学びのカタチ no.878
- 公開日
- 2024/11/13
- 更新日
- 2024/11/15
校長室より
午前中、本校で砺波地区中学校長会がありました
本校を含む砺波地区にある中学校14校と、義務教育学校2校の校長が定期的に集まり学び合ったり情報交換をしたりする機会です
この時期は、中学校の3年生や義務教育学校の9年生にとって、卒業と共に進路決定が控え、より一層意識が高まる頃です
入試は生徒にとって初めての経験であり、なおかつとても重要なものであり、学校にとっては決してミスがあってはならない業務です
特に今年度は富山県立高等学校の入試において、インターネット出願が本格的に運用される初年度です
縦や横の連携を十分とりながら進めていくことを確認しました
その他にも3名の校長の提案による研修や、学校における諸課題について協議、情報交換等、充実した時間を過ごしました
新型コロナウイルス感染症の流行で、オンライン会議のよさを経験しましたが、直接顔を合わせての会議のよさも再認識しています
移動に時間がかかるとか、校長が自校を空けるとか、デメリットもありますがそれ以上のメリットをもたらす会であり続けるよう、その運営については今後も工夫し続けたいと感じます
今回もわたしにとって多くの学びがありました
そして、中学校長会終了後は昼食もそこそこに、射水市で開催された令和6年度NIE研究発表会に参加しました
数年前に本校が授業会場となった研究会であり、毎年実施されている研究会です
わたしは射水市立新湊南部中学校での公開授業と、全体会に参加し、公開授業では1年生の理科の学習を参観しました
新聞を活用した教育の一環を提案いただき、多くの学びがありました
生徒にとって、理科での授業の学びが新聞記事を媒介として日常生活に結びつき、自分事としての意識に繋がり、主体的で深い学びにつながると感じる授業でした
また、観察途中や結果の考察の場面で自然にグループ内で会話があり、まさしく主体的で対話的な学びが見られました
日頃の授業での指導や生徒自身の学習の積み重ねが見られたのだと思いました
慌ただしい時間を過ごした1日だったのですが、何だかうれしい気持ちで帰路についたのでした