ふりかえり no.509
- 公開日
- 2023/04/27
- 更新日
- 2023/04/28
校長室より
3年生は修学旅行から学校へ戻り、朝から日常の学校生活に戻っています
と、言いつつもまずは事後学習としてのふりかえりでした
わたしも、この3日間で、いろいろなことを考える、感じるなど、貴重な学習の機会となりました
今朝も、何人かの3年生に声をかけると、「さすがに疲れました」と返ってきましたが、その表情に疲れだけでなく、どことなく成長を感じるのは個人的見解でしょうか
修学旅行をふりかえると、出中生のいろいろな姿が見られました
「班員に声かけをしているのですが、なかなかうまくいかないんです」と、悩む○○さん
「そろそろ時間だから急ぐよ!!」と周りに声をかける□□さん
「公共マナーがまだまだだったので、もっと班長から声を出していきましょう」と呼びかけた△△さん
「自分からメモを取る人が多くなっていてうれしいです」と笑顔で語る◇◇さん
「先生から言われる前に、班長から点呼をしていこう」と発言する◎◎さん
ほんの一部しか紹介できませんが、ボロボロになったわたしのしおりや心の中に、たくさん書き留めました
「自分で考え、みんなで学ぶ」
これは、しおりに書いた団長であるわたしの言葉であり、出発式でも言ったわたしからのキーワードです
実行委員会が中心となってみんなで考え・決めた、修学旅行のテーマ「 結 〜一歩ずつ自立 全員で協力〜 」にも通じていると個人的に思っています
修学旅行は終わりましたが、この機会で学んだことを未来に活かしてほしいです
学んだこととは、「うまくいったこと・できたこと」だけでなく、「思うようにいかなかったこと・できなかったこと」もすべて含んでいます
自信として人生の一歩とするのもひとつですし、未来の一歩のための教訓とすることもひとつです
それが、今回の学びを活かすということでしょう
ちょっとしんどいこともありますが、悩むってことは気付いていることであり、ことを為そうとしている証拠です、○○さん
だから、その部分をぜひ乗り越えてほしいと、応援したくなるのですよ、○○さん
その反面
人はダメだと分かっていながら、そのダメなことをしてしまうところがあります
残念ながらそんな場面も今回の修学旅行で見てしまいました
「分からなければよい」とか、「見つからなければよい」といった考えの先にある未来は何でしょう?
昔の人は言いました
「お天道様が見てござる」
わたしはそれだけでなく、一番見ているのは自分自身だということをみんなに自覚してもらいたいと思います
インチキする自分の姿を見続けた自分は、ここぞというときにそんな自分を信じられるのでしょうか?
つまり、自信をもてるのでしょうか?
そんなことも、改めて思った修学旅行でした
実行委員会を中心としていろいろと準備しねらいの達成のために活動し続けたリーダーたち
そのリーダーを支え、よりよい修学旅行にしようとした3年生たち
修学旅行を支えていただいた旅行会社の添乗員のみなさん
送り出していただいた家族のみなさん
他にも出中生に関わる全てのみなさん
ありがとうございました
今後ともよろしくお願いいたします
最後に、自分たちの職務を全うしてくれた教職員にも感謝します
結局何事も周りの人や物事に対しての感謝の想いがすべてな気がしました
昨夜は家族にたくさん報告できたかな?
疲れていたから今晩かな?
ぜひ、想いを伝えてほしいと願っています