ありがたし no.373
- 公開日
- 2022/10/07
- 更新日
- 2022/10/07
校長室より
わざわざ来校いただき、地域の方から「子供たちに見せてやってください」と、上の写真のものをいただきました
理科教師でありながら、植物や動物の同定におおいに不安を抱える私は、こんな時はすぐにお尋ねします
「これは、何でしょう?」
優しく「ユリの花ですよ」と教えてくださいました
ユリの花のこのような姿をわたしは見た記憶がありません
出中生はどうでしょう?
校長室前を通る出中生の何人かに聞いてみましたが、わたしと同様に見たことがないようでした
よく観るとその姿は不思議です
きっとここに種子があったのだなと推測できますが、出中生のみんなはどうでしょう
イメージすることは重要ですよ
多くの出中生が見られるように、校内での展示を理科主任にお願いしました
持ってきていただいたS様も、多くの出中生が興味をもってみてくれることを望んでおられました
わたしも好奇心旺盛な出中生であることを期待します
ユリ(百合)は、ユリ目ユリ科のうち主としてユリ属(学名:Lilium)の多年草の総称で、北半球のアジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布しています
原種は100種以上、品種は約130品種(アジア71種、北アメリカ37種、ヨーロッパ12種、ユーラシア大陸10種)であり、日本には15種があり7種は日本特産種です
山岳地帯を含む森林や草原に自生することが多いが、数種は湿地に自生します
代表的な種に、ヤマユリ、オニユリ、カノコユリ、ササユリ、テッポウユリ、オトメユリなどがありますが、いただいたものがどれなのかはよく分かりません
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
時期を過ぎて種子を残し、その役割を終えてもこの存在感
なかなかのものだと、感心しました
S様ありがとうございました
立山山頂付近ライブカメラには雪が積もっている様子が・・・
季節は確実に冬へ近づいています
暑かった夏が信じられない程の天気です
これは1年の周期ですが、よくよく考えるとありがたいことです