中庭

学校日記 school diary

三連休明け No.633

公開日
2023/11/06
更新日
2023/11/07

校長室より

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三連休が明けて、出中生は朝から本気・根気・元気に、学習活動に取り組んでいます
※今回は今年最後の三連休だったようで、「悲報!」とそのことをSNSに記載している人がいましたな

三連休明けの月曜日
本校では、朝読書から教育活動がスタートしています
小さい頃から読書を勧められ続けていたわたしですが、その意味やその良さを実感することなく大人になってしまいました
多少は本を読みましたが、今になればもっと読書の世界に入り浸っていればよかったと思っています
今でもそれほど読書量は多くないですが、学生の頃よりは読んでいます
まあ、学生時代は読書量0に近かったですから・・・
おとなになって読書量が増えたきっかけは、当時の勤務校で朝の読書活動が始まったことです
そこで、生徒と共に朝10分間の読書を実践するうちに、その意味・よさを実感したのです
最初は「たかが10分間で」と思っていましたが、その10分間がわたしにはよかったのです
そして、結構な量を読めたのです
「たかが10分間でこれだけ読めるのか」と実感でき、「隙間時間でも結構読めるかも」と思えたことは大きかったですし、何より、本を読むことで自分の世界が広がることを実感できたことが大きかったです
大袈裟に言えば、読書には人生を変える力があり、未来を変える力があると、そんな可能性を感じました
今は実感をもって、「豊かな想像力、豊富な語彙力、客観的な思考力等が読書で鍛えられる」と思っています
すぐにその効果は出ないかもしれませんが、生き方への刺激をすぐに受けることがあります
行くことが困難な場所や時代、世界へ瞬時に身を置くことができますから、その疑似体験によって学ぶことは多いのです
フラフラすることが好きなわたしに、疑似体験ではあるものの、読書はフラフラする場所や空間を広げてくれたと感じています
そして過去の人の考えや想いに触れられることも大きな魅力です
リアルとバーチャルを組み合わせ、ハイブリッドで多種多様な情報を取り入れることで、モノを観たり考えたりする幅が広がります
小さい頃からそのことを実感できていれば、また違う人生だったかもしれません
と、言いつつも、自分の人生を否定する意味もつもりもないので、人生をよりよく生きるために、今後も根気・根気・元気です


この三連休を出中生はどのように過ごしたでしょうか?
わたしは出町小学校の150周年記念式典に参加したり、毎年恒例の全日本剣道選手権大会をテレビ観戦したり、運転免許証を更新したり、紅葉が進む山をフラフラしたりしました
それぞれにいろいろあるのですが、ひとつだけ紹介するなら、山のフラフラですな
山のフラフラでは、最近多く出没するクマと出会うことだけは避けたいと思っていましたが、サルと遭遇してしまいました
それも結構な数のサルたち
あまりのびっくりに群れの様子を撮影できませんでしたが、サルはびっくりすることなく平然と目の目を歩いていきました
この群れのボスでしょうか?
いや、ボスにしては若いですね
ただ、この余裕の心を見習わないと・・・、と思ったのでした

生きていれば毎日が学びです