備えよ常に no.890
- 公開日
- 2024/12/02
- 更新日
- 2024/12/02
校長室より
+1
本日、今年度2回目の避難訓練を実施しました
前回と違い、やや応用編です
授業時間外の訓練
地震発生後に火災発生想定の訓練
煙が発生する本番に似せた環境での訓練
そして、煙感知によるシャッターが下りる中での訓練
出中生は静かに整然と行動し、点呼も円滑に行われました
消防署や消防設備会社からもサポートで来校いただき、特に署長様からは避難訓練の講評と、けが人等の搬送の仕方についての指導をしてもらいました
ないことに越したことはないですが、1月の能登半島地震や、先日の能登西方沖地震など、何が起こるか分かりません
「災害は忘れた頃にやってくる」のです
そのために、「そなえよ、つねに」なのです
Be Prepared 「備えよ、常に」は、ボーイスカウト以上のスカウトと指導者のモットーとして有名です
スカウトはいつも心にも体にも、技にもすきのないよう、どんなことにでも応じることができる心構えをもって「さあこい、準備はできている」ということを意味します
そのため、スカウト技能がどんなことでも役立つよう、準備のために日頃から訓練をしておきます
そしてまた、将来社会に出ても、よい公民としての準備が整った人物になるために、スカウト教育を身につけるという意味をもっていると、日本ボーイスカウト連盟山口県連盟のホームページにありました
かつて、所属していたので、いまだに「そなえよ、つねに」が、わたしの心の中にあります
それにしても煙が廊下に充満するその速さはなかなかでした
また防火シャッターが下りた階段エリアは暗く、そして、通行できる扉の重さはなかなかであり、やはり何事も実際に近い形で体験することも大切だと再確認できました
よりよい避難の在り方について、本日の講評や出中生のふりかえりを参考にしつつ、教職員で検討・見直しをはかります