中庭

学校日記 school diary

涙の意味 no.717

公開日
2024/03/12
更新日
2024/03/12

校長室より

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昨日、「あらかじめの『うまのはなむけ』会」を生徒会が中心となって開催しました
1年生、2年生の3年生の想いが感じられます
また、3年生担当の教師の想いが感じられます
教師のステージもなかなかにシュールでした
そんなみんなの姿を見ていると、なぜか涙がほろりと
そして、3年生からのエールと、合唱は、その素晴らしさから、涙腺が・・・

やはり出中生はすごい
みんなから今日も大きなエネルギーをもらいました

出中生はすごいと書きましたが、それは体育館で場と時間を共有したものだけでなく、それぞれの場所で、それぞれに懸命に生きているすべての出中生のことを思い描いて言っています
体育館での予餞会に参加していた中にも、いろいろな想いを抱えながらそこにいた出中生もいます
ただただ純粋に、腹の底から予餞会を楽しんでいた出中生もいます
うまく表現できないのですが、そんなすべての出中生が愛おしく、すごいと思うのです
みんなそれぞれにがんばっているのです


夕方には市役所で砺波市功労者表彰の授賞式があり、わたしも参列しました
市長様があいさつの中で「個人は2名、団体は3団体の表彰でしたが、特に団体での表彰は一人だけではできないことだから色々大変だったでしょう」と言われたことが、妙にわたしの心に刺さり、涙が出そうでした

夜は13年目を迎えた東日本大震災に関するニュースにくぎ付けでした
本校でも昨日紹介したように弔旗の掲揚と、14時46分に全校で黙祷をしました
東北の方の能登半島地震に被災された方々への言葉や、当時の映像等で、涙があふれます
そして、能登半島地震の様々な報道映像等を思い出し、また、涙・・・

歳をとると涙腺が緩くなると聞いてはいましたが、最近は特にそのことを実感します

辛さを抱える
辛抱する
我慢ではなく、辛抱

またまた、【校長室より】 2023-07-20の「この状況 no.564」でも紹介したコント・レオナルドの石倉三郎氏の言葉を思い出します
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だから己の中で何かにつけて「頑張る」って言うより、
辛抱するってことをまず覚えろよ、ってことなんだ。
辛抱、辛抱、辛抱、辛抱、全部辛抱。
つまり、辛さを抱くってことだよ。
抱きしめるってこったよ。
これ、似ているけれど「我慢」じゃないんだよ。そこが味噌よ
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※「粋に生きるヒント」石倉三郎 
出版社:ロングセラーズ 発売日:2016/4/28

この、「辛さを抱く」という表現が、個人的に好きです
「我慢は無理だが、辛抱ならできる」

ああ、また涙が・・・