、行動、・・・
出中生にとって、周りのおとなはどのような環境となっているでしょうか?
じっくりと、わたし自身ふりかえってみます