激励 no.770
- 公開日
- 2024/05/31
- 更新日
- 2024/05/31
校長室より
今日、明日と小矢部陸上競技場で実施されている、第58回砺波地区中学校陸上競技選手権大会・第77回富山県民体育大会予選
既に、市民体育大会(市民スポーツ大会)が実施されている競技もありますが、運動部活動・地域クラブに所属する中学生にとって、全国大会へつながる地区大会のはじまりです
立場上、朝の開会式で激励の言葉を伝える機会がありました
誰かに向けてのメッセージはいつも悩むのですが、特に相手が中学生となると一層悩みますし、緊張します
中学生たちの前に立って、話しはじめようとするとき、キラキラした目でこちらを見られるともう緊張は極限に達します
一瞬で頭が真っ白になります
今朝もそのような心持ちで砺波地内の中学生の前に立ちました
開催に向けて準備を進めていただいた競技会役員、小矢部陸上競技場のみなさんをはじめ、すべての大会関係者の方々に、深く感謝申し上げました
特に陸連のみなさんには大会運営にあたり大きな支援をいただいています
また、来場いただいていた保護者のみなさんには、日頃から生徒を支えていただいていることへの、生徒の感謝の気持ちが、全力で競技に取り組むその姿を通して伝わればということをお話ししました
自分自身と戦いながら自己ベストをめざして今まで努力して来た選手のみなさんには、何事でも、本気で取り組むと、なぜかライバルや共にがんばる仲間が現れることや、ライバルがいる喜びや、共に厳しい練習に取り組んだ仲間がいる幸せを感じながら、自分の精一杯の瞬間を今ここで発揮してほしいと伝えています
陸上競技は、見えない『強さ』を、「距離、時間、高さ」といった数字にするスポーツだと言った人がいます
選手のみなさんが練習の中で身に付けて来た力を出し切って、その見えない『強さ』といわれるものを、跳ぶ、走る、投げるなどのパフォーマンスとして見られることを期待していることを伝え、激励の言葉としました
大会の主役は、自分自身なのです
それぞれにとってよりよい結果となることを祈っています