中庭

学校日記 school diary

たいせつ no.413

公開日
2022/12/07
更新日
2022/12/07

校長室より


本日も冬型の空模様です

国立天文台発表の令和4年(2022)暦要項では、中央標準時12月07日12時46分に太陽黄経255度となり、本日が二十四節気の「大雪」
本格的に冬が到来する頃であり、山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もる頃です
また、新しい年の準備をはじめる「正月事始め」も、この時期から行われます
そして初侯は、閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
砺波の空も重い雲に覆われ、自然界では生き物たちが寒さから身を守るために、じっと息をひそめる頃です

校舎内では生徒活動の時間
生徒議会を傍聴すると、協議の仕方等について戸惑っている経験の浅い1年生の学級代表に、生徒会執行部が優しくアドバイスをしている場面がありました
生徒自治が脈々と受け継がれている一端を見た気がします

校内の様々な場所で、生徒会を中心とした活動を展開しています
頼もしいかぎりです
多くのことを経験し、多くのことを学びます

環境委員が生徒玄関で校内環境保全の啓発用ポスターを掲示していました
「ありがとう! なになに、『砂をとろう』か・・・」
と、ポスターの言葉を読みながら、ねぎらいの声をかけると、
「いえ、『砂を落(お)とそうです』」と、きっぱりと教えてくれました
またも私の見誤りであり、早合点であり、早とちりだったのです
そこを間髪入れず指摘してくれる出中生
ここでも出中生の素晴らしさを実感しました
相手が誰であっても、間違いは間違いと言えることは大切です

毎日、出中生の素晴らしさに出会うのは誠にうれしいことです
外の空模様とは違い、心の中は晴れ晴れしている「大雪(たいせつ)」です