成長を no.754
- 公開日
- 2024/05/09
- 更新日
- 2024/05/09
校長室より
朝、第1学年が宿泊学習に出発しました
学習のテーマは生徒たちで決めた「ONE TEAM」
サブタイトルが「みんなで支え合える最高の仲間をつくろう」です
出発式が始まる10分ほど前にその場所へ行き、みんなの動きを見ていました
過日の第3学年の修学旅行のときとはやはり違います
今回の宿泊学習で多くの体験をし、2年後に3年生になった時には成長した姿を見せるのだろうなと想像しながら、その様子を見守ります
出発式は8時40分から始まる計画でした
始まったのは8時46分
新幹線や在来線などの公共交通機関を利用していたとしたら、既に乗り遅れています
今回は貸切バスでの移動ですから、これも貴重な経験です
ただ、貴重な経験として、未来への教訓とするかどうかは、指導者や生徒たちが意識できたかどうかに関わってきます
全体の指揮を担当する○○教諭は集合点呼が完了し、全体が静かになった後、静かにこの遅れのことをみんなに伝えました
そして、この事実をみんなはどのように変えるのかを問いました
気付き、そしてそのことを未来へつなげる
課題に気付けなければ教訓にはなりません
同じことを繰り返すことにもなります
集団で行動することとはどういうことか
それは社会性を身に付けることにつながります
さて、今日、明日の2日間
1年生のみんなが明日帰校したときの言動が楽しみです
教育は即効性があるものではないですが、1日でも成長による変化はあります
それはほんの小さな時もあれば大きな時もあります
周りから見えるものだけでなく、内面の成長もです
内面の成長はなかなかに見えにくいですが、内面の成長は何らかの言動となって表出するものですから、そこを我々は確実にみたいと思うのです
出発式を運営していた実行委員会
司会の○○さんも、代表あいさつの○○さんも緊張しながら、本気・根気・元気で取り組んでいました
司会の○○さんは出発式の最中、絶えず資料を見つつ、次に備えています
その姿が、既に○○さんの成長を想像させます
ここまでに実行委員のみんなは他の人たちより時間をかけて、宿泊学習がよりよくなるように準備してきたと思います
そしてこの2日間は、リーダーとしてその役割を果たすために大きなエネルギーを使うことでしょう
実行委員以外のみんなも係分担をし、それぞれの役割があります
だからこそ、一人一人が自分は何ができるのか、何をするのかを考え、意識し、行動することが重要でしょう
わたしは理科の作用・反作用の法則と成長は似ていて、他の人より緊張したり、大変な思いをした人は、その分大きな成長があると思っています
やるからこそ、返ってくるというイメージです
面倒だからやならい、嫌だからやらないでは、その人の成長はおぼつきません
だから「本気・根気・元気、そして勇気 一歩 踏み出す」なのです
いってらっしゃい!!
充実した2日間になることを祈っています