中庭

学校日記 school diary

いろいろ考えさせられる no.629

公開日
2023/10/30
更新日
2023/10/30

校長室より

先週は全国から集まった中学校長と教育課題等について研修を受けたり討議したりと、なかなかに刺激的な時間を過ごしました
特に「縁」と「プロフェッショナル」について、考えさせられた機会となりました

「縁」
富山県から参加したメンバーは11名
その中には、自分自身や家族との縁のある人が何人もいました
分科会では6名のグループで協議しましたが、その中に配偶者が富山県出身者であり、毎年盆と正月に来県される京都府の方と、大の富山県ファンで毎年必ず来県される埼玉の方がおられました
会場移動のためのバスの中でたまたま隣になった北海道の方は、別の分科会であったにもかかわらず富山県の方がおられたと、ひと盛り上がりしました
富山から遠く離れた場所で富山の話題で盛り上がったり、ちょっとした出会いが後で結び付いたり、「縁」と言うものはとても不思議ですし、大切にしたいと改めて感じました

「プロフェッショナル」
遠くまでの移動であり、初めて訪れる場所であったため、多くの方にお世話になりました
ちょっと困ったことがあるとすぐに周りの人を頼るのですが、とっさによりよく対応いただいた駅員さん
その知識と客を想う仕事ぶりには、感心しました
わたしの対応を終えると、別の方の下へ走っていかれる姿がありました
列車の出発時刻までにあまり時間がない中、「この時間で食事できますか」と尋ねたとき、オーダーの入り具合を確認されてから「申し訳ない、その時間では難しいです」と答え、「すみません」と頭を下げられた店員さん
別の店では「大丈夫ですよ」と笑顔で答え、その言葉通りすぐに注文の品を提供くださった店員さん
どちらも、自身の経験から、目の前の客に対して迷惑をかけない見事な対応でした
また、分からないことを尋ねたどの方も、笑顔で、本気で回答してくださっていることが伝わりました
わたしが富山からきていることを知ると、「ああ、砺波のチューリップは有名ですね!昔、富山で働いていたのです」と、話される方もおられました
職業的なプロフェッショナルとしてはもちろんですが、言葉の使い方がおかしいことを承知であえて言えば、人間としてもプロフェッショナルな人たちと出会った気がします
出会う人すべてが素敵な方ばかりの県外出張でした

そして今日は久しぶりに出中生が活動する姿を見られました
日常なのですが、やはりうれしいのです
そして、自分はすべての出中生に対して、県外出張で出会った方々のような姿勢でいられているのだろうか、と考えます・・・

給食の時間に放送室にお邪魔すると「お昼の放送」直前でした
緊張しながら全校に向けて情報や音楽を届ける彼らの本気・元気な姿は、県外出張で出会った方々とはまた別で、「未来を感じさせられる」姿でした
よりよい放送めざして、きっと創意工夫しながら今後も取り組むのだろうなと楽しみになります


まだ先週の疲れを引きずっているのですが、何だかいろいろと考えさせられることも続いています

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