音楽 no.756
- 公開日
- 2024/05/13
- 更新日
- 2024/05/13
校長室より
詩はなくても生きていけるけれども
音楽はなくちゃ生きていけない
これは音楽教育実践ジャーナルvol.12 no.1 2014.8に掲載された特集記事で、谷川俊太郎氏が述べた言葉です
太古の昔から人類は音楽を奏で、文字をもたない種族も音楽を奏でます
リズムであったり、調べであったり、メロディであったり
不思議と音楽は心を震わせます
5/11(土)に砺波市文化会館で、「新砺波市誕生20周年記念 砺波市四中学校吹奏楽部・合唱部 合同演奏会」を開催しました
1年生にとっては初めてのステージになった人もいます
6月の地区吹奏楽際の前に、貴重な機会となったのではないでしょうか
多くの保護者や地域のみなさんにも来場いただきました
ありがたいことです
終演し、観客の皆さんに退場いただいた後、出演者が振り返りを行っています
午前中の練習もそうですが、この合同演奏会にとって重要な時間です
各校各部の代表がみんなの前で今日をふりかえり語り、そして今後に向けて語りました
それを聞きながら二つのことを思いました
ひとつは先日聞いた、ある指揮者の話
「音符通りに演奏しても、聴衆に感動を届けられない」
そしてもうひとつは、今までいろいろな演奏を聴いてきて思ったこと
それは、吹奏楽も合唱も、ソロパートがあるにしてもそのほとんどはそれぞれ個性あふれる違った音色が合わさって生み出すハーモニーであり、旋律ということです
どちらも、音楽だけでなく、我々の社会においても通じることが多くあると感じます
ふりかえりの際、多くの生徒が今日の演奏をやり切れたと意思表示してくれました
今後ますますよりよい音楽を追求してくれるでしょう
それは、よりよい自分を追求することと、同意だと思っています
これは音楽に限らず、本気・根気・元気、そして勇気の先にあるものとも思っています